2025-06-02
ニュース
三重県松阪市にある日本初の保護動物専門動物園「タケガワふれあい動物園」が、6月2日(月)からクラウドファンディングプラットフォーム「キャンプファイヤー」にて移転資金の募集を開始しました。
保護動物から始まった動物園の歩み
タケガワふれあい動物園は、代表の竹川直樹氏が行き場を失った子ブタを保護したことがきっかけで誕生しました。「それならいっそのこと動物園にして、地域の子どもたちに楽しんでもらおう」という想いから2019年5月に開園し、松阪市で唯一、そして保護動物を専門に扱う日本初の動物園として注目を集めています。
現在では年間35,000人もの来園者が訪れる人気スポットに成長しており、週末には多くの親子連れで園内が賑わっています。来園者は動物に直接触れたり、エサやり体験ができることから高い評価を受けています。
2019年5月、松阪市にある「タケガワ塗装」の敷地内に開園
週末になると多くの親子連れで園内は大賑わい
動物に直に触ったりエサやりができると大好評
動物たちのありのままの姿を目の前で体験できる
移転を決断した背景
同園では現在、60坪の敷地内に40頭以上の動物が暮らしており、手狭な状況が続いています。動物の数が増えることで鳴き声や臭いなどが近隣住民への迷惑につながる可能性があることから、園の移転を決意しました。
しかし、動物園の運営状況は常に厳しく、移転費用の捻出が困難な状況にあるため、クラウドファンディングによる資金調達に挑戦することになりました。
クラウドファンディングの詳細
採用の概要
資金の使途
集まった支援金は以下の用途に活用される予定です。
- フェンスの設置
- 動物たちが暮らす小屋の建設
- 水道設備工事
- 来園者用のトイレやベンチの設置
新たな移転先について
移転先住所: 三重県松阪市伊勢寺町2613-13開園時間: 10:00~16:00休園日: 年中無休
アクセス: 伊勢自動車道「松阪IC」から車で5分
体験型リターンを多数用意
同園では支援者に園を直接体験してもらい、ファンになってもらいたいという想いから、入園料無料をはじめ、飼育員として動物たちのエサやりや掃除を行う体験型リターンを多数用意しています。
タケガワふれあい動物園では「行き場のない動物たちの命を救うため、そして動物保護活動の意義を広めるため」として、クラウドファンディングへの支援を呼びかけています。
記事の執筆者
- Minima編集部
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編集部の感想:
タケガワふれあい動物園の移転資金をクラウドファンディングで募るのは、保護動物への愛と責任を感じます。地域の子どもたちに動物とのふれあいを提供し続けるためにも、必要な資金が集まることを願います。また、参加者に体験を提供するリターンが興味深く、応援したくなります。
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