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概要
この記事では、作詞家の祇是未在(タダコレ ミザイ)が作詞に関するルールやテクニックについて述べています。特に、テーマ選定や感情の表現方法に焦点を当て、ポップな楽曲やマイナー調の楽曲についてのアイデアと具体例を出しています。
要約(箇条書き)
- 作詞のルールやテクニックについて説明。
- 曲のテーマ選定は、まず曲のイメージから始まる。
- 明るい(メジャー)か暗い(マイナー)かを選ぶ二択が重要。
- 一般的なテーマとして「好きな人への感情」が挙げられる。
- 特定の象徴(例:指輪)を用いた具体的なテーマの掘り下げが提案される。
- 感情を表現するための素材として、特定のブランド名や商品名の使用が効果的。
- リスナーの想像力を引き出すことが重要。
- 例として、お酒を使った表現に触れ、日常性や特別感を演出。
- 次回は作詞のマイルールについて詳しく説明する予定。
ポップなもの、ロックなもの、ジャジーだったりブルージィーだったりテクノ、EDM、デスメタル、ボサノヴァ、
フォークソング、ほか諸々。
次は、
明るい(メジャー)のか
暗い(マイナー)なのかの二択
例えば、怒号に満ちたデスメタルなのに犬のお散歩楽しいなみたいな歌詞は違いますよね?面白いとは思いますが。ポップな曲を書きたいだったら、明るい気持ちや希望に溢れる笑顔とか
軽やかで単純明快なものが浮かんで来ます。
そこで何をテーマにするかふるいにかけて網の上に残ったものを見ます。
おそらく一番多く残るのが
好きな(大切な)人への感情や
その人が自分にくれるもの
であり、
好きをカタチにするために
自分の曲を作りたい
もうキッカケは100点満点です💯
さあ、では、
その人が自分にくれたものは何か?
幸せな時間、証の指輪、キュンキュンするキス、など
その辺はお任せします。
でも今回は、上記の証の指輪にしてみましょうか。指輪をもらったシチュエーション、選ぶときの自分の意見、刻印した言葉、渡された箱の質感、添えられた手紙、そのときの表情、
着けているときの自分の気持ち、
色々と湧いて来ますよね?逆にマイナー調の曲でも上記の内容は使えます。悲しみや怒りなどを現したいときは、その指輪をどうするか、チカラ任せに引き抜いて海に投げるのか(不法投棄ダメ絶対)、もらったときの箱に戻して、速達で郵送するか、
色々してやりたい方法がありますよね。
そんな僕にも数年前に好きだった女性に渡せなかったアクセサリーが
まだ押し入れに眠っています。
質屋かメルカリにでも出せばご飯代くらいにはなるでしょうしそうして消化して、お尻から出てってもらう方が良い気もしますが、なんとなく残しています。その未練みたいなものがきっとその内、歌のネタになれば
やっと気を晴らすことが出来そうかな、と。
笑えない話ですが、笑えるように
どう味付けをしてやろうか?
さて、ここからは
作詞のテクニックについてです。
単純に、あなたがくれた指輪と歌うかロエベやティファニーなどのブランド名や商品名を用いるかです。そうすると、なんかイッキにオシャレになります。でも逆に学生さんくらいの年のコがあなたが私にくれたものブシュロンのキャトルラディアント(¥778万円)♪
…
ジッタリンジンみたいな曲で歌われてもね。彼氏、御曹司?
もしくは、太いパパ活?となりますよね。
これが円熟みを纏うた女性だったら似合う気はするけど、
随分とゴージャス思考なんだな、と思われたり、
つまりは、聞き手に固有名詞をイメージさせることで、
その人となりも感じさせることが出来ます。
もちろん、ダイレクトにブランド名や商品名ではなく、誰もが思い浮かぶ特徴でも
想像力が鍛えられます。
もうひとつ例として、
お酒を用いてみますと、
ビール:お疲れ様ーのひと口目がくうぅー! みたいな日常感 ワイン:何か特別な日に、 綺麗な音がなるグラスで…ウイスキー:バーで飲みたい気分
付き合ってくれない?
↑これに、更なる種類を用いると 発泡酒:毎日飲むから経済的に良いよねオーパスワン:何か思い出が詰まってそう
スコッチ:タバコの煙に合いそう
などなど、表現力は想像力からの産物なので聞き手の想像力にまた返っていくというワケです。もちろん、ニワカな知識でボロを出すのは恥ずかしいので今はネットでいくらでも調べられる時代なので最低でも特徴などは間違えないように。もちろん、よく知っていることなら、
それは強みです、含蓄もあるし。
福岡名物にわかせんぺい
さて、冒頭ではマイルールとテクニックと言ってましたが、後者の方がボリューミーになってしまったので、次回は、マイルールについて
ちゃんと説明いたします。
ご清聴ありがとうございました。
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