木曜日, 5月 22, 2025
ホーム投資住宅ローン中心に貸出金利息が増加。来期は金利上昇見込まずに純利益340億円。住信SBIネット銀行。まーほ

住宅ローン中心に貸出金利息が増加。来期は金利上昇見込まずに純利益340億円。住信SBIネット銀行。まーほ

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概要

住信SBIネット銀行は、金利上昇と住宅ローンの需要増加により、経常利益と純利益の増加を達成しました。来期は金利上昇を見込まず、340億円の純利益を見込んでいます。デジタルバンク事業やBaaS事業が好調であり、全体として安定した収益と成長が見られました。

要約(箇条書き)

  • 経常利益:381億円(前年比+9.6%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:281億円(前年比+13.2%)
  • 住宅ローン中心に貸出金利息が増加。
  • 1株当たり当期純利益:186円54銭。
  • デジタルバンク事業の業務粗利益:706億円(前年比+7.9%)。
  • BaaS事業の業務粗利益:127億円(前年比+43.8%)。
  • THEMIX事業は経常損失2億円を計上。
  • 全体として安定収益と高成長の両立。
  • 来期以降はTHEMIX事業の収益化と費用コントロールが鍵。

住宅ローン中心に貸出金利息が増加。来期は金利上昇見込まずに純利益340億円。住信SBIネット銀行。まーほ

当社グループは、国内外の市場金利の上昇や住宅ローンの堅調な推移に支えられ、経常利益381億円(前年比+9.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益281億円(同+13.2%)を計上し、着実な増益を達成した。主力の住宅ローンを中心に貸出金利息が増加したほか、有価証券利息の増加、子会社株式売却益も純利益を押し上げた。

1株当たり当期純利益は186円54銭。

■ セグメント別業績

● デジタルバンク事業(中核事業)

市場金利の上昇を背景に資金利益が増加したほか、住宅ローンの実行に伴う貸出事務手数料やキャッシュレス化による決済関連手数料の増加により、業務粗利益は706億円(前年比+7.9%)。一方で人件費、広告宣伝費、業務委託費などが増加し、経費等は369億円(同+7.8%)。結果として経常利益は337億円(同+7.9%)と、堅調な増益。

● BaaS事業(プラットフォーム型金融サービス)

NEOBANK®ブランドを中心に、提携先を通じた口座数やローン実行の拡大により、アカウント手数料・貸出関連手数料が増加。業務粗利益は127億円(同+43.8%)と急拡大したが、広告宣伝費・システム投資等の費用増(経費等79億円、同+53.4%)により、経常利益は47億円(同+30.1%)にとどまった。

● THEMIX事業(新規事業)

立ち上げ期にあり、先行投資が先行したことから経常損失は2億円を計上。

■ 総括

金利環境の追い風を受けて、資金利益・役務収益ともに順調に拡大。主力のデジタルバンク事業に加え、BaaS事業も高成長を維持しており、事業基盤の広がりが明確に。広告宣伝費・システム投資など成長に向けた先行コストは増加傾向にあるが、全体としては安定収益+高成長領域の両立が進んでいる好決算といえる。

来期以降は、THEMIX事業の収益化と費用コントロールが成長の鍵となる。

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