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任天堂、スイッチ2値上げ否定せず-「市場環境によって今後調整」 – Bloomberg


任天堂は、待望の新型家庭用ゲーム機「スイッチ2」を値上げする可能性があると明らかにした。同社が予測する販売台数は市場予想を下回った。

  スイッチ2の予約受け付けは順調だが、任天堂が見込んでいる出荷台数は今期(2026年3月通期)に1500万台と、ブルームバーグがまとめたアナリストの平均予想(1680万台)に及ばなかった。同社の通期営業利益予想は3200億円と、市場予想を大きく下回った。

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任天堂の「スイッチ2」

Source: Nintendo Co.

  任天堂幹部はトランプ米政権の関税政策次第で米国でのスイッチ2販売価格を引き上げる恐れがあると指摘した。同社が直面する不確実さを浮き彫りにする。同社はゲーム機の大半を中国で製造しているが、米国の関税措置で中国は主要な標的とされている。

  古川俊太郎社長は8日、決算発表後の電話会見でアナリストらに「米国の価格については、市場環境によって今後調整する可能性はある」と語った。ブルームバーグ・ニュースが確認した会見の記録によると、古川氏は関税による今期利益への影響は数百億円規模を見込んでいるとも述べた。

  任天堂は、スイッチ2について初代機が2017年にデビューした時と同じような発売を目指したいと考えている。初代スイッチは発売から最初の10カ月間で1500万台程度を販売した。この目標には供給制約などは反映されていないと、古川社長は強調した。同社は生産コスト以外にも多くの要素を考慮しており、スイッチ2の初動で力強いモメンタムを確保したいと、古川氏は意欲的な姿勢を示した。

  日本株を調査する英ペラム・スミザーズ・アソシエイツのマネジングディレクター、ペラム・スミザーズ氏は「任天堂ウォッチャーの間で今回の見通しは見解が分かれるだろう」と指摘。「一部は現段階で過度に楽観できる余地がほぼないことから、経営陣が慎重な姿勢を示していると考えるだろう。しかしその一方で、任天堂が今期を通じてスイッチ2の供給を制限する可能性を懸念する見方もあるだろう」と述べた。  

 

原題:Nintendo Doesn’t Rule Out Switch Price Hike After Soft Outlook(抜粋)

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