しばしば、なぜなぜ分析などの文脈で「仕組みか個人か」という不毛な論争が生じます。何かのトラブルがあった場合などに、仕組みの改善を図るか、個人の改善を図るか、といったような話です。
これについて、自分の中で「メカニズムも含めて」どういう判断をすべきかの結論が出たので、それを記します。つまり、どちらの改善も否定せずに、かつどのように仕組みの改善・個人の改善を選ぶべきか、という指針を述べます。
一言でいうと、以下のようなことです。
熟達(個人の改善)に必要なコストが暗黙的に発生するので、仕組みに倒す事が最適な場合もあるが、一方で個人において記号接地していない仕組みは次に繋がらないので、成長や深…
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