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概要
この記事では、仕事を辞めたいと考えている筆者が直面する「その先に何をするのか」という問いについて、自身の気持ちを整理しながら答えを探っている様子が描かれています。筆者は「何になりたいか」ではなく「どう生きたいか」を重視し、日常の中での幸せを見つけることに焦点を当てています。
要約の箇条書き
- 仕事を辞めたい気持ちと将来の計画に対する不安。
- SNSでやりたいことを見つけている人々を見ての羨望と自己葛藤。
- 明確なやりたいことがないため焦りを感じる。
- 家庭や家計を大切にするため、リスクを伴う挑戦には消極的。
- 平凡な日常の中で心地よさを求めることが重要であると認識。
- 「何になりたいか」よりも「どうありたいか」を問うことで自分の価値観を確認。
- 小さな一歩を踏み出す姿勢を持ち、自己の未来に向かって歩き続ける意志を示す。
仕事を辞めたい——そう思ったとき、私が最初にぶつかったのは「じゃあ、辞めて何をするの?」という壁だった。「やりたいことを見つけよう」「好きなことを仕事にしよう」SNSを開けば、好きなことや得意なことで生計を立てている人たちがいる。すごいな、私もこんなふうになれたらいいな、と思う反面、じゃあ“あなたは何をしたいの?”と聞かれると急に言葉に詰まってしまう自分がいた。「これがしたい!」という明確な何かがあるわけでもない。好きなことはあるけれど、それを仕事にするほどの情熱があるかと聞かれたら、たぶん違う。仕事を辞めたあと、私は何をしたいんだろう?
「何かを見つけなきゃ」と焦って自分と向き合ってみたけれど、ピンとはくるものは見つからなかった。
◇子育ても、家計も大事にしたい。だから、「やりたいこと」や「好きなこと」だけを追いかけるのは、現実的じゃない気がした。やりたいことを仕事にしている人に憧れる気持ちはある。私も、そうなれたらいいなと思っている。でも、リスクを背負ってまで挑戦する覚悟があるかと聞かれたら、答えは「NO」だった。私にとって大切なのは、家族と笑って過ごせる日々。そして、自分自身に“余白”があること。SNSのキラキラした世界を見ていると、「何かを成し遂げなきゃ」とか、「誰かにならなきゃ」と思ってしまいそうになるけれど——人生の大半は、特別ではない“日常”でできている。何もなくても、平凡でも、今日を穏やかに過ごせたら、それだけで十分幸せだ。そのうえで、たまに美味しいものを食べたり、行きたい場所に出かけたり、ちょっとした贅沢ができたら、もっと嬉しい。そんな暮らしができたら、それでいい。そう思った。◇私が本当に求めているのは、「何になりたいか」じゃなくて、「どうありたいか」——そういう“暮らしのかたち”。やりたいことを探すのも大事。でも今の私には、・どんな毎日を過ごしたいか・どんな気持ちで生きていたいかその問いの方が、しっくりくる。たぶん、それが私にとって一番大事な“土台”なんだと思う。そしてその“ありたい姿”が見えてきたからこそ、今度は、そこを出発点にして、小さな一歩を踏み出していきたい。たとえば——・日々の中に、心地よさを増やす工夫をしてみる・気になることに、小さく関わってみる・「これ、好きかも」を見逃さずに、メモしておく今すぐ「やりたいこと」が見つからなくてもいい。でも、“こうありたい”を軸にすれば、迷いながらでも前に進める気がしている。焦らなくていい。やりたいことは変わっても、「どうありたいか」は、いつも自分の中にある。今の自分を受け入れながら、私は、私らしい未来に向かって、歩いていきたい。
このでは、働き方や暮らし方について、自分自身の気持ちと向き合いながら綴っています。よかったらプロフィールも覗いてみてください。
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