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概要
この記事では、今週のAIに関するニュースを受けて、特にゲーム開発におけるAIの応用について考察しています。主にGoogleとAnthropicの新しいAIモデルの発表を取り上げ、それらがコーディング支援やゲーム制作にどのように役立つかを探っています。
要約の箇条書き
- 今週のAI関連ニュースや発表が豊富だったことを紹介。
- Google I/O 2025で新モデル「Gemini 2.5 Pro」と「Gemini 2.5 Flash」を発表。
- 特に「Gemini 2.5 Pro」は無料で高性能で、コーディング能力が向上。
- 「DeepThinkモード」による性能向上の期待。
- Anthropicの「Claude 4」も発表。
- 「Claude Opus 4」は特にコーディングに優れ、バグ修正などに高い効果を発揮。
- 新ツール「Claude Code」により、開発者がターミナルから直接AIを利用できる。
- ゲーム開発におけるAIの利用法として、コーディングのアシスタントとしての役割が適していることを提案。
- 記事の筆者はゲームデザインのバックグラウンドがあり、コーディング支援の利点を強調。
- AIの進化によって、ゲーム制作の速度向上に期待。
この記事は、AIがゲーム開発に与える影響とその実用性についての興味深い視点を提供しています。
みなさんこんにちは、こんばんは。
雨!だったり曇りが多かったり、もう梅雨みたいですね
今週は気温のアップダウンが激しかったので、体調を崩さないように気をつけてくださいね。
さて、今回は今週LLMの発表がたくさんあったのでその紹介をしつつ、ゲーム作りにどう使えるのかを私なりに考えてみたいと思います。
そもそものスタンスに関してはこちらを事前に読んでいただけますと、この記事は読みやすいかなと思います。ではいきましょう。
◯Googleがいっぱい発表してる
Google I/O 2025というイベントでGeminiに関する情報が発表されています。
・Gemini 2.5 Pro & Gemini 2.5 Flash:
最新かつ最も高性能な基盤モデル「Gemini 2.5 Pro」は、特にコーディング能力が大幅に向上し、無料で利用可能とのこと。
「Gemini 2.5 Flash」もアップデートされ、推論、コード、長文コンテキスト処理能力が向上しているそうな。
使ってみましたけど、これ無料でいいのか・・・ってくらい優秀です。
ずっと悩んでいたゲームのバグがあったんですけど、めっちゃ頼ってみたら解決の糸口を見つけてくれました。
無料でこれだけ使い倒せるのが本当に素敵なモデル。しかもコンテキスト量が多いのでいっぱい質問ができます。それを忘れない。便利ですね
・DeepThinkモード
Gemini 2.5 Proの新しいモードで、より長い思考時間で性能を極限まで引き出すとのこと。
これまだは使えないのでわからないのですが楽しみですね。どれくらい進化するのかがワクワクします。
他に個人的にびっくりしたのがGoogle Meetのリアルタイム翻訳機能。
まだ英語とスペイン語だけみたいなので日本語はまだですが、
リアルほんやくこんにゃくみたいなのがついにきたか!
って感じですね。将来のビジネス拡大に使えそうです。外国の方と淀みなく話せる未来はワクワクしますよね。
◯Claudeの新しいのが出てる
Anthropic社も2025年5月22日に、新しいAIモデル群「Claude 4」を発表していました。
Claude Opus 4 & Claude Sonnet 4
Claude Opus 4は「世界最高のコーディングモデル」と位置付けられており、複雑なタスクや長時間のコーディング作業で高いパフォーマンスを発揮するとのこと。
早速使ってみました。元々プログラムのバグ見つけたり、リファクタリングでClaudeは重宝したりしていましたが、その能力は飛躍的に向上していました。
試しに使ってみたら、前まで悩んでいた実装の問題が即座に解決したので、実際コーディングのところはめっちゃ強そうです。文章力とかはそんなに変わってない気がするので、今後もコーディングに自信ニキなAIを目指しているように感じました。
Claude Code
開発者がターミナルから直接AIモデルを利用できるツール「Claude Code」も正式発表されました。
個人的に今週1番やばいと思ったのがこれ。
PCに入れて起動すると指定した箇所をチェックして内容を把握してくれるだけじゃなく、書き換えなどもお願いしたらやってくれます。
試しにGitHubのリポジトリを教えて困ってた実装手伝ってもらったんですけど
「ここ、こうしたらいいよ!実装しとくね!」
「あ、チェックする時にわかりやすいほうがいいよね!ログ入れとくわ!」
「あ、バグあった?じゃあそもそものコーディングからこう変えたらいいからやっとくね!」
みたいな感じであれよあれよと実装を勝手にしてくれました。
あれ、俺いらないなって・・・。これはすごかったですねー。
そもそもClaudeってMCPがめちゃくちゃ便利っていう利点があって、弊社ではSlackの情報を見てもらって週報を書いてもらったりしてたんですが、自律で行動してほぼミスせずに動いてくれるのでとっても未来を感じます。
これが進化していけば、将来的にコーダー1人雇うくらいのパフォーマンスは楽勝で出しそうだなーって恐怖しました。
反面、有料プランなのに制限すぐなります!MAXプランに入れってことでしょうかね。でもこの性能なら実装詰めてる時は入っちゃうかも・・・
◯じゃあゲームにどう使う?
今週発表されたのはコーディングに強いものなのでゲームにおいてはコーディングのアシスタントやアドバイザーで使うのが良さそうです。
実用レベルでいうと、フロントの実装のお手伝いや私みたいな本職ではない人間のサポート役としては十分すぎるくらいの性能をしているように思います。
本職が使うとまだ物足りないかもしれないですが、私にはものすごく恩恵がありますね。
元々本職はゲームデザインですので、仕様は考えられても肝心の実装部分は今までプログラマ頼りだったので、これは大きいです、本当に。
まだ村人のNPCとかするにはコストも難易度も高そうですけど、そんなのも時間が経ったら出てくるのかもしれないですねー。海外のゲームとかだとやろうとしてるのもあるかもしれません。
◯おわりに
ちょうどこのLLMの進化でやりたかったことが出来そうな兆しが見えたので、この機会に実践予定です。
これで面白いゲームを作る速度がさらに上がるといいですね・・・!
翻訳とかの検証にも使えそうなので、そちらはまだ試してないですがやってみようと思います。
私のスタンスとして面白くなるものは使う。ですので、色々試して面白ゲーム作っていきたいと思います。
今回は以上です。ありがとうございました。
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