月曜日, 5月 12, 2025
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今さらだけど「iPad Pro(M4)」買いました! まずは液タブっぽく使ってみた – ケータイ Watch


 今さらながら、iPad Proを買った。「13インチiPad Pro (M4)」である。去年の5月に発売されたモデルだ。

13インチiPad Pro(M4)を購入。Apple Pencil Proと組み合わせて使用中。

 きっかけは、4月末に本連載にてレビューしたワコムの有機ELペンタブレット「Wacom Movink 13」。その後もチョイチョイこの有機ELペンタブレット使っているが、やっぱり画面搭載のペンタブレットっていうか液タブってイイっすね。画面に直接描けて便利。描かないときはサブディスプレイになって、これまた便利。

Wacom Movink 13は13インチの画面搭載ペンタブレット。画面に直接描けるアレですな。

使用中の図。ていうか落書き中。左手デバイスと組み合わせることも多い。

大きさは横319.5×縦205.2×厚さ4~6.6mm。重さは420g。液タブってよりは板タブって感じのサイズなので、出したりしまったりがラク。タブレットスタンドなどで立て掛けてサブモニターとして使っても違和感がない。

 で、このWacom Movink 13を使っていて、ふと思った。「あ、iPadってMacのサブモニターとして使えたよね?」と。Sidecar機能を使えばできる。

 ……のだが、Sidecarがリリースされたしばらく後で使ってみたら、なーんかうまく使えなかったのだ。安定せず、接続が途切れることも多く、まったく機能しないこともあった。まあ4~5年前の体験だが、それ以降、Sidecarは使っていなかった。

 でもちょっと試してみよう! 手持ちのiPadは「iPad mini (A17 Pro)」(第7世代)のみ。以前は12.9 iPad Pro(M2)も使っていたが、M3 MacBook Air 13インチを買ってから12.9 iPad Pro(M2)の出番が急激になくなったので手放してしまった。

 ともあれ、試しにiPad mini(A17 Pro)でSidecarしてみよう! ……でもきっとトラブるんだろうなぁ。と、思ったら、あらアッサリSidecarでサブモニター化。しばらく使ってみたが、全然問題ナイ! macOSのアップデートとかで安定化したのかナ?

Macのシステム設定のディスプレイから、サブモニター化できるiPadを選択するだけで、アッサリと接続に成功。接続は無線と有線が使えるが、Webブラウザ使用程度なら無線でもフツーに使える。

イラスト・マンガ制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」(通称「クリスタ」)も表示させてみた。無線接続でもそこそこ描けるが、有線接続にすると遅延が少なくなってより快適に描ける。

 なーんだ! ツカエるじゃんSidecar! ただ、iPad mini(A17 Pro)だとさすがに画面が小さい。Finderでファイルのサムネイルを表示させるとか、Webブラウジングに使うとかならiPad mini(A17 Pro)の画面サイズでもそこそこイケるが、液タブとして使うには……やっぱり13インチクラスのiPadがいいよなぁ、と。

一番安い13インチiPad Pro(M4)を買った

 ともあれ、アレだけフツーにSidecarが機能するならiPad液タブ化をもっと試してみたい。じゃあ久々に13インチのiPadをチェーック!

 あ、新型の「iPad Air」があるのか。13インチモデルが12万800円から買える。Apple Pencil Proにも対応しているし、イイかも!

 前出のWacom Movink 13が11万8800円。iPad Airが12万800円から。iPad AirはMac用液タブになりつつiPadOS搭載のタブレットで、だいたい同じようなサイズ。そう考えるとiPad Airが12万800円から買えるって安いかも~、みたいな?

 その気になりつつもうちょいiPad Airを調べてた。そしたら……「あ、iPad Airじゃダメかも」と。

 なぜダメなのか? 俺の場合、できる限りFace IDでiPhoneやiPadのロック解除などを行いたいヤツなのである。

 前出のiPad mini(A17 Pro)は、指紋認証でロック解除できるが、Face IDと指紋認証を比べると「指紋認証デバイスのところに指を持っていく必要があるし、あーもー指紋認証メンドクサ!」という使い勝手なのだ。

 ちなみに、Face IDに対応しているiPhoneとiPadのモデルはコチラにあるとおり。iPadはProシリーズでしかFace IDを使えないのであった。

 じゃあiPad Proを買おうかな~と思ってアップルストアを見たら……13インチの最新iPad Pro、高っ! 21万8800円から、なっ、のっ、かっ!

 いやーSidecarでiPadをサブディスプレイ化するだけで21万8800円からってのはなぁ……でも、iPadでもイラスト・マンガ制作アプリのクリスタ使えるから……それにiPadだとProcreateとかの秀逸な描画アプリいろいろ使えるからなぁ……。

 それにiPad ProだとUltra Retina XDRディスプレイ搭載で表示がスゲくイイんだよなぁ……。とか考えつつ、あーもー買ってしまえ! と購入した。

 ただし、スペックには全然奢らず。SIM入らなくていいからWi-Fiモデルでっ! 出先ではiPhoneのテザリングで! ストレージ容量は最小限の256GBで!

 データ保存はクラウド使うしアプリ数あまり必要ないし、13インチiPad Pro (M4)を256GB・Wi-Fiという構成で購入した。お値段21万8800円。たっか!

13インチiPad Pro (M4)とApple Pencil Proでフツーに液タブ!

 さて、13インチiPad Pro(M4)が届いたとろで、さっそく、Sidecarを使ってMacのサブモニター化してみた。そしてクリスタやPhotoshop、それからAdobe Bridgeなどを液タブと化した13インチiPad Pro(M4)上で使ってみた。

 なお、Sidecarでサブモニター化したiPadなどスマートデバイスは、ほとんどのアプリにてタッチしての操作はできなくなる。MacのタッチパッドやMacにつないだマウスでポインターを操作して使う。

 また、Apple Pencilがあれば、サブモニター化したiPad上のmacOSアプリをApple Pencilで(マウスと同様に)操作できる。今回はApple Pencil Proを使っている。

macOS版のクリスタを表示した様子。13インチiPad Pro(M4)をSidecarによるサブモニターとして使うと、iPadの表示(疑似)解像度は1298×954ピクセル固定となってしまうようだ。ただ、その解像度でクリスタを使うと、まあまあちょうどいいという感じ。Apple Pencil Proやマウスでアプリを使うことになるが、とくに違和感なく使えた。また、Apple Pencil Proの筆圧などもしっかり適用され、これも違和感なく使えた。Wi-FiでのSidecar使用だと若干遅延を感じることもあるが、それでも実用的だと思う。線画をシャッシャッシャと素早く描くなど、場合によっては線の描画が追いつかない/描かれないこともあるが、その場合はUSB接続してのSidecar利用をすればいいかな、と。なお、クリスタをSidecarで使った場合、指での操作でキャンバスの回転や拡大縮小を行える。

Mac上のAdobe Bridgeを13インチiPad Pro(M4)に表示したところ。サムネイルサイズなどを調節すれば、13インチサブディスプレイを画像サムネイル表示用サブモニターとしてなかなか快適に使える感じ。ちなみに、Photoshopもサブモニター上で使ってみたが、俺の使い方ではワークスペースが狭くて実用性が乏しいと感じられた。

 ここまで「Macでクリスタなど描画アプリを使っていたら、液タブ買わずにiPadを買って、iPadを液タブにすればいいのかも」的な発想で13インチiPad Pro(M4)をサブモニター化してみた。

 ただ、クリスタの場合、iPad用クリスタがあり、また、Mac用のクリスタの設定やブラシや素材などをiPad用クリスタにそのまま適用することが可能(クラウド経由/CLIP STUDIOアプリ(CLIP STUDIO PAINTではなく絵を描くアプリのほう)を利用)。

 なので、iPad上にMac上とほぼ同じアプリ環境を作り出せるので、Sidecar経由で使う必要はあまりないかもしれない。

 それと、Sidecarを使うとiPadの解像度が固定になってしまい、Macのサブモニターとして解像度の調整等はできない。まあその固定解像度でも見やすいケースが多いが、変えたい場合はDisplay Menuなどのアプリを利用するという方法がある。

 てゆーか、13インチiPad Pro(M4)とApple Pencil ProでSidecarを使うと、iPadがMac用液タブに変身する感じ。フツーに快適なのであった。

 もちろん、Sidecarに対応したデバイスなら、Macのサブモニターとして使える。iPadの場合はApple Pencilも使える。なので13インチiPad Pro(M4)とApple Pencil Proみたいな、たっかい組み合わせでなくても、ユーザーが求めるレベルのiPad液タブ化をより安価に実現することもできるだろう。



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