デベロッパーのMiju Gamesは4月16日、『The Planet Crafter』向けに無料大型アップデート「The Moons」を発表。数週間以内に配信すると告知した。本作の対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。
『The Planet Crafter』は、惑星のテラフォーミングをテーマにしたサバイバル・サンドボックスゲームだ。最大10人でのオンライン協力プレイに対応している。本作のプレイヤーは囚人であり、刑罰として不毛な惑星に送り込まれる。居住に適さない過酷な環境を作り変え、緑あふれる楽園とするのだ。
ゲームプレイではキャラクターの食料や酸素を確保してサバイバルしつつ、資源を採掘してクラフト。酸素を生み出す機械などを設置し、星の環境を整えていくことになる。始めは生命の存在しない荒廃した星も、テラフォーミングが進行するにつれて緑が芽生え、やがて生命が誕生していく。そうして星の変化を見守りつつ、豊かな自然を作り上げていく。
本作は2022年にSteamにて早期アクセス配信が開始され、2024年4月に正式リリースされた作品だ。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約4万8600件中96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。敵が存在しない平和的なゲームプレイや、美しく様変わりしていく星の環境の様子などが評価を集めている。
今回そんな『The Planet Crafter』に向けて無料大型アップデート「The Moons」が発表された。同アップデートは数週間以内に配信予定で、新たにふたつの月(衛星)が追加される。最初の惑星の開発を終えたあとロケットを建造することで、月に向かってさらにテラフォーミングを手がけることができるようになるそうだ。最初の惑星とは異なる環境の星々で、新たな挑戦を楽しめる様子である。また星間で資源のやり取りをすることも可能で、こうした作業は自動化することも可能という。ちなみにこれまで得た装備や設計図などはすべて、新たな星に持ち込むことができるとのことだ。
また開発元は「The Moons」の発表にあわせて、本作のプレイヤーに向けてメッセージを伝えている。それによると、開発元は昨年10月に本作のDLC「Planet Humble」をリリースした際に、プレイヤーたちがサポートの姿勢を見せてくれたことに感激しているという。そしてプレイヤーからの変わらぬ支持を受けて、開発元も『The Planet Crafter』のサポートを続けることを決断したそうだ。今後もアップデートを通して本作の改良を続けるつもりと語られており、さらなる展開も期待できそうである。
『The Planet Crafter』はPC(Steam/GOG.com)向けに配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。