デベロッパーのWorld Makersは、人気の非対称対戦ゲーム『Deceit』のサービスを2025年11月6日に終了すると発表しました。今後は続編である『Deceit 2』にリソースを集中させる方針です。
『Deceit』の概要
『Deceit』は、6人のプレイヤーが健常者(Innocent)と感染者(Infected)に分かれ、互いに素性を探り合うゲームです。健常者は感染者から逃げつつ、相手を特定して脱出を目指します。一方、感染者は健常者の行動を妨害し、停電時にはテラーの姿に変身します。2017年3月にSteamでリリースされ、当初は約1万7000人の同時接続プレイヤーがいた注目作品でしたが、プレイヤー数は徐々に減少していました。
2023年9月には新作『Deceit 2』がUnreal Engine 5でリリースされ、プレイヤーの期待を集めています。
サービス終了の理由
『Deceit』のサービス終了は、システムやエンジンの老朽化が原因とされています。具体的には、DDoS攻撃や不正行為への対処が困難になり、また最新の法律に適応するためのシステム改修も難しいとのこと。これらの課題から、次世代基盤でのリメイクを進めるためにサービス終了への決断が下されました。
ゲーム内の通貨はすでに購入不可となっており、DLCも近々購入できなくなります。入手したスキンは『Deceit 2』に引き継がれないとのこと。返金に関してはSteam経由でのお問い合わせが必要です。
続編『Deceit 2』
『Deceit 2』は2024年3月に基本プレイ無料の形態でリリース予定で、同年4月にはコンソールにも展開されます。現在は、前作のゲーム体験を再現した「レガシーモード」がベータ版として配信中です。
『Deceit 2』
しかしながら、『Deceit 2』の評価は賛否が分かれています。パフォーマンスに関する不具合や、前作と比べて単調との指摘が多く、ユーザーレビューでは約59%が好評という状況です。Steamでの同時接続プレイヤー数も、ピーク時でも300人程度と低迷しています。
World Makersは、『Deceit』の開発リソースを続編に振り分けることで状況を改善しようとしています。本作がどのように進化していくのか、引き続き注目が集まっています。
🧠 編集部より:
記事のテーマについての補足説明です。
補足説明
『Deceit』のサービス終了とその背景
World Makersが発表した通り、『Deceit』のサービスは2023年11月6日に終了します。これは、古いシステムの問題やセキュリティの危機に直面していることが理由とされています。特に、DDoS攻撃や不正行為への対処が難しくなり、今後の法律や規制への適応が困難であったことが影響しています。
『Deceit』のゲームプレイ
『Deceit』は人狼ゲームの要素を取り入れた非対称対戦型ゲームで、プレイヤーは感染者と健常者に分かれ、それぞれの目的を持ってゲームを進めます。感染者は健常者を狙い、健常者は感染者を見つけ出し脱出を試みます。プレイヤー同士の心理戦が大きな魅力となっており、リリース当初は多くの人気ゲーム実況者がプレイしたことで注目を集めました。
『Deceit 2』の展開
続編への移行は、次世代のエンジン(Unreal Engine 5)を使用し、新しいシステムで設計されています。『Deceit 2』は基本プレイが無料で、2024年3月に大規模な展開が予定されており、「レガシーモード」もパブリックベータ版として配信されています。これは前作のゲーム体験を再現したもので、多くのプレイヤーが懐かしむ内容となっています。
豆知識
『Deceit』はその非対称対戦のスタイルにより、他のゲームとは一線を画すユニークな体験を提供しました。世界各国で類似のゲームが増えており、例えば『Among Us』などもその一例です。プレイヤー同士のだまし合いという要素が、特に配信や実況との相性が良いと評価されています。
関係するリンク
- Deceit 2 – Steam
- Deceit 2 – PlayStation Store
- Deceit 2 – Xbox Store
- SteamDB – Deceit
- SteamDB – Deceit 2
以上が『Deceit』のサービス終了に関連する詳しい背景や情報です。ゲームの進化と共にプレイヤーの期待がどのように変化していくのか、興味深いところです。
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