2025年5月22日11:30
外交部の毛寧報道官は21日、米国が「ゴールデンドーム」と呼ばれるミサイル防衛構想の詳細を発表したことについて論評しました。
毛報道官は、「『ゴールデンドーム』ミサイル防衛構想は、いかなる制約も受けない世界規模、重層的、多領域のミサイル防衛システムの構築を目指しているが、この構想は、宇宙における作戦手段を大幅に増加させることを公然と提起するものだ。軌道配備型の迎撃システムの研究開発や配置を含んでおり、攻撃的な色彩が濃厚だ。米国は『自国優先』思想を信奉し、自らの絶対的な安全を追求することに固執し、各国の安全を減じさせてはならないという原則に違反し、世界の戦略的バランスと安定を損ねている。米国が同構想によるミサイル迎撃システムの推進と配備をいち早くやめ、実際の行動で国家間の戦略的相互信頼を深め、グローバル戦略の安定を守るよう呼びかける」と述べました。(提供/CRI)
編集部の感想:
中国外交部がアメリカに宇宙配備型迎撃ミサイルの開発停止を求めたことは、国際的な軍備競争の懸念を浮き彫りにします。特に、宇宙での軍事的展開は新たな緊張を生む可能性があるため、慎重に扱う必要があります。また、各国間の戦略的信頼が損なわれることを考えると、対話と協力の必要性が一層強まっています。
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