EVO Japan 2025実行委員会は、格闘ゲーム大会「EVO Japan 2025(エヴォジャパンニセンニジュウゴ)」を本日5月9日から11日に東京都江東区にある「東京ビッグサイト」(東2-3ホール)にて開催する。
「EVO」は、1995年にアメリカで始まった対戦型格闘ゲームのeスポーツ大会。毎年開催されている、世界最大かつ最も長い歴史を持つ格闘ゲーム大会として知られており、2018年にはアメリカ国外で初となる「EVO」が「EVO Japan」として日本で開催された。
「EVO Japan 2025」は、「格闘ゲームの祭典」をテーマに、選手も観客も繋がり、触れ合い、楽しめるコンセプトテーマパークとして開催される。今大会のメイントーナメントタイトルは「THE KING OF FIGHTERS XV」、「Granblue Fantasy Versus: Rising」、「GUILTY GEAR -STRIVE-」、「TEKKEN 8」、「STREET FIGHTER 6」、「STREET FIGHTER III 3rd STRIKE -Fight for the Future-」、「Virtua Fighter 5 R.E.V.O.」の7タイトル。エントリー数は、延べ9,875人にのぼり、昨年2024年開催の「EVO Japan 2024」を上回り、過去最高のエントリー数を記録している。
今大会では、セガの3D対戦型格闘「バーチャファイター」が復活。EVOシリーズ初となる「5on5」形式の団体戦が採用されている。なお、観戦チケット(Day1・Day2・Day3/1日券)が5月10日23時59分迄チケットぴあにて販売される。価格は各3,500円。
EVOラインナップ史上初の「5on5」形式を採用
これまでのEVOシリーズでは見られなかった新たな挑戦として、「5on5」形式の団体戦が採用。コミュニティ大会「クーペレーションカップ」(使用タイトル:「STREET FIGHTER III 3rd STRIKE -Fight for the Future-」)および「ビートライブカップ」(使用タイトル:「Virtua Fighter 5 R.E.V.O.」)とコラボレーションする。
この形式では、各チームが5名で編成され、個々のスキルはもちろん、チーム全体の戦略性や連携力が勝敗の鍵を握る。各選手の役割や対戦順が試合の展開に大きな影響を与えるため、従来の1on1とは異なる迫力あるバトルが繰り広げられることが予想される。団体戦が盛んに行なわれてきた日本ならではのルールを採用し、選手にとっても観客にとっても、これまでにない新鮮な体験を楽しめる。
3D対戦格闘「バーチャファイター」が復活
長年にわたり多くのファンから愛されてきた格闘ゲーム「バーチャファイター」が「EVO Japan」の舞台に復活する。
「バーチャファイター」は、3D対戦格闘ゲームの先駆けとして知られ、そのゲームシステムと戦略性の高さで世界中のプレーヤーから支持されている。今回の復活により、往年のファンはもちろん、新しい世代のプレーヤーにも再びその魅力を体感できる機会となる。
その他変更点について
史上最大規模のスペースでブース出展を実施
過去最大規模のスペースを活用し、企業やブランドによるブース出展が実施される。これにより、チームや選手との交流の機会を最大化し、格闘ゲームをライフスタイルの一環として体感できる場を提供。ファンや観客にとって、単なる観戦を超えた新しい体験が広がる。
プレミアムエリアの創設
ステージ上での試合をより快適に観戦できるよう、ステージ前に自由席付観戦エリア「プレミアムエリア」が設けられる。このエリアでは、迫力ある試合を特等席から観戦でき、格闘ゲームファンにより楽しい観戦体験を届ける。なお「プレミアムエリアパス」はすでに販売終了となっている。
決勝トーナメントがTOP6からTOP8へ回帰
決勝大会の対象者を「EVO Japan 2024」で採用されたTOP6から、これまでのTOP8に戻る。
TOP8形式は、多くのEVOファンに親しまれてきた伝統的なスタイル。参加者、観戦者ともに一層の盛り上がりが期待される。
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