金曜日, 5月 2, 2025
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世界初を謳う“(物理)デュアルアクション”のキーボードが登場 – PC Watch


Hesper64(100)に搭載されるデュアルアクションキー

 世界初を謳う“デュアルアクション”を実現したロープロファイルのキーボード「Hesper64(100)」がNicsという新興メーカーから発表された。現在メール通知登録を受け付けているだけで、価格やローンチ時期などは明らかになっていないが、製品の性格からするとクラウドファンディングでスタートする可能性が高そうだ。

 1つのキーで2つのアクションが実現できるキーボードとしては、磁気センサーや静電容量方式の特性を生かし、「デュアルアクチュエーション」を実装している製品が既に出回っている。これはキーストロークの深さを検出することで、途中まで押された場合とボトムまで押された場合に異なる挙動を割り当てるというものだ。

 一方Hesper64(100)がユニークなのは、1つのキーのキーキャップ自体が上約4分の1と、下約4分の3に分割されていて、上下で物理的に異なる動作をするスイッチとして機能する点だ。

 主要な下部分はストロークが浅く、サブとなる上部分はストロークが深く設定されているため、主要部分を押下する通常のタイピングでサブ部分が押下されても入力されず、意図して上のサブ部分を入力した際にその機能が働くようになっている。

上部と下部が同じ高さでは、下部しかスイッチが動作しないようになっている

上部が下まで押されて初めて動作する

 つまり、デュアルアクチュエーションタイプのキーボードでは、“力加減”を繊細に調整する必要があるゆえに活用がなかなか難しいと感じていたユーザーでも、Hesper64(100)のような“押下位置を少しずらす”タイプに適応する可能性はある、と言えるだろう。

 「そこまでしてデュアルアクションをするメリットはあるのか?」と思われるかもしれないが、64キーで100キー相当のアクションが行なえるため卓上のスペースを節約できるほか、キーの組み合わせによるショートカットを1本指で操作できるようになるのも、人によっては便利に感じることだろう。

 製品ページでは、ニーズに合わせてレイアウトをDIYできるとしており、一部を数字入力用テンキーにしたり、ゲームで使われるW/A/S/D付近をデュアルアクションにしたり、一般的なアプリでも使われるショートカットのCtrl+Z/X/C/V付近をデュアルアクションにするといったことを提案している。

ゲーム向けの配列

テンキーを多用するユーザー向けの配列

ショートカットを多用するユーザー向けの配列

 このほか機能面では、オープンな「QMK」および「VIA」ソフトウェアによるカスタマイズ、全キーホットスワップの対応、Nキーロールオーバーのサポート、有線/2.4GHz無線/Bluetooth 5.3(最大3デバイス)接続の対応が謳われている。

 フレームはCNC加工によるアルミニウム合金、ボトムケースはABS樹脂。フローティングライトストリップや、真鍮製のモード切り替えトグルスイッチ、デスクランプのように点灯する真鍮製ロゴボタンなどを備え、デザインにもこだわっているという。本体色はSand BeigeとMisty Nightの2種類。

Sand Beige

Misty Night



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