三菱UFJ銀行は、米グーグル出身らが設立したサカナAIの技術を活用し業務変革に乗り出す。サカナAIの発表によると、両社は今後3年超にわたり連携し、人工知能(AI)を活用した文書作成の自動化・支援システムの開発などを進める。
発表によると、サカナAIは今年から金融特化型AIを開発を始めたという。また同社共同創業者で最高執行責任者(COO)の伊藤錬氏が、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)のAIアドバイザーに就くことも明らかにした。
MUFGの今期(2026年3月期)は3期連続で過去最高益の更新を見込むなど業績は好調だ。一方で人手不足や銀行業界を巡る環境変化などから業務効率化は欠かせず、AIの活用を模索している。昨年には米オープンAIと業務改革で覚書を結んだと発表していた。
🧠 編集部の感想:
三菱UFJがサカナAIとの連携を発表し、業務変革を目指す姿勢が印象的です。AIによる文書作成の自動化は効率化に寄与し、銀行業界の人手不足解消にもつながる可能性があります。今後の技術進展が、業績向上にどれだけ実を結ぶか注目です。
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