俳優の三田佳子がフジテレビ系連続ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(月曜午後9時)に出演することが13日発表された。三田は本作でダブル主演を務める小泉今日子、中井貴一との初共演となる。「私の80歳をいくつか超えての実現に心から感謝です」
俳優の三田佳子がフジテレビ系連続ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(月曜午後9時)に出演することが13日発表された。三田は本作でダブル主演を務める小泉今日子、中井貴一との初共演となる。
本作は、古都・鎌倉を舞台に小泉演じるテレビ局プロデューサーと中井演じる鎌倉市役所で働く公務員の恋を描いたロマンチック&ホームコメディー。2012年1月に第1期の連続ドラマ『最後から二番目の恋』、同年11月にスペシャル版として『最後から二番目の恋2012秋』、そして2014年に、第2期となる『続・最後から二番目の恋』が放送された。本作はその11年後を描いた第3期目となる。
三田が演じるのは、千明の実家がある信州・上田で夫・隆司(小倉蒼蛙)と二人暮らしをしている母親の吉野有里子役。千明の母親らしくファンキーかつ辛口トークを楽しむ性格。対照的にユーモアあふれる優しい父親は、いつも娘と母の独特の掛け合いを温かく笑顔で見守っている。千明の両親は3作目にして初登場となる。
千明は遠方に住む母親を安心させるべく、長倉家や今の自分を取り巻く人たちとの写真を撮影し、母に近況報告を入れていた。そんな中、母は娘を心配に思うあまり、あえて父の体調不良という“嘘”をつき、娘を帰郷させようと千明に連絡を入れる。母の連絡に対する和平の気遣いにも背中を押され、千明は和平を「事実婚の恋人」といつわらせ、里帰りに同行。そして、有里子から幼少期の千明に起こした自身が引きずっている過去のエピソードから、両親との茶の間話は予期せぬ方向へ向かう……。
三田は、1960年に東映入社。同年に映画『殺られてたまるか』(1960年)のヒロイン役でスクリーンデビューを果たした。芸能生活65周年を迎えてもなお、多岐にわたって最前線で活躍し続けている。
以下、三田のコメント全文。
「『続・続・最後から二番目の恋』に半ば突然のように出演依頼をいただいて、うれしいやら、びっくりするやらでした。決めては小泉今日子さん、中井貴一さんとの共演。しかも、小泉今日子さんのお母さんというまたとない役どころでしたので、やりたいという気持ちが先立って受けさせていただきました。そして、岡田惠和さんの脚本が素晴らしいです。遠い昔に“是非ご一緒したい”と語り合った出会いから、何十年経ったでしょうか?その世界に浸れる私の80歳をいくつか超えての実現に心から感謝です。出来上がりを視聴者の皆さんと一緒に、私も楽しみに拝見したいと思います。第6話この1回を見逃さないでくださいませ」
【写真】小泉今日子&中井貴一とドラマ初共演…三田佳子の劇中ショット
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