三宅唱監督の新作、ロカルノ映画祭出品決定！

ざっくり内容：
三宅唱監督の最新作『旅と日々』が、2025年11月7日に公開されることが発表されました。本作は、シム・ウンギョンを主演に据え、彼女が旅先での出会いを通じて人生を見つめ直す物語です。原作にはつげ義春の作品が用いられ、共演には堤真一や河合優実などの実力派が揃っています。

特に注目すべきは、本作が8月にスイスで開催される第78回ロカルノ国際映画祭のインターナショナル・コンペティション部門に出品されることです。ロカルノ映画祭は、カンヌ、ヴェネチア、ベルリンと並ぶ世界的な映画祭で、日本映画の多くの名作が評価されてきた歴史があります。三宅監督の作品がロカルノに出品されるのは『Playback』以来、13年ぶりという快挙です。

監督と主演のシム・ウンギョンは、自身の作品に対する思いを語り、映画が観客に重大なメッセージを届けることを期待しています。ロカルノ映画祭の選考委員は、『旅と日々』の深い人間理解や哲学的テーマに触れ、映画が日本の最高峰を体現していると評価しています。

この作品は、現代日本映画の新たな一面を世界に示す機会となるでしょう。全国ロードショーは、TOHOシネマズ シャンテやテアトル新宿などで行われます。

編集部の見解：
最近、三宅唱監督の最新作『旅と日々』がロカルノ国際映画祭に正式出品されるというニュースを知り、心躍る思いです。この映画は日本の現代映画界を代表する作品の一つとなりそうですね。監督自身が初めて参加した国際映画祭の舞台で、13年ぶりの出品に感慨深いものがあるかもしれません。

この映画はつげ義春の原作を基に、シム・ウンギョン主演で描かれる旅の物語。登場人物たちが互いにどのように人生に影響を与え合うのか、その繊細な描写が期待されます。特に、映画が人生の深い部分に触れるというコメントがとても興味深い。私たちが日常で見逃しがちな小さな瞬間や出会いが、実は人生を大きく変える要素になっているのだと改めて感じさせられます。

日本映画の世界的影響力も高まっていて、ロカルノ映画祭のような国際的な場での評価は大きいです。映画祭はただの上映だけでなく、新しい出会いや視座を提供する場でもあります。最近では新しい才能が次々と現れ、映画産業全体が活性化しています。

この作品の公開が待ち遠しいですし、観ることで感じることができる人生のさまざまな局面を共に考える素晴らしい機会になるのではないかと思います。映画を通じて、私たち一人一人が旅をするように、人生を見つめ直すきっかけを得られたら嬉しいですね。

• キーワード: 『旅と日々』