日曜日, 5月 18, 2025
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ワットチェッカーで全解明!iPhone 16は25W充電器で十分、USB Type-Aはなぜダメかchobi

🧠 概要:

概要

この文章では、iPhone 16の充電性能を理解するための実測検証が行われています。充電器やケーブルによって充電の速度が異なることがある中で、最適な充電環境を探るために、さまざまな充電器を使って実際の充電電力を計測しています。USB Type-C規格の充電器が推奨される一方で、USB Type-Aの充電がなぜ劣るのかも解説されています。

要約

  • iPhone 16が65Wの充電器で安定して22W〜23Wで充電可能。
  • iPhone 16の最大充電出力は約22〜27Wに制限される。
  • 30Wの充電器でも十分で、価格的にもお手頃。
  • USB Type-Cポートを利用することで25Wでの充電が可能。
  • USB Type-Aポートからの充電は最大12Wに制限される。
  • 劣悪なケーブルを使用した場合、iPhone 16は充電できないことがある。
  • 最適な充電環境は「USB-C to USB-Cケーブル」と「25W以上のUSB-C電源アダプタ」を使用すること。
  • おすすめ商品はANKERの35W充電器と1.8mのUSB-Cケーブル。

ワットチェッカーで全解明!iPhone 16は25W充電器で十分、USB Type-Aはなぜダメかchobi

chobi

■はじめに
最近iPhone SE2からiPhone 16に買い替えて困ったことが、充電器やケーブルによって充電の速度に差があったり、そもそも充電できないことがあったことだ。そこで、iPhone 16の充電環境を最適化するため、家にある充電器をかき集めて、ワットチェッカーにて実測検証を行った。なお、検証はiPhone16のバッテリーを30%以下にした状態で行っている。ケーブルは特に指定がない場合は、Apple純正のUSB-C充電ケーブルを使用している。ワットチェッカーはMakefireのUSB-C パワーメーターを使用した。

UGREEN Nexode 65W
まずは家にある中で最も電力が大きい充電器で計測した。65WでUSB Power Delivery(PD)規格の急速充電にも対応している。

安定して15Vでの充電ができており、22W~23W台で充電できていた。ちなみにiPhone 16は、本体の充電回路が対応する最大充電出力が約22〜27W程度に制限されているため、平均値としてはこの辺りが限界と思われる。

UGREEN  30W USB-C次に電力を30Wに抑えたモデルで検証した。価格的にもだいぶお求めやすい商品になっている。

電圧は14.8Vと若干低めではあるが、この辺は状況によって変動するので誤差の範囲内といえるだろう。値段を考えると十分すぎる仕事をしてくれている。

エレコム 充電器 40W(40/25,12W) 2ポート
このモデルは1ポートで使うと40Wだが、2ポートで同時に充電するとUSB Type-C端子が25W、USB Type-A端子が12Wに制限される。よって今回は2つのスマホを同時に接続した状態で検証を行った。

・25W(USB Type-C)

UGREEN Nexode 65Wとほぼ同等の電力で充電できているので、iPhone16を充電するには25Wあれば十分であることがわかる。

・12W(USB Type-A)
なお、端子がタイプAとなるため、オーム電機のUSB A to C変換ケーブルを利用している。高負荷での充電にも耐えられるケーブルだ。

今までと比較すると、一気に1/3くらいまで電力が落ちてしまった。これは、Type-Aの規格上の上限が5V・1.5A(=7.5W)であることに起因しており、このあたりが実質的な上限となっている。ただし、充電自体はできている状態ではあるため、Type-A端子から変換して充電できることを覚えておくと、非常時の際に助かることもあるだろう。

■ケーブルの質を落としてみる
ではこのままの状態で、ケーブルを劣悪なものに変えるとどうなるか試してみる。どこで買ったか覚えていない細いMicro USBケーブルに、100円ショップで買ったType-C変換をつなげたものだ。

案の定「0.00A」の表示となり、充電が行われていない結果となった。ちなみに別のAndroid端末では充電できたので、おそらくiPhone16自体の制限が厳しいと思われる。
そもそもApple公式や主要な解説サイトでは、iPhone 16の充電には「USB-C to USB-Cケーブル」と「20W以上のUSB-C電源アダプタ」の組み合わせが推奨されており、Type-A端子やUSB-A to USB-Cケーブルについては、充電に対応しないため推奨されていない。それでもケーブルがしっかりしていれば、遅くはあるが充電自体はできるものの、劣悪な環境だと充電そのものができなくなるというわけだ。

■結論iPhone16の充電には、「USB-C to USB-Cケーブル」を使って「25W以上のUSB-C電源アダプタ」を使うことが最適である。最後にこれだけ買えば大丈夫という商品を紹介しておく。信頼性の高いANKERの充電器に1.8mのUSB-Cケーブルがセットになったものだ。電力も35Wと余裕があるので、次期iPhoneやiPhone Proにも対応できるだろう。

chobi

投資や保険、クレジットカード等についてだらだらと書きます。



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