2025年7月4日,JP UNIVERSEは,2026年サービス開始を目指して開発中のRPG型UGCゲームプラットフォーム「竜宮国」(PC / iOS / Android / ゲーム機も予定)についてのティザー情報を公開した。
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この発表は,欧州時間2025年7月3日,フランス・パリで開催中のイベント「Japan Expo Paris」に,同社CEOである田畑 端が登壇して明らかにしたものだ。
田畑氏は,テクモやスクウェア・エニックスで活躍していたゲームクリエイターで,担当した代表作には「モンスターファーム2」や「FINAL FANTASY XV」などが挙げられる。
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JP GAMESの創業者 田畑 端氏にインタビュー。FFの開発経験を生かし,RPGクリエーションの次なるステップに挑む
スクウェア・エニックス時代に数々のFF作品に携わり,今ではJP GAMESという自分の会社を立ち上げて新しいことに挑戦し続けている田畑 端氏が,台湾で大手メディアBahamutのインタビューを受けていた。翻訳して紹介しておこう。
発表によると,竜宮国は,アクションRPGをベースにしつつ,UGC(User Generated Content,ユーザーが制作したコンテンツ)を展開できるゲームプラットフォームであるという。
ゲームそのものは,東洋風の竜の形に変形した架空の日本「竜宮国」を舞台としている。ゲーム内には,47の都道府県がそれぞれ「クニ」として存在しており,プレイヤーはいずれかのクニに所属して,クニを治める君主のもとで様々な任務に挑戦することでクニを発展させ,クニ対抗のランキングを競うという形で展開するそうだ。
システムの土台には,JP UNIVERSEが開発したAI搭載ゲーム作成ツールである「Own World」を用いているとのこと。UGCだけでなく,外部のクリエイターや企業,自治体と協力することで,パラレルワールドの日本を構築していき,世界中の人々に楽しんでもらいたいとしている。
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そのほかにも,50名の人気イラストレーターが,ゲーム内でのイラストなどを担当するとのこと。
ゲームの具体的なシステムや,一番気になるゲーム内でどのようなコンテンツを制作できるのか,マネタイズに関する情報は明らかになっていないので,今後の情報公開に期待したい。
JP UNIVERSEの製品情報ページ
🧠 編集部の感想:
「竜宮国」のティザー公開は、ユーザーがコンテンツを制作できるRPGという新しい試みが期待されます。日本の文化を背景に、プレイヤー同士の競争要素もあるのが面白いです。今後のシステムや具体的なコンテンツ制作の情報が楽しみです。
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