Hatchery Gamesは4月22日、『Voidling Bound』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。リリース予定時期は2026年1月。

『Voidling Bound』はさまざまなモンスターを育成して使役する三人称視点の3DアクションRPGである。プレイヤーは「Voidings」と呼ばれる奇妙な生命たちを遺伝子操作で進化させ、育成し、戦わせることができる。戦わせると言っても、神経接続してコントロールするため、操作としては自分自身がVoidingsに変身する感覚だ。プレイヤーが活動することになる惑星には凶悪な寄生生物が蔓延っており、人類ではとても戦うことはできない。そこで、Voidingsに乗り移って戦うわけである。

ゲームは大きく、人類であるプレイヤー自身を操作するパートと、Voidingsたちを操作するパートに分かれているようだ。プレイヤー自身を操作するときはさまざまなミッションの確認やショップの利用、そしてVoidingsたちの育成や遺伝子操作などを行うことができる。より強いVoidingsを育てて準備を整え、冒険に出るときには神経接続でVoidingsに乗り移るわけだ。

Voidingsとしてなら危険なエリアも冒険することができる。戦闘に関する能力はVoidingsごとに異なっており、進化の系統樹を表示している画面のアイコンから察するに、属性のような概念もあるものと思われる。冒険するマップはエリアごとに区分けされており、エリアにはアイコンの表示もある。なるべく有利な条件で冒険できるVoidingsを選ぶ必要があるだろう。エリアの冒険では卵も発見でき、新しいVoidingsを獲得できるようだ。

トレイラーではVoidingsごとに異なる能力を備えていることも確認可能。たとえば画面右下のUIを見るに、あるVoidingsの左Shiftキーのアイコンは攻撃をはじいているような図柄だが、別のVoidingsでは翼のようになっている。同じ防御でもパリィするか回避するかといった違いがあるのだろう。そのほか、クールタイムのある基本攻撃2種類と、ゲージを溜めて発動する必殺技があるようだ。レベルの概念もあるため、同じVoidingsばかりを使っていると、不利なエリアで苦労することにもなりそうだ。

本作を手がけるHatchery Gamesは、カナダのケベックシティに拠点を置くインディーゲームスタジオだ。卵を孵化させる場所という意味の「Hatchery」の名の通り、モンスターを育成するジャンルのゲームを活性化したいという目標を掲げている。『Voidling Bound』は同スタジオにとって初めての作品となる。『スカイランダーズ スパイロの大冒険』などの『スカイランダーズ』シリーズを手がけたスタッフたちが集まっており、多くの生き生きとしたキャラクターたちを生み出してきた経験が本作にも反映されると思われる。

『Voidling Bound』はPC(Steam)向けに開発中。リリース予定時期は2026年1月となっている。

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