本日、2025年6月18日、株式会社モリサワは、子会社の有限会社字游工房を11月1日をもって吸収合併することを発表しました。この合併によって、お互いに培った開発力を融合し、高品質で多様なフォントサービスを提供することが目指されています。
字游工房は1989年に設立され、「游明朝体」や「游ゴシック体」といった著名なフォントを手がけてきました。2019年にはモリサワの完全子会社となり、共にフォントの開発を行ってきました。この度の吸収合併は、フォント市場の急速な変化とグローバル化に対応するための戦略的な措置とされています。
合併後も字游工房のブランドや事業はモリサワが引き継ぎ、既存のフォント製品については現在の契約を維持しつつ、今後のサポート詳細については追って発表されるとのことです。
これにより、両社はより迅速かつ多様なフォント製品を市場に展開できるようになると期待されています。
🧠 編集部より:
株式会社モリサワ、字游工房を吸収合併
株式会社モリサワは、2023年11月1日付けで子会社の有限会社字游工房を吸収合併することを発表しました。この合併によって、両社の開発力を統合し、より高品質で幅広いフォントサービスを提供することを目指しています。
字游工房の歴史と役割
字游工房は1989年に設立され、主に「游明朝体」や「游ゴシック体」といったフォントを手掛けてきました。2019年にモリサワの100%子会社となって以来、両社はフォントの共同開発にも取り組んでいます。特に、写研改刻フォントの開発は注目を浴びました。
合併の背景
この合併は、フォント市場が急速に変化し、グローバル化が進む中での対応策とも言えます。これにより、より迅速で多様なフォント製品を市場に供給できるようになると説明しています。
ブランドとサポート
合併後は、字游工房のブランドや事業はモリサワが引き続き継承し、既存のフォント製品に関する契約も継続されるとのこと。サポート対応については後日改めて案内される予定です。
豆知識
フォントというのはただの文字の形ではなく、デザインの一部としても非常に重要です。特に日本のフォントは、文化や美意識が反映されており、書体によって印象が大きく変わることがあります。字游工房の「游明朝体」は、その洗練されたデザインで多くのデザイナーから支持を受けています。
関連リンク
この合併がフォント業界にもたらす影響は今後注目されるでしょう。
-
キーワード: 吸収合併
※以下、出典元
▶ 元記事を読む
Views: 0