モデルや女優として活動してきた西内まりやさん(31)が、5月15日に自身のInstagramで芸能界引退を発表しました。
5月いっぱいでエージェント会社との契約も終了するとのことです。
西内さんは2007年にファッション雑誌『ニコラ』(新潮社)の専属モデルとして芸能活動を開始し、翌年にはドラマ『正義の味方』(日本テレビ系)で女優デビューを果たしました。
その後は『Seventeen』(集英社)の専属モデルとして若い世代から人気を集め、さらに歌手としても2014年にデビュー。
同年には日本レコード大賞新人賞を受賞し、自身が作詞作曲した3rdシングル『ありがとうForever…』は、YouTube上で1126万回再生を記録しています(5月15日時点)。
2018年に独立して以降は、海外での活動にも注力し、ファッション分野を中心にアンバサダーやイベント出演を重ねてきました。
昨年には、ショートドラマ『殺せなかった妻』(ドラマアプリ「UniReel」)で3年ぶりに映像作品に出演し、主演を務めました。
西内さんは2024年末を最後にSNS投稿を停止していましたが、今回Instagramにて引退を正式に表明。
身内のトラブルを理由に活動を自粛していたことや、自身の人生と向き合う時間が必要であると感じたことを説明しました。
新たな人生への一歩を踏み出すことを決意し、これまで支えてくれた関係者やファンへの感謝の言葉で締めくくっています。
西内まりやさんのインスタより
芸能界では、プライベートの問題や家族のトラブルが本人の活動に大きな影響を及ぼすことが少なくありません。
特に女性タレントやモデル、女優には清廉さやイメージの一貫性が求められる傾向が強く、たとえ本人に直接的な関与がない場合でも、周囲の問題によって責任を感じざるを得ない状況に追い込まれることがあります。
また、SNSでの発信が日常化している現代では、発信の停止が即座に憶測を呼び、不安を招く原因ともなります。
西内まりやさんのように、自ら状況を説明し、活動を休止する判断を下すことは、自己防衛と誠実さの表れとも言えるでしょう。
これは近年の芸能人のメンタルヘルス問題や、芸能活動の持続可能性に関する社会的関心の高まりとも関連しています。
新たな出発を応援して
西内まりやさんの引退は、多くのファンにとって衝撃でありながらも、そのメッセージには覚悟と誠実さが込められていました。
芸能界という特殊な環境で十数年にわたり第一線で活躍し続けた彼女が、心を休め、自分自身と向き合う決断をしたことは、人生における大きな転機と言えるでしょう。
引退の理由にあった「身内のトラブル」についても、冷静に判断し周囲への影響を最小限に抑えようとする姿勢が見られます。
今後は芸能活動とは異なる形で、自身の経験を活かした新しい挑戦に臨むとのこと。
その歩みにエールを送りたいと願う人は少なくないはずです。
芸能界を離れてもなお、西内さんの存在は多くの人の記憶に残り続けることでしょう。
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