🧠 概要:
概要
この記事は、ChatGPTのメモリ機能を活用した自己分析の新しい方法について述べています。著者は、生成AIを通じて自己の思考のクセを理解し、それを業務に応用する方法を探求しています。特に、プロンプトを用いて自分自身の思考パターンやブラインドスポットを明らかにし、AIが自分の反映として機能する体験を紹介しています。
要約の箇条書き
- 新しい自己分析手法: ChatGPTのメモリ機能を使用し、自己分析を行うことを提案。
- 体験談: 他の人の記事を参考にし、自分の思考パターンを理解するためのプロンプトを試す。
- 印象的なプロンプト: 「思考パターンの特徴を教えてください」というプロンプトが特に効果的であった。
- ブラインドスポットを発見: 自分の盲点を指摘され、自己理解が深まる瞬間を体験。
- 未来志向の活用提案: AIに自分の未知の活用法を尋ね、実用的なアイデアを得る。
- AIの役割: ChatGPTは単なるツールではなく、自分自身の反映として機能する存在である。
- 活用の広がり: 多忙な人にこの自己分析手法を試してもらいたいと結論づけ。
メモリ機能 × 自己分析という新しい使い方
ChatGPTを使っていて、「自分よりも自分をわかってるかもしれない」と思う瞬間ってありませんか?
私はつい最近、そんな体験をしました。
きっかけは、生成AIやAIイラストの解説を中心に発信しているAlpakaさん(@alpaka様)の記事でした。
alpaka様
このnote記事がとにかく絶妙で、「今すぐ試したくなるプロンプト」と「著者自身のリアルな体験談」、そして「読者の行動につながる提案」が、無理なくひとつにまとまっていました。
個人的に、「プロンプト=行動の起点」として自然に落とし込まれている記事構成に感動すら覚えました。
プロンプトを試してみたら、刺さるどころじゃなかった
中でも一番印象的だったのが、このプロンプト:
「これまでのチャット履歴やメモリーをもとに、私の思考パターンの特徴を教えてください。自覚的なもの、無自覚なもの、両方の観点からお願いします。」
軽い気持ちで使ってみたのですが、返ってきた答えがえげつない。
「完璧主義の傾向」「タスク管理志向」など、言われてみれば…というポイントを、静かに、でも確実に突いてくる。
これはただのツールじゃない。まるでいつも一緒仕事している仕事仲間のようでした。
ブラインドスポットもやってみた。ちょっと怖い
もうひとつ試したのが、こちらのプロンプト。
「これまでのチャット履歴やメモリーをもとに、私の思考の死角(ブラインドスポット)を10個教えてください。」
これはもう、AIのくせに気を遣わずズバズバ言ってくるやつです(笑)
でも、「だからこそ言えること」がたくさんあると実感。
私の場合、「新技術/新ツール導入のハードル見誤り」「ドキュメント・コメント不足」など、見たくない部分をまざまざと見せつけられました。
でもそれって、「本当に意味のある自己分析」なんですよね。
「AI × 定点観測」は面白いかもしれない
記事で提案されていた未来志向の使い方も試してみました:
「まだ自分では思いついていないけど、実は効果的なAIの活用法を10個教えてください。」
ChatGPTに「自分らしい活用法」を聞いてみたところ、「プレゼン資料向けスライド自動生成」という提案がありました。
これ、まさに「思考のログ化」であり、「自分との対話の定点観測」としてかなり実用的だと感じています。
ChatGPTは「自分の鏡」になり得る
Alpakaさんの記事を読まなければ、この使い方にはたどり着けなかったと思います。AIは単に便利なツールじゃなく、「自分の思考のクセや、隠れた思い込み」に気づかせてくれる存在でもある。
自分の言動パターンを映し出す無意識の偏りを指摘する
自分の行動を、未来に繋がる習慣として設計してくれる
この使い方は、もっと多くの人に広がってほしい。
特に、日々多忙の中で立ち止まって考える時間が取れない人にこそ、試してみてほしいです。
最後に
なお、メモリ機能については自分も以下の記事で「違和感」の側面から考察してきたのですが、最近読んだ Alpakaさん(@alpaka)のこの記事 を読んで、「逆手に取って活用する」という切り口にハッとさせられました。
プロンプトも非常に簡潔ながら要点を押さえていて、ちゃんと深い回答を引き出せる構造になっているのがすごい。
自分では「メモリ=不自由さの原因」と捉えていたけれど、むしろそこから自己分析に活かせる、という発想の転換は正直、一本取られたなという気持ちです。
ここまで腹落ちしたAIの使い方、かなり久しぶりかもしれません。
自分でも改めてChatGPTとの向き合い方を見直すきっかけになりました。
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