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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング感想 (ネタバレ)Pinkbambi

🧠 あらすじと概要:

あらすじ

「ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング」は、トム・クルーズ主演の人気スパイアクションシリーズの第8作目です。この作品は、前作「デッドレコニング」と続く物語を描いており、イーサン・ハントが世界の命運を握る鍵を手にしたところから始まります。邦画スパイ組織「IMF」のエージェントであるイーサンの過去や運命が語られ、長年の友である仲間たちと共に新たな挑戦に立ち向かいます。シリーズ定番のスタントシーンもあり、ド迫力のアクションが満載です。

記事の要約

映画の感想では、鑑賞中の緊迫感や興奮が伝わってきます。視覚と聴覚の両方での刺激が大きく、ストーリーは複雑ではなく、シンプルに楽しませる形になっています。映画のテーマは、AIや人間関係の重要性を語っており、個人の努力が世界を救うことにつながるというメッセージが込められています。トム・クルーズの演技と献身が際立ち、彼が危険を冒して映画を制作する姿勢が描かれています。今後も彼のフィジカルと情熱に期待したいという感想で締めくくられています。

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング感想 (ネタバレ)Pinkbambi

記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

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Pinkbambi

2025年5月30日 17:22

レイトショー、IMAXで嫁と鑑賞。でっかい画面とでっかい音が似合う映画で映画の始まりは汽車がホームに入ってくる映像だったことを思い出させてくれる作品。終わった後嫁の手が汗でべちゃべちゃだったのには笑った。

あらすじ

トム・クルーズの代表作で、1996年の第1作から約30年にわたり人気を博してきた大ヒットスパイアクション「ミッション:インポッシブル」シリーズの第8作。前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」とあわせて2部作として製作され、「デッドレコニング」から続く物語が展開。前作のラストで世界の命運を握る鍵を手にしたイーサン・ハントと、その鍵によって導かれていくイーサンの運命が描かれる。また、これまでほとんど語られてこなかったイーサンの過去などが明かされる。シリーズおなじみとなったトム・クルーズ本人によるスタントシーンも健在で、今作では飛び回る小型プロペラ機にしがみつく空中スタントなどが見どころとなる。スパイ組織「IMF」に所属する主人公イーサン・ハント役のトム・クルーズ、「M:i:III」で登場して以降、イーサンの盟友となっているベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ、シリーズ全作に登場しているルーサー・スティッケル役のビング・レイムスらおなじみのメンバーはもちろん、前作「デッドレコニング」から登場したグレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ガブリエル役のイーサイ・モラレスも続投。トム・クルーズ主演作で監督や脚本、製作を数多く担ってきたクリストファー・マッカリーが、今作でもメガホンをとった。

https://eiga.com/movie/102868/
https://missionimpossible.jp/

インターネット!や!め!ろ!

めちゃくちゃ面白かった……というかなんかすごかった。言うなればアドレナリンジャンキー映画って感じがする。ずっと「うんうん、そうか、でどういうこと?」→「そうかわかった!(わかってない)」→「ああーっ!トムが死ぬー!(死んでない)」をくりかえしている。そして最後には世界が救われアドレナリンで手がプルプルして帰るっていう体験だった。スパイ映画とかスリラーみたいなものはもうわかっていると思うが期待してはいけない。なんたってめちゃくちゃセリフで言う。カットでもめっちゃ挟む。007とかスパイものでたまにある今したいことはわかるし、主人公がこういうことをしようとしてるのは分かるけどけどそもそもこれはなんのためにこれをしてるんだっけが皆無。そもそも複雑な話はしないというか物語の構造自体はファンタジーに片足どころか10本のうち指9本くらいは突っ込んでいる。形のない心を惑わし武器を掌握する悪をマジックアイテムを用いてしかるべき手順に沿い光る石に閉じ込めるという話だし。(その過程で今シリーズレギュラーのハッカーがまだ論理的な説明しかないものを独力で製造する賢者になったのはちょっと笑った)ストーリーにおけるテーマはAI=実体のないストーリーやヘイトに流されてはいけない、目の前の人と交流しないと!という感じで一昔前ならチープなのであるが自分も含めて誰もかしこも自分の信じるストーリーに浸かってそうでない人馬鹿にするだけで、世界が色々とんでもないことになっているように見えるので(特に今のアメリカにおいては)迫真のテーマである。

トムは皆のために。みんなはトムのために。

ストーリーにおけるテーマも全部口で言っていたが、映画そのもののテーマも最後に口で言ってくれる。スパイ映画によくある世界の危機に対して一人で立ち向かわずのって変じゃない?みんなでやれよってツッコミがされるのだけど、これに対して主人公は周りの人達のためにがんばってるだけなんです!けど結果的に世界を救っちゃうんですっていうロジックになってる。そしてそれは人を楽しませるために自分をありえないほど危険に晒すトムのメタファーになっている。今回は今までのシリーズに比べてなんとなく戦うシーンは少ない気がする。特にトムは一番印象に残る戦闘シーンはパンイチでのナイフに対する素手での戦いでしかない。逆にトムが一生懸命走ったり死にかけたりするシーンは文字通り死ぬほど多い。そのかわりに増えているのはトムが周囲を説得したり、周囲から教えを受けたりがんばれよって言われるシーンである。これはまさにトムの映画作りそのもので、自分が責任取るし、命も張るし、めっちゃ練習するからやりたい放題映画とらせてくれって言ってみんなドン引きしながら映画を作り、結果をめちゃくちゃ出すという構図そのままなのだ。そしてそのモチベーションを俳優としても、映画のストーリーとしても単純に「みんなのため」と言っているトムには完敗するしかない。ちなみにこれがトムの俺カッコえー映画になってないのはトムの顔面に対する無頓着さを見れば明らかである。御年62歳(!)の顔面は歳を感じるカットも多いし、鍛えられているとはいえ黒パン1枚で襲われたり北極海に投げ出されたりもする。飛行機につかまれば昔のバラエティ番組張りに強風にあおられひどい顔にはなるし、髪の毛もなんかマッシュルームカットみたいになっていた。

映画のラストでも「まだまだみんなに必要とされてるからガンバ!」みたいなことを言われていたけどこれからもそのフィジカルとパッションとクレイジーさで資本を集めた結果産まれる、大きな音と大きなスクリーンで見たくなる映画を作り続けて欲しい。

Pinkbambi

素直に文章を書く練習と未来の自分が読み返して面白がりたいので書きます。めげないでほしい。



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