🔸 ニュース:
タレントのマツコ・デラックス(52)が、10月20日に放送されたテレビ朝日の「マツコ&有吉 かりそめ天国」に出演しました。この際、彼女は亡くなった母の徹底した“終活”について語りました。
番組中、有吉弘行が「葬式の準備は進めているの?」と尋ねると、マツコは「母は、自分の葬儀場まで予約していたのです」と答えました。この話を通じて、マツコは自身の母の計画性について感心しつつ、彼女自身はそこまでの準備ができないことを明かしました。
マツコは「やるからには、あれぐらい完璧にやらないとカッコ悪い」と持論を展開。終活をするには徹底的に取り組む必要があるとし、「何だったら、粗大ごみとして出してもいいから」とユーモアを交えながら話しました。
彼女は母親がしっかりと準備をしていたことを振り返り、「ほとんど何もしていない」と率直に告白しました。最期には賃貸住宅に住み、不動産の処分も済ませ、役所に1回行くだけで葬儀手続きが完了するように整えていたと言います。「死んだらここに電話してください」とのメッセージにより、葬儀屋にすぐ繋がるようになっていたとのことです。
この話から、終活の重要性や家族への配慮について考えさせられる内容となっています。それと同時に、マツコの母の徹底した準備がいかに素晴らしいものであったかも印象づけられました。
🧠 編集部の見解:
マツコ・デラックスの母の完璧な終活の話、実に興味深いですね。終活という言葉自体が最近になってよく聞かれるようになりましたが、意外と日本ではその重要性が認識されていないことも多いです。
特に、終活をしっかりと考えることは、家族にとっての負担を軽減するだけでなく、故人の意思を尊重することにもつながります。マツコが言う通り、「カッコ悪い」という観点からも、しっかりした準備は大切ですね。彼女自身は何も準備していないと言いつつも、母の背中を見て少し感じているところがあるのかもしれません。
最近では、自分の希望をまとめる「エンディングノート」が流行っていますが、これを使って自分の人生の最期を考える人が増えてきています。ちょっとした豆知識としては、終活には不動産や預貯金だけでなく、思い出の品やメッセージも含めると愛情が伝わるとされていますよ。
社会的に見ても、終活は高齢化社会においてますます重要なテーマになるでしょう。元気なうちから自分の生き方を振り返り、周囲との関係を見直す良い機会でもあります。マツコのエピソードは、そうした大切なことを考えさせてくれる素晴らしい話でした。
- キーワード:終活
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