Macで音声付き画面録画するなら「OBS Studio」
2025年6月24日、「OBS Studio」は、Macにおいてビデオ会議やストリーミング動画を音声付きで録画するための無料で利用できる多機能なアプリとしておすすめです。シンプルな設定で直ぐに使用を開始できる点が魅力です。
ライブ配信アプリとして知られるOBS Studioを使えば、Macの画面を音声付きで簡単に録画できます。
システム音声を直接収録する
Macには「QuickTime Player」が標準搭載されていますが、アプリケーションから再生される音声を録音することはできません。この制約を克服するため、OBS Studioを利用することでシステム音声と画面を同時に録画できます。
OBS Studioはオープンソースとして公開されているため、誰でも自由にダウンロードして使うことができます。
OBS Studioは開発元のWebサイトからダウンロードできます。
初回セットアップ
OBS Studioを初めて起動すると、アプリの権限設定の画面が表示されます。ここで画面収録の権限を設定しないと、正常に録画できません。オンライン会議やストリーミング動画を録画するには、画面収録とマイクの権限を許可する必要があります。
ウィザード形式の自動構成が開始され、画面収録を選ぶことで必要な設定を簡単に行えます。
初回起動時にはこの画面が表示されます。
音声の設定
次に音声設定を行います。
- [macOS スクリーンキャプチャ]:システムの音声(ウェブブラウザや会議アプリの音)
- [マイク]:周囲の音や自声
オンライン会議を録画する際には両方を有効にし、YouTube動画などの録画ではマイクをミュートすることをお勧めします。
音声ミキサーでマイクのミュート状況を確認できます。
まとめ
「OBS Studio」を利用すれば、Macでの音声付き画面録画が簡単になります。以前は仮想オーディオデバイスを使う必要があり、手間がかかっていましたが、今では手軽に使用可能です。YouTube動画やストリーミング配信にも応用できるOBS Studioをぜひ活用してみてください。
録画を表示することで、保存先が確認できます。
🧠 編集部より:
OBS Studioで音声付きの画面録画を楽しもう
背景
最近のリモートワークやオンライン教育の普及により、Macでの音声付き画面録画の需要が高まっています。このニーズに応えるために、オープンソースで無料の「OBS Studio」が非常に便利です。多機能でありながら、シンプルな使い方で音声や映像を同時にキャプチャできるので、誰でも手軽に利用できます。
ちょっとした豆知識
OBS(Open Broadcaster Software)はもともとゲームのライブ配信からスタートし、その後、一般の録画やストリーミング配信にも広く利用されるようになりました。特に、YouTubeでのゲーム配信やチュートリアル動画の制作には欠かせないツールとなっています。公式サイトからは、MacだけでなくWindowsやLinux向けのダウンロードも可能です:OBS Studio公式サイト。
システムやアプリからの音声収録
macOS標準の「QuickTime Player」ではシステム音を直接録音できませんが、OBS Studioを使えば全ての音声をキャプチャ可能です。これにより、Zoom会議やYouTube動画の録画が手軽に行えます。
セットアップ手順
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初回起動時の権限設定: 画面収録やマイク、カメラへのアクセス権限を確認し、必要な設定を行います。これをスキップすると録画が正しくできないので注意が必要です。
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自動構成ウィザードの活用: ウィザードに従い、「録画のために最適化し、配信はしない」を選ぶと簡単に設定が進みます。
- 音声の設定: 音声ミキサーで[macOS スクリーンキャプチャ]を使ってシステム音を、必要に応じて[マイク]をオンにして自分の声も録音できます。例えば、YouTube動画を録画する際はマイクをミュートにすると良いでしょう。
録画の開始と管理
設定が完了したら、右下の[録画開始]ボタンをクリックして録画が始まります。録画が終わったら同じボタンで終了できます。録画したファイルは、初期設定で[ホーム]→[ムービー]フォルダに保存されます。
最後に
OBS Studioを使うことで、高品質で音声付きの録画が手軽に行えるようになりました。最初は操作に戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れれば魅力的な機能を存分に活用できるでしょう。
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