米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者（ＣＥＯ）は、５年後も同社をＣＥＯとして率いる意向だと言明した。政治への関与を強める同氏のテスラへのコミットメントを不安視する一部投資家の懸念を和らげた。
マスク氏は20日、ドーハで開催されたカタール経済フォーラムにリモートで登壇。2018年にテスラが提示した巨額報酬パッケージを２度にわたり退けたデラウェア州の衡平法裁判所を批判したものの、この問題が自身のテスラ残留の判断に影響を与えることはないと述べた。
「驚異的な成果を上げたのであれば、それに見合う報酬があるべきだ」と同氏は発言。「だが、デラウェア州で判事のふりをした活動家が何をしようとも、将来の報酬には影響しないと確信している」と続けた。
マスク氏の発言を受け、テスラ株は一時3.6％上昇。その後は上げ幅を縮小している。
原題：Musk Says He’s Committed to Being Tesla CEO for Next Five Years（抜粋）
(第２段落以降を追加します)
🧠 編集部の感想：
イーロン・マスク氏がテスラのCEOとして5年間のコミットメントを表明したことは、会社の安定性を期待させます。株価も上昇し、投資家の反応は前向きですが、政治活動との両立がどのように影響するかが心配です。今後のテスラの成長に注目したいですね。
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