Microsoftは、長年の定番アプリをAIで強化する。「メモ帳」では生成AIを使って文章を書けるようになり、「ペイント」ではAI生成ステッカーを作成でき、「Snipping Tool」では「Perfect screenshot」機能を使えるようになる。
これらの機能は、Canary/Devチャネルに参加するWindows Insiderに提供される。ただし、メモ帳の新機能は「Microsoft 365」または「Copilot Pro」加入者がAIクレジットを消費して利用でき、ペイントの新機能は「Copilot+ PC」のみで利用できる。
メモ帳に追加されるAI機能は、MicrosoftのAIアシスタント「Copilot」を利用する。文章を追加したい場所にカーソルを置くか、参照させたい文章を選択して右クリックし、「Write」を選択して指示を入力すると、AIが文章を生成する。生成後は「Keep text」で文書に追加するか「Discard」で破棄するかを選べる。
ペイントでは「cat wearing sunglasses(サングラスをかけた猫)」などのプロンプトでステッカーを生成できるようになった。
Snipping Toolには「Perfect screenshot」機能が追加された。同機能を選択し、キャプチャーしたい領域を指定すると、画面に表示されたものに応じてAIが自動でリサイズしてくれるため、手動でのトリミングやリサイズが不要になるという。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
🧠 編集部の感想:
マイクロソフトの「メモ帳」や「ペイント」にAI機能が追加されるのは、クリエイティブな作業の効率化に寄与しそうですね。「Copilot」を活用した文章生成やステッカー作成が可能になることで、使い勝手が大きく向上すると思います。しかし、利用には制限があるのが残念です。
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