ポストアポカリプス世界観のFPS『Metro 2033 Redux』のPC版が期間限定で無料配布されている。無料配布期間は日本時間2025年4月17日0:00まで。

無料配布されるプラットフォームは以下のとおり。

  • Steam
  • GOG
  • Xbox One版
    ※Xbox版は不具合が発生しているようで、購入ボタンが表示されている。公式Xによると原因を調査中とのこと

なお、ゲームに日本語ローカライズは収録されていない。PC版は有志による日本語化Modが存在するが、使いたい人は自己責任で調べてほしい。

『Metro 2033 Redux』は核戦争で地上が崩壊してしまったロシアを舞台にしたサバイバルFPSシリーズの1作目。今回、無料配布になったのは2014年にリリースされた決定版となる。オリジナル版は2010年にリリースされており、シリーズ15周年ということで無料配布となった。

本作の原作はロシアのドミトリー・グルホフスキーによる小説であり、ゲームもストーリー主導の作りが特徴である。作中世界では核戦争で地上が汚染されてしまっており、ミュータントまで登場するような世界観だ。人々はモスクワの地下鉄で生き延びていて、地下で育った主人公アルチョムが地下鉄システムの中心へと向かうミッションが1作目では描かれている。

ゲームプレイは地下鉄や汚染された地上を舞台にしたFPS。本作では2つのプレイスタイルが用意されており、スローなサバイバルホラーとしてたのしめる「サバイバル」、アクション重視の「スパルタン」でプレイ可能だ。サバイバル要素としては弾丸が通貨になる世界観や、ガスマスクの装着とマスクのフィルターの管理といった部分が特徴である。3作目の『メトロ エクソダス』(レビュー)はサンドボックスタイプのマップが採用されたが、シリーズ1作目はリニアなゲーム進行になっている。

シリーズのここ最近の動きとしては、VR向けの『Metro Awakening』が2024年にリリースされていた。2025年はシリーズ15周年であり、15周年を記念した動画も公開された。15周年を告知するブログでは、ウクライナを拠点とする開発元4A Gamesが戦火のなかで新作の作業を続けていることを明かしていた。

次回作はウクライナにおける実体験を受けて、よりダークなストーリーになるそうだ。作家のドミトリー・グルホフスキーが戦争に反対して欠席裁判で有罪になったことも言及されているが、同氏は引き続き新作の共同クリエイターになるという。ブログでは「メトロ」シリーズには政治的で反戦的でエモーショナルなストーリーがあると言及され、そういったテーマが同氏とのコラボによって今後も継続される模様だ。

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