ボルテージは、5月15日、2025年6月期の第3四半期累計(7~3月)の連結決算を発表、売上は全体として減少したものの、広告宣伝費の減少など費用の削減により、赤字幅は縮小した。
売上高21億3200万円(前年同期比20.0%減)
営業損益600万円の赤字(前年同期1億2000万円の赤字)
経常損益400万円の赤字(同7600万円の赤字)
最終損益1900万円の赤字(同7800万円の赤字)
事業区分別の状況は以下のとおり。
①日本語女性向け
主に「アバター型」「読み物型」が減少し、売上高は12億6100万円(前年同期比19.9%減)となった。
②英語・アジア女性向け
主に「アバター型」「読み物型」が減少したことにより、売上高は2億400万円(同33.5%減)となった。
③男性向け
主に「カード型」が減少したことにより、売上高は4億9400万円(同11.7%減)となった。
④電子コミック・コンシューマ
主に「Nintendo Switch/Steam向け」「電子コミック販売ストア」が減少したことにより、売上高は1億7200万円(同22.8%減)となった。
■通期業績予想は引き続き非開示
2025年6月期通期の連結業績予想については、同社グループを取り巻く事業環境の変化が激しく、信頼性の高い業績予想数値を算出することが困難であるため、非開示としている。
🧠 編集部の感想:
ボルテージの3Q決算は厳しい状況が続いており、売上高が20%減少したのが印象的です。ただし、広告宣伝費の削減により赤字幅が縮小した点は一定の評価ができます。今後の業績改善に期待しつつ、事業環境の変化にどう対応するかが重要です。
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