韓国映画『Hear Me: Our Summer(英題)』が、『君の声を聴かせて』の邦題で9月26日よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて公開されることが決定した。
本作は、2009年に制作され、同年の国内興行収入第1位を記録した台湾映画『聴説』を韓国でリメイクした青春ラブストーリー。2024年に開催された釜山国際映画祭の「Korean Cinema Today」部門招待作品としてスペシャルプレミア公開され、一般公開を迎えた後も、観客動員数初登場第1位、公開月の興行成績1位を獲得した。
本作の特徴は、通常のラブストーリーとは異なる方法で描かれるコミュニケーション。聴覚障がい者が登場する本作において、会話の大部分は手話によって繰り広げられ、口で喋るセリフは極端に減らしている。
大学を卒業したもののやりたいことが見つからず、就職する気になれないヨンジュン(ホン・ギョン)。しかたなく両親が営む弁当屋の配達を手伝うことになった彼は、配達先のプールで手話を使って話すヨルム(ノ・ユンソ)に出会い、一目惚れする。大学時代に習った手話を駆使してなんとかヨルムに近づこうとするヨンジュンだが、ヨルムは聴覚障がい者の水泳グループに所属し、オリンピックを目指す妹ガウル(キム・ミンジュ)の夢を叶えるため、忙しい毎日を送っていて……。
主人公ヨンジュンを演じるのは、『弱いヒーロー Class1』『D.P.―脱走兵追跡官―』『コメント部隊』のホン・ギョン。ヨンジュンが恋に落ちるヨルム役は、『イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜』『私たちのブルース』などのノ・ユンソが演じた。ノ・ユンソは第61回百想芸術大賞では映画部門新人演技賞を受賞。手話で感謝のスピーチをする姿が話題となった。また、ヨルムの妹ガウル役を、IZ*ONEの元メンバーのキム・ミンジュが務める。
あわせて公開された超特報映像は、「君の声を聴きたくて、僕は君を追いかけた」と、プールサイドを歩くヨルムから目が離せない様子のヨンジュンの姿から始まる。そこから、ピュアな初恋を育むヨンジュンとヨルムの爽やかな青春が映し出される。ふたりの恋はどこに向かっていくのか。
さらに本作が会員特典サービス「au推しトク映画」に決定。Pontaパス会員であれば、対象劇場にて、土日や祝日も含め公開期間中はいつでも、同伴者も1名まで、一般・大学生1100円、高校生以下900円で鑑賞することができる。
■公開情報
『君の声を聴かせて』
9月26日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
出演:ホン・ギョン、ノ・ユンソ、キム・ミンジュ
オリジナル映画:『聴説』(プロデュース:ペギー・チャオ/監督:チェン・フェンフェン)
監督:チョ・ソンホ
提供:KDDI 配給:日活/KDDI
2024年/韓国/韓国語/英題:Hear Me: Our Summer/カラー/1:1.85/109分/5.1ch/字幕翻訳:福留友子/映倫:G
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編集部の感想:
韓国映画『君の声を聴かせて』の公開が楽しみです。手話を使ったコミュニケーションを通じて描かれる青春ラブストーリーは、新しさを感じさせます。主演のホン・ギョンとノ・ユンソの化学反応がどのように展開するか、期待が膨らみます。
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