木曜日, 5月 22, 2025
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フルッタフルッタ、2026年も好調続くか。まーほ

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概要

フルッタフルッタは、2026年度においても成長を続けており、特にアサイー関連商品の販売が好調です。営業利益、経常利益、純利益が全て黒字に転換し、環境に配慮した原料の評価が高まっています。リテール、業務用、ダイレクトマーケティングの各事業が成長しており、マーケティング戦略や国際展開にも力を入れています。

要約

  • 売上高: 2,549百万円(前年同期比224.2%増)。
  • 利益: 営業利益229百万円、経常利益234百万円、当期純利益270百万円と全て黒字転換。
  • リテール事業: 売上高1,096百万円(前年同期比199.8%増)。家庭用商品が好調。
  • 業務用事業: 売上高1,132百万円(前年同期比271.2%増)。外食企業での採用が広がる。
  • ダイレクトマーケティング事業: 売上高301百万円(前年同期比199.0%増)。ECサイトでの売上が伸びる。
  • 海外事業: 売上高18百万円(前年同期比微減)。国際展開の基盤を構築中。
  • コスト改善: 売上原価1,589百万円(前年同期比203.6%増)、販売費は増加もコスト全体の伸びを抑制。
  • 今後の展望: Z世代向けのエシカル・サステナブル志向のマーケティングを強化、環境貢献型のサプライチェーン構築を推進。

フルッタフルッタ、2026年も好調続くか。まーほ

アサイー関連商品の拡販に注力し、リテール・業務用・ダイレクトマーケティングの各事業がいずれも大きく成長、売上高は2,549百万円(前年同期比224.2%増)と大幅な増収を記録した。また、原料供給体制の改善により在庫の安定確保が進み、需要拡大に対応した結果、営業利益229百万円、経常利益234百万円、当期純利益270百万円と、全ての利益項目で黒字転換を達成した(前期はいずれも大幅赤字)。

特に、アグロフォレストリー農法によるアサイー・ピタヤ・グァバといった環境配慮型の原料が「サステナブル」志向の高まりを背景に評価され、CO₂削減マークの記載を武器に、大手外食チェーンへの採用が拡大している。これらの活動により、当社は「健康」・「エシカル」・「環境」価値を併せ持つ付加価値型原料供給企業としての地位を強めつつある。

事業部門別の動向

① リテール事業(売上高:1,096百万円/前年同期比199.8%増)

小売市場では、家庭用「お家でアサイーボウルプレミアム」や冷凍アサイーピューレ、「フルッタアサイー」シリーズが好調に推移した。また、ピタヤとザクロをブレンドした『ピタヤスムージー』も新たに投入し、スーパーフードとして注目されるピタヤの市場拡大を図っている。アサイーとヨーグルトのクロスセル提案や、「飲む」だけでなく「食べるスムージー」の訴求も進め、日常食としての浸透を後押しした。

② 業務用事業(売上高:1,132百万円/前年同期比271.2%増)

業務用通販「BIZWEB」の売上が急伸(387.5%増)し、アサイー関連商品が外食企業でのメニュー開発に広く採用されました。ロック・フィールド、タリーズ、ドトール、かっぱ寿司など著名チェーンによる継続採用が進み、アサイーやグァバ等のアグロフォレストリー由来原料の導入が進展。加えて、メーカー向け原料供給(アサイー濃縮エキス・フリーズドライパウダー等)への問い合わせも増加しており、今後のBtoB展開強化が期待される。

③ ダイレクトマーケティング事業(売上高:301百万円/前年同期比199.0%増)

自社ECサイトでは、継続購入施策やセット商品の投入が奏功。「お家でアサイーボウル7パック」が特に売上を牽引した。また、フェムテック市場の拡大を背景に、女性の健康意識に応える形でピタヤボウルやピタヤスムージーを展開。QOL向上を訴求するライフスタイル提案型商品として好評を博している。

④ 海外事業(売上高:18百万円/前年同期比98.6%)

売上は微減となったものの、アグロフォレストリーの国際展開に向けた布石として、2025年11月開催予定のCOP30に向けた「サステナブルマッチングプラットフォーム」の構築を進行中。CO₂削減やネイチャーポジティブ(生物多様性回復)といった国際潮流に沿った取り組みで、長期的な海外展開の土台づくりが進んでいる。

コスト・利益構造の改善

売上原価は1,589百万円(前年同期比203.6%増)で、売上総利益は960百万円(同269.4%増)となった。販売費及び一般管理費も730百万円(同17.9%増)と増加したが、物流費の抑制(在庫回転率の改善)などにより、売上の増加に比べてコストの伸びは抑制された。この結果、利益体質への転換を果たし、健全な財務構造を実現した。

今後の展望

今後は、Z世代などエシカル・サステナブル志向の強い層へのマーケティング強化に加え、アグロフォレストリーを活用した環境貢献型サプライチェーンのプラットフォーム化を推進。さらに、健康・美容市場の拡大やフェムテックの潮流を捉えた製品開発により、国内外でのブランド価値のさらなる向上を目指している。

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