株式会社サイトロンジャパンは、フルサイズのイメージサークルをカバーするAskar「SQA70鏡筒」の先行予約受付を4月18日(金)に開始する。発売は5月中の予定。価格は32万円前後。

口径70mm、焦点距離336mm、開放F4.8の対物レンズを搭載した天体向けの鏡筒。

5群5枚のレンズ構成のうち、2枚にED(特殊低分散)レンズを採用したペッツバールデザインの光学系を搭載する。

イメージサークルはフルサイズ(44mm)に対応。周辺光量は44mm周辺で90%以上と、センサー周辺まで十分な光量を確保しており、画像全体で均一な画質が得られるという。

また、中心スポット半径は設計値で1.8μm、44mmの最周辺でも2.3μmと高い結像性能を有している。

バックフォーカスは、37mmから68mmまでをサポート(推奨値は55mm)。カメラのほか、フィルターやフィルタードロワーなどによる光路長変化にも柔軟に対応可能。

鏡筒バンドは、CNC加工で削り出された全長100mmの一体式。十分に軸間をとることで、ねじれやたわみを抑えている。

汎用性の高い全長290mmのドブテイルバー(幅45mm)を搭載し、さまざまなマウントへの搭載が可能。

ファインダー台座は、接眼部の上部左右に2つ搭載。鏡筒バンド上部にも34mm幅のファインダーアリガタ対応アクセサリーが装着できるため、合計で3カ所同時にアクセサリーが取り付けられる。

ラックアンドピニオン方式の2.5デュアルスピードフォーカサーを搭載。フォーカサーの底部にあるM4ネジ穴を使用することで、サードパーティー製の電動フォーカサーが取り付け可能。

接眼部には360°自由に回転できる視野回転装置を搭載。接眼部後端のアダプターには、「M42×0.75mm」「M48×0.75mm」「M54×0.75mm」の3種類が付属する。

伸縮式フードやセミハードケースが付属する。

  • 口径:70mm
  • 焦点距離:336mm
  • 口径比:F4.8
  • 光学系:5群5枚(うちEDレンズ2枚使用)
  • バックフォーカス:37~68mm(最適バックフォーカスは55mm)
  • 全長:約332mm(フード収納時)約372mm(フード展開時)
  • フード外径:96mm
  • 質量:約3.5kg(バンド・プレート込み)

SQAシリーズ用オプションパーツ

SQA用ハンドル

SQA70、SQA85、SQA106の鏡筒バンドに取り付け可能なキャリーハンドル。価格は1万3,000円前後。

工具を使わずに固定可能。鏡筒の持ち運びやマウント搭載時の取り回しを向上するアクセサリーとなる。

SQA用20mmスペーサー

SQA70、SQA85、SQA106の鏡筒バンドとプレートの間に取り付けるスペーサー。価格は1万3,000円前後。

高さ20mmのスペーサーとなっており、マウントとカメラや鏡筒の距離を開けることで、ケーブルや鏡筒がマウントとの干渉を防げるようになる。

ケーブルをまとめるためのガイドを両サイドに備えている。



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