元タレント中居正広氏と女性とのトラブルに端を発したフジテレビの一連の問題で、フジ・メディア・ホールディングス(フジHD)の株主である米投資ファンドのダルトン・インベストメンツは22日、公式サイトで同社のジェームズ・ローゼンワルド最高投資責任者(CIO)のコメントを発表。ダルトンの関連会社であるライジング・サン・マネジメントによる株主提案に対し、フジHDが提案に対して反対したことを受け、「当方と協議もしないで全員反対と決めたのは遺憾で、真摯に検討したとは思えない」とした。 フジ・メディア・ホールディングス(HD)は16日、6月の株主総会に提案する新たな取締役候補を公表。しかしダルトン側が提案していたSBIホールディングスの北尾吉孝会長兼社長をはじめとした12人は、含まれていなかった。ダルトン側は21日、ローゼンワルド氏が都内で清水賢治専務(フジテレビ社長)と面会していた。
編集部の感想:
フジメディアHDの株主であるダルトン・インベストメンツのコメントは、企業の透明性や対話が欠如していることを浮き彫りにしています。株主提案を真剣に検討しなかったことは、信頼関係を損なう結果につながるでしょう。企業の意思決定が利害を反映するものであるべきだと思います。
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