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フォームローラーの講習に参加して、自分の筋膜リリースの「甘さ」を知った

つまり、僕の筋膜リリースにはまだ「」がある…!?

2年ほど前に、TRIGGERPOINT(トリガーポイント)社の「グリッド フォームローラー」を買ったんです。コロコロしながら筋膜(全身の筋肉を覆う膜)をほぐす健康器具ですね。

動画などを見ながらラクにほぐせるから普段から愛用してました。

フォームローラーを導入したらガチガチ筋膜をほぐせました

フォームローラーを導入したらガチガチ筋膜をほぐせました

すると編集部の人からこんなお誘いを受けまして。

TRIGGERPOINTの講習会があるみたいなんですけど、参加してみますか?」

というわけで、行ってきました。会場の広さよ!

どうやらフォームローラーの正しい使い方などを教えてくれる特別イベントのよう。

来日中のマスタートレーナーがコーチを務める本格的な講習で、参加者もヨガやピラティスのインストラクターなど、いわゆる業界側の参加者も多数いらっしゃいました。

TRIGGERPOINT製品の使用メソッドを熟知するマスタートレーナー、Andrew Cox氏
TRIGGERPOINT製品の使用メソッドを熟知するマスタートレーナー、Andrew Cox氏

フォームローラー、全然ちゃんと使えてなかった…

まぁ僕もこう見えてローラー歴2年以上だし? 講習といっても余裕だろうな〜。

…などと思っていたのですが。これが大間違い。

マスタートレーナーの教えるやり方でローラーを使うと、ちゃんと痛い

え、自分で使うときはここまで痛くなかったのに、どうして同じローラーでこうも痛みが違うの…!?

講習で改めて座学を受けてみると、“筋肉に効かせる動き”なるものがちゃんとあるみたい。例えばふくらはぎ周囲の筋膜を刺激するこの動き。

Video: MuellerJapan / YouTube

僕も動画やイラストを参考にして自宅でやってる動きなんですけど、自己流でやるうちにラクな動きになっていたみたいなんです。

ちゃんと効かせたいなら、筋肉の左右、位置、それから呼吸などを意識する必要がある。そもそも「効かせよう」とする意識が、今までなかったかも。

講習を受けて正しいフォームで動いてみると、これがしっかりと痛い…!

同じように動いてるつもりでも、動きや意識をわずかに変えるだけでこんなにも変わるんだと驚きましたね。

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痛すぎてもはや笑える、けど効果を感じた

講習を受けるうち、自分がいかにローラーの力を引き出せていなかったかを実感してきました。

自己流のときは50%くらいのほぐし力だったけど、講習を受けたことでこれが70%までアップした感じ。ローラーからしたら「俺の実力はそんなものじゃないぜ」と思っていたことでしょう。

Video: MuellerJapan / YouTube

例えばこの動きは太ももの前の方、大腿四頭筋にアプローチする動きなんですが、もうこれが痛すぎる。

ローラーの中に、熟練の指圧師が潜んでるんかいってくらい、自重だけで充分に効きます。

でも周りを見ると澄ました顔で動いてる人も多いし、なるほどこれがデスクワーカーの宿命かと思いながら頑張ってゴリゴリほぐしました。

痛いということは効果がある、筋肉が凝り固まっているということですしね。

これは大胸筋をほぐす動きなんですが、動画やイラストではポーズがよくわからなくて、普段はやっていなかったんです。

指導の元やってみると、おぉ、しっかりと効く(ガチ痛い)じゃあないか…!

ちなみに、ひとつの部位に対してアプローチする時間は30〜90秒でOK。

それ以上長くゴリゴリしても効果は期待できないそうです。動画見ながらダラダラやってると、つい何分も経ってることがあるから気をつけねば。

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ローラーを使う上でもっとも重要なこと

講習のなかでは、フォームローラーを使って筋肉をほぐすうえで、最重要ともいえる要素も改めて教えてもらいました。

それは、呼吸

リラックスした呼吸でないと、せっかくのローラーゴリゴリもうまく効いてくれません。これも考えてみれば自然なことで、普段のストレッチでも接骨院でも、施術中はリラックスするものですからね。

自宅で動画を見ながらローラーを使う時も、漫然と動くのではなく、ゆったりとした呼吸を意識する。普段はここまで考えていなかったので、改めて意識したい点ですね。

なんなら普段生活する上でも、リラックスした呼吸を意識するのは大事そうだ。

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理解度が深まったローラーと共に、新たなほぐし体験へ

フォームローラーは週2ペース以上で使ってるし、講習といってもおさらいのようなものだろう。そう思っていた僕の理解は、あまりにも浅はかでした。

ローラー、奥が深い…ッ!

なんにせよ、自己流でやるうちにいつの間にか正しい方法から外れることってありますよね。

そのズレって自分では気付くのが難しい。特にマッサージ系は負担が少ないラクな動きになりがち。

今やってる動きはどの部位に効かせようとしてるのか。漫然と動画やイラストと同じポーズをやっているだけになっていないか。

そこを意識するだけで、ローラーを使う時間がより有意義なものになりました

あと忘れちゃいけないのが、ゆったりとした呼吸。僕はお風呂上がりのローラーを使うことが多いので、睡眠に備える意味でもリラックスした呼吸は意識していたいですね。

講習後も自宅でローラーを使っていますが、以前より「効いてるかも?」と思うことが増えてきたのも事実。

今までちゃんと使えてあげてなくてごめんよ、我がローラー。お前の真のほぐし力を引き出してやるからな…!

執筆・撮影:ヤマダユウス型

Source: TRIGGERPOINT

ギズモード・ジャパン より転載(2025.03.26)



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