日曜日, 5月 18, 2025
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パスワード、そろそろちゃんと向き合いませんか?【第1回:漏洩チェック編】セキュリティ日誌

🧠 概要:

概要

この記事では、パスワードに関する重要性とその管理方法について説明されています。特に、「Have I Been Pwned」というサービスを利用して、個人のパスワードが漏洩しているかどうかを確認する方法が紹介されています。また、iPhoneの「パスワード」アプリを使ったチェック方法や、パスワードが漏洩した場合の対策としてのパスワード変更、二要素認証(2FA)の導入が推奨されています。

要約の箇条書き

  • パスワードは重要だが、敬遠されがち。
  • 「Have I Been Pwned」でメールアドレスの漏洩チェックが可能。
  • iPhoneユーザーは「パスワード」アプリで確認できる。
  • 漏洩があった場合はパスワードの変更が必要。
  • 同じパスワードを複数のサービスで使わないことが重要。
  • 二要素認証(2FA)が推奨され、追加的なセキュリティ対策となる。
  • 次回は二要素認証の設定方法について解説予定。
  • 質問や相談を受け付けている。

このように、個人のアカウントを守るための具体的な手段が提示されています。

パスワード、そろそろちゃんと向き合いませんか?【第1回:漏洩チェック編】セキュリティ日誌

セキュリティ日誌

2025年5月18日 16:36

パスワードの話題って、「重い」と思いませんか?

  • 種類が多すぎる

  • 面倒だけど避けて通れない

  • 書こうとすると情報量が膨大

…ということで、これまで少し敬遠してきましたが、ついに重い腰を上げて書いていくことにしました。

まず今回は、「自分のパスワードって漏れてない?」を簡単に確認する方法をご紹介します。

🔍 【定番】Have I Been Pwnedで漏洩チェック

まずはこちらのサイト:

Have I Been Pwned

このサイトでは、自分のメールアドレスが含まれるアカウント情報が過去に漏洩したかをチェックすることができます。

🧪 実際に調べてみたら…

私のメールアドレスも、チェックしてみたら**「漏洩している」と表示されました。**

とはいえ、これは珍しいことではありません。

というのも、私たちは日常的にさまざまなサービスやアプリにメールアドレスを登録していますよね。
その中の1つでも漏洩していれば、結果は「漏洩アリ」になるわけです。

📱 iPhoneユーザー必見:「パスワード」アプリでも確認できる

もう少し具体的に確認したいという方は、iPhoneに標準搭載されている**「パスワード」アプリ**も使えます(iOS最新版が前提です)。

✅ やり方はシンプル:

  1. 「設定」検索で「パスワード」を開く

  2. 「セキュリティ」をクリック

ここで、「漏洩の危険があるパスワード」と表示される項目があるかもしれません。

😨「え、そんなに漏れてるの?」と驚いたあなたへ

ここで焦らないでください。
先ほどの「Have I Been Pwned」は自分のアカウントが漏れたかどうかを見るものでしたが、
iPhoneの「セキュリティに関する勧告」は、そのパスワード自体が世界のどこかで漏洩したことがあるかどうかを見ています。

つまり、

  • 自分のアカウントが漏れてなくても

  • 同じパスワードを他の誰かが使っていて漏れていれば

  • 「危険なパスワード」と表示される可能性がある

というわけです。

🔁 漏洩していたら、パスワード変更を!

漏洩が疑われる場合は、パスワードを変更を推奨します。自分のアカウントから漏洩したかわかりませんが、どこかの誰かが使っているということは、よく使われているパスワードとみなされて攻撃されるかもしれません。 ※詳しくは、こちらの記事のパスワードスプレー攻撃も読んでください

認証3回失敗で口座をロック──楽天証券、ログイン認証の仕様をさらに厳格化セキュリティ日誌

特に、「同じパスワードを複数のサービスで使い回している」場合、
1つ漏れると芋づる式に全部危険になります。

🛡 本当に実施してほしいのは「二要素認証」

とはいえ、パスワードは完全ではありません。

そこで私が強くおすすめしたいのが、**二要素認証(2FA)**です。

✏ 簡単に説明すると…

二要素認証とは:

「IDとパスワード」に加えて、「もう一つ別の要素(認証コードなど)」を使ってログインする仕組み

たとえば:

  • アプリで生成される6桁の認証コード

  • SMSで届くコード

  • 生体認証(指紋・顔など)

などがあります。

パスワードが漏れても、2つ目の要素がなければログインできないため、
非常に強力な防御策になります。

📅 次回からは実践編スタート!

次回以降は、よく使われているサービスでの二要素認証の設定方法を、1つずつ紹介していこうと思います。

ちょっと地味で時間もかかるけど、根気よく、一緒に進めていきましょう。

💬 ご質問・コメント、お待ちしています!

今回の記事は少し難しかったかもしれません。

「もっと詳しく知りたい」「これって自分にも当てはまるの?」

という方がいれば、ぜひコメントで教えてください!

🛠 セキュリティのことで相談したい方へ

  • 自分や家族のアカウントが心配

  • 社内でセキュリティ教育を始めたい

  • ニュースで話題になっていた内容を分かりやすく説明してほしい

そんな方は、国家資格・国際資格の保有者によるセキュリティ相談サービスをご活用ください。

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🙌 最後まで読んでいただきありがとうございます!

この記事が参考になった方は、ぜひ「スキ」や「フォロー」で応援していただけると嬉しいです!

今後も、地に足のついたセキュリティ情報を、わかりやすく発信していきます。

セキュリティ日誌

生成AIの勉強がてら、利用して企業のセキュリティインシデントを記録していこうと思います(自動→手動チェック)。グローバル企業のCSIRTリーダーをしています。資格:CISSP、情報処理安全確保支援士、ネットワークスペシャリスト、ITストラテジスト、プロジェクトマネージャー



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