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概要
バルミューダ(6612)の2025年12月期第1四半期決算に関する記事で、赤字の拡大が報告されたが、アメリカ市場への投資という戦略的な側面で捉えられている。国内売上は減少しているが、北米では成長の兆しが見られる。
要約の箇条書き
- 銘柄情報: バルミューダ(コード:6612)、電気機器業種、2025年12月期第1四半期の決算。
- 決算結果:
- 売上高: 21.8億円(前年比7.4%減)。
- 営業損失: 2.8億円(前年比2.4億円)。
- 経常損失: 3.0億円(前年比1.6億円)。
- 四半期純損失: 3.0億円(前年比1.6億円)。
- EPS: ▲35.60円(前年比▲19.02円)。
- 費用と資本状況: 減価償却費1.06億円(+10.4%増加)、自己資本比率69.8%(前年比70.4%)、配当予想は無配。
- 通期予想: 売上0.3%増の125億円、営業利益0.2億円、純利益0.1億円(黒字転換見込み)。
- 判断事項: 国内売上が17.2%減少、北米市場への本格的な投資の影響で赤字が拡大、戦略的赤字と捉えられる。
- 今後の焦点: 下期の回復とグローバル戦略の進展が重要。
- 投資判断: 第2四半期決算での赤字縮小や北米売上の向上を確認した場合、購入を検討。
このように、バルミューダは短期的な赤字を抱えつつも、長期的な成長戦略を進めている状況にある。
お疲れ様です。ME-KEです。
今回は、おしゃれ家電メーカの「バルミューダ」を解説したいと思います。
一時期はバルミューダのオーブントースターが欲しかったのですが、高くて別のメーカに切り替えた記憶があります。
では一緒に見ていきましょう!
■ 銘柄の基本情報
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銘柄名:バルミューダ(コード:6612)
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決算期:2025年12月期 第1四半期(Q1)
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発表日:2025年5月14日
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業種:電気機器(家電メーカー)
■直近のチャート
■ 決算のポイントまとめ
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売上高:7.4%減の21.8億円(前年同期:23.6億円)
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営業損失:2.8億円(前年同期:2.4億円)
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経常損失:3.0億円(前年同期:1.6億円)
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四半期純損失:3.0億円(前年同期:1.6億円)
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EPS:▲35.60円(前年同期:▲19.02円)
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減価償却費:1.06億円(前年同期:0.96億円)※+10.4%増加
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自己資本比率:69.8%(前年末:70.4%)
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配当予想:無配継続(前期同様)
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通期予想:売上0.3%増の125億円、営業利益0.2億円、純利益0.1億円(黒字転換予想)
■ 感想・インプレッション
まあ、数字は良くないですね。決算資料を見てみると国内の売上は減少傾向、会社の方針としては北米で勝負をしていくために投資を進めている印象です。
北米の売上は投資のおかげもあって伸びているように感じます。(伸び率については低く感じました。)
関税影響については生産拠点を分散しており、商品在庫もありますので一時的には影響は少ないように感じます。
新商品の「MoonKettle」は海外シェアを広げるために日本風のデザインで人気が出れば株価上昇の起爆剤になるかと思います。
指標については難しいためあまり解説はしませんが、この記事を投稿した時点ではPER756倍とさすがに割高だと感じます。
■まとめ
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赤字幅拡大は痛手だが、米国市場への本格参入に伴う投資が影響しているため、戦略的赤字とも取れる。
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国内売上は前年比▲17.2%と大幅減、物価上昇による消費マインドの低下が影響。
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通期予想は黒字化見通しで、下期の回復とグローバル戦略の進捗が重要。
■ 自分なりの評価まとめ
×:第2四半期決算で赤字縮小or北米売上予想より↑なら購入もありかも銘柄
■ 補足資料
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IR資料リンク:https://corp.balmuda.com/
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決算説明資料:同社WebサイトおよびTDnetにて開示
■おまけ
実際、デザインよりコスパ派の私は「おしゃれだけど高い」という印象が先行している状態です。
性能が良く、なおかつデザイン性で北米ウケすればまだまだ成長を感じる銘柄です。
過去にはスマホを生産したり新しいことに挑戦している印象はとてもいいように感じます。
あと、トースターのサラマンダー機能、使ったことが無いのですが、皆様は使われていますか?やっぱり焼き加減が変わったり、おいしさがUPしたりとか変化があるのでしょうか。使用したことがある方は是非コメントをよろしくお願いします!
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