On The Bridge Gamesは4月17日、協力プレイゲーム『Backrooms 清掃隊(Backrooms Cleanup Crew)』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語に対応している。本作はさっそく好評を博している。

『Backrooms 清掃隊』は謎の空間、バックルーム(The Backrooms)を舞台とした協力型の清掃ゲームだ。ソロプレイのほか、最大4人でのマルチプレイに対応。プレイヤーは、バックルームに出入りする企業F-Corpの従業員として、他の探索チームが残していった残骸や混乱の跡をキレイに清掃するのだ。バックルームとは、海外フォーラム4chanに投稿された黄色い部屋の画像に、ユーザーがホラーめいた物語を付け加えていったことがきっかけで広まったネットミームだ(関連動画)。

清掃は主にふたつの業務に分けられる。ひとつは壁に記された謎のメッセージや、血の跡などを磨いて元に戻す業務だ。高圧洗浄機を使い、壁や床に残された跡に洗剤や水を噴射していく。残された跡の種類によって、ノズルタイプを切り替えることでさらに作業を効率的に進める事も可能だ。

もうひとつは、部屋に散乱した家具やおもちゃなどのあらゆるアイテムを回収して廃棄する業務だ。バックルーム上には、前の探索チームが残した遺物や死体を含め、あらゆるアイテムが散乱している。それらを一度大きなゴミ箱にまとめて処分する必要がある。アイテムはひとつひとつ丁寧にゴミ箱に入れるよりも、直接投げ入れることで効率的に処分できる。部屋の隅から隅まで、人が存在したという痕跡を残さないように丁寧かつ効率的に清掃を進める必要があるのだ。

バックルームでは謎の事故や侵入が多発する。プレイヤーは予測不可能な出来事に身構えながら清掃する必要がある。これらの出来事は壁に描かれた光るマークを見つけ清掃することで防ぐことも可能だ。バックルームの新たな残骸にならないよう、細心の注意を払って清掃を進めるのだ。

また、本作は通常モードのほか、事故や侵入が苦手なプレイヤー向けに「ピースフルモード」も収録。危険が起きないバックルームの清掃を楽しむことができる。一方、さらなる刺激が欲しいプレイヤーのために「ハードコアモード」も収録。バックルームで穏やかに掃除を楽しむか、危険を顧みないプロフェッショナルな清掃を目指すかはプレイヤー次第だ。

『Backrooms 清掃隊』は本稿執筆時点でのSteamユーザーレビューにて約60件中91%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得。レビューでは、バックルーム作品を好むプレイヤーを中心に好評を博しているようだ。中には『PowerWash Simulator』や、『Viscera Cleanup Detail』といった清掃ゲームの要素が融合したような作品だという声も上がっていた。

また、ピースフルモードやハードコアモードの収録に対しても好評。自分のやりたいプレイスタイルや、プレイ人数に合わせ自由に難易度を入れ替えられることが本作の魅力のひとつになっている。中には高難易度な事故や侵入も用意されており、それらの出来事をうまく避けながら掃除を進めていくのも本作の醍醐味といえるだろう。

本作を手がけたOn The Bridge Gamesは、協力型プレイゲームが好きな二人組によって結成されたチーム。Steam Nextフェスで配信されたデモ版のフィードバックを受けつつ、4月17日に早期アクセス配信に至った格好だ。本作の正式リリースは2025年の秋を予定している。すでにコアとなるメカニクスはすべて実装済みで、残りは追加のステージとコミュニティが望む分野の拡張を行う模様。また、正式リリース前、もしくは直後に価格の値上げを検討しているようだ。

『Backrooms 清掃隊』はPC(Steam)にて配信中。リリース記念セールとして、4月24日まで、定価である税込1200円から20%オフの税込960円にて販売中だ。

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