木曜日, 7月 10, 2025

中国ニュース

ホーム社会ニュース中国ニュース

      国家一級保護動物のタンチョウ5羽の孵化に成功―甘粛省

      2025年5月22日13:50中国北西部に位置する甘粛省の張掖甘州区野生動物保護管理ステーションによると、今年は現時点までに5羽のタンチョウの卵の孵化(ふか)に成功しました。通年では10羽を突破する見込みとのことです。 タンチョウは、中国の国家一級保護動物で、孵化には温度と湿度の精密な管理が必要です。作業員は飼育箱の改良やエサの科学的配合によって、ひなの急速な成長を支えています。現地のタンチョウの群れの個体数は、かつては14羽でしたが、現在までに56羽に増えました。湿地の生態環境も改善されつづけており、インドガンや白鳥など多くの野鳥が飛来するようになりました。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: タンチョウ5羽の孵化成功は素晴らしいニュースです。国家一級保護動物としての取り組みが実を結び、個体数が増加していることは、環境保護の重要性を示しています。今後も湿地の生態環境が改善され、多様な野鳥が生息できるよう願っています。

      中国でまた粉ミルク問題、「輸入粉ミルク」の正体はただの米粉だった―中国メディア

      2025年5月22日16:002025年5月21日、中国メディアの極目新聞は、かつて中国全土に衝撃を与える事件を引き起こした粉ミルクの品質問題が現在もなお存在することを報じた。 記事は、山東省のテレビ局が20日に報じた内容として、ある市民が「輸入粉ミルク」缶3万本を仕入れたところ、ミルクの香りがしない上、小麦粉のような形状をしていたことに気づき、仕入先の業者に対して全額返金、返品を求めたと紹介。業者が「ミルク」の成分について主に米粉であることを認めたものの、返品、返金には応じなかったと伝えた。 また、問題となった「輸入粉ミルク」缶の材料表示には「生乳、ホエイパウダー、炭酸カルシウム」と記載されていたことを伝えた上で、生産業者として記載されていた山東省棗荘市の企業に問い合わせたところ「当社ではそのような製品を生産する資格を持っていないし、生産もしていない。名前を勝手に使われた」とのコメントがあったとした。 この企業がある同市薛城区市場監督管理局の担当者は、極目新聞の取材に対して「関連報道を注視している。現在関係職員が調査に当たっている」と語ったという。 中国では2008年にメラミンが混入した粉ミルクを飲んだ複数の乳児が腎結石を起こすなどの被害を受けた問題が発生し、食品の安全性を揺るがす大きな社会問題に発展した。中国政府は以後、食品の安全を強化するための措置を講じてきたが、今なお粉ミルクの品質確保が十分にできていないことが、今回の件によって浮き彫りになったと言えそうだ。 この件について、中国のネットユーザーは「こういうニュースを見ると、もう何が安全安心なのか分からなくなる」「消費者の権利と利益を著しく損なう行為であり、厳罰に処してほしい」「ラベルをよく見ると、委託企業の所在地がスペインで、連絡先がロシア、そして生産地が山東省になっている。なんじゃこりゃ」「SNSでの広告が氾濫している今、偽物を防ごうにも防げなくなっている」「輸入粉ミルクって高級に見えるかもしれないけど、国内の大手ブランド製品じゃダメなのか?」「以前問題を起こしたのはまさに国内大手ブランドなんだけどな」といったコメントを残している。(編集・翻訳/川尻) 続きをみる 編集部の感想: 粉ミルクの品質問題が再び浮上したことは、消費者にとって深刻な不安をもたらします。過去の教訓を活かせていない現状が明らかになり、食品安全の強化が急務です。このような偽造品が市場に流通することは許されず、厳重な措置が求められます。

      フサオマキザルの「大壮」死ぬ、真四角な顔で人気者に―中国

      2025年5月22日15:00中国安徽省の合肥野生動物園は21日、フサオマキザルの「大壮」が同日午前に急病になり、全力の応急処置のかいなく、同日午後に死んだと発表した。死因は心肺不全とみられるという。 中国メディアによると、大壮は2013年生まれで、15年から合肥野生動物園で暮らしていた。「国」という字のような真四角な顔がネット上で話題を呼び、人気者となった。 中国のSNS上では「急なことで驚きました」「先週の日曜日は元気そうだったのに。とても悲しいです」「どうぞ安らかに」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)pic.twitter.com/mxkxc2ukm3— 中国動画 (@RC00547555) 2025年5月22日 https://platform.twitter.com/widgets.js 続きをみる 編集部の感想: フサオマキザルの「大壮」の突然の死は、多くの人々にとって衝撃であり、悲しいニュースです。真四角な顔が愛され、SNS上でも多くのコメントが寄せられており、彼の存在がどれほど多くの人に影響を与えていたかを物語っています。動物たちの命もまた尊重されるべきであり、大壮の思い出が長く語り継がれることを願います。

      税金還付サービスカウンターを該当店舗に設置―北京

      2025年5月22日13:40商務部など政府6部門はこのほど、訪中観光客の消費拡大とショッピング体験の改善を図るため、「(中国大陸部からの)離境にともなう税金還付制度の改善による入境時の消費拡大に関する通達」を発表しました。 北京市内ではここ数日、一部の税金還付対応店舗が、第一陣の税金還付サービスカウンターを設置しました。中国大陸部の外から訪れた観光客は北京市内のいずれかの税金還付対応店舗が発行した税金還付申請書を所持していれば、その場の税金還付サービスカウンターで税金還付を受けることができます。 北京で買い物をした米国人観光客は、「ショッピングモールで税金還付を直接受けられた。手続きの流れも迅速で簡単だった。こうであれば、空港に行って手続きしなくて済む」と、好感を示しました。 北京市内のあるショッピングモールの店舗の副店長によると、5月の売上高は4月より約20%増加し、外国人購入客の90%以上が税金還付サービスを利用しているとのことです。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 北京での税金還付サービスカウンター設置は、訪中観光客にとって便利な改善策です。ショッピングモールで直接還付を受けられるのは、手続きの簡素化につながります。これにより、消費が拡大し、観光業の活性化が期待されます。

      <卓球>張本智和が戸上隼輔に完敗=中国ネット「張本の成績は予測不能」「中国勢にとっては良いこと」

      2025年5月22日13:00カタール・ドーハで行われているITTF世界卓球選手権大会男子シングルス3回戦で、世界ランキング4位の張本智和が戸上隼輔との日本人対決に敗れたことが、中国でも話題になっている。 21日に行われた試合は戸上が4-1(11-7/11-9/9-11/11-5/11-9)で張本に完勝した。この結果は中国でも注目され、SNS・微博(ウェイボー)では「張本智和1-4戸上隼輔」がトレンド入りした。 中国の卓球ファンからは「張本……」「どうしたんだ張本」「張本が負けた?」「これは番狂わせ」「正直、張本に勝ってほしかった」「張本、こんなところで負けちゃだめだよ(泣)」「張本の成績は予測不能。神ってるかと思えばあっさり負けたり。自分でもどうして負けたのか分かっていないのでは?」「張本は去年後半と比べて状態があまり良くないようだ。負けが込んでる」「張本の最大の弱点は勝つという意志が弱いこと。流れに任せてプレーしているように見える」「メンタルの問題だな」といった声が上がった。 また、「張本は『呪い』を打ち破れなかったな(笑)」「(戸上は)内戦王(日本人同士の対戦の時だけ強さを発揮する)だな」「戸上はどうして張本とやる時だけ生き生きし始めるのかね」「戸上は張本と対戦する時は人が変わる」「日本の男子シングルスはメダルなしだな。彼が勝っても意味はない。彼は張本の研究しかしていないから」「張本の負けは残念だが、中国勢にとっては良いことだ」「戸上に感謝!そのまま張本の壁であってくれ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田) 続きをみる 編集部の感想: 張本選手の敗北は衝撃的で、日本の卓球界にとっても痛手ですね。対戦相手の戸上選手が見事なプレーを見せた一方で、張本選手の不安定なパフォーマンスが際立ちました。中国のファンからのコメントも興味深く、メンタル面の重要性が改めて浮き彫りになっているようです。

      中国外交部、宇宙配備型迎撃ミサイルの開発と配備の停止を米に呼びかけ

      2025年5月22日11:30外交部の毛寧報道官は21日、米国が「ゴールデンドーム」と呼ばれるミサイル防衛構想の詳細を発表したことについて論評しました。 毛報道官は、「『ゴールデンドーム』ミサイル防衛構想は、いかなる制約も受けない世界規模、重層的、多領域のミサイル防衛システムの構築を目指しているが、この構想は、宇宙における作戦手段を大幅に増加させることを公然と提起するものだ。軌道配備型の迎撃システムの研究開発や配置を含んでおり、攻撃的な色彩が濃厚だ。米国は『自国優先』思想を信奉し、自らの絶対的な安全を追求することに固執し、各国の安全を減じさせてはならないという原則に違反し、世界の戦略的バランスと安定を損ねている。米国が同構想によるミサイル迎撃システムの推進と配備をいち早くやめ、実際の行動で国家間の戦略的相互信頼を深め、グローバル戦略の安定を守るよう呼びかける」と述べました。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 中国外交部がアメリカに宇宙配備型迎撃ミサイルの開発停止を求めたことは、国際的な軍備競争の懸念を浮き彫りにします。特に、宇宙での軍事的展開は新たな緊張を生む可能性があるため、慎重に扱う必要があります。また、各国間の戦略的信頼が損なわれることを考えると、対話と協力の必要性が一層強まっています。

      <卓球>検査でラケット損傷の王楚欽、胸中を語る

      2025年5月22日10時30分カタール・ドーハで行われているITTF世界卓球選手権大会でラケットのトラブルに見舞われた中国の王楚欽(ワン・チューチン)が胸中を語った。 19日に行われた混合ダブルス1回戦のブラジル戦の試合開始直前、王は検査に出して戻ってきた自身のラケットの一部がはがれているのを発見。コーチと共に抗議したが、主審は「問題ない」として試合を始めるよう促した。結局、王は予備のラケットで試合に出場し、勝利した。 王は試合後のインタビューで、検査前にはラケットに問題はなかったことを強調し、「ラケットすらきちんと検査できない。大会運営に失望している。前回の(パリ)五輪(記者にラケットを踏み折られた)も含め、大きな大会でたびたび自分の身にこんなことが起こっている。他の選手ならどんな気持ちになるか」と不満を述べた。 また、一夜明けた20日には「私はITTFに自分の意見を伝えた。自分は一人のアスリートとして、2回も大きな大会でこのようなことを経験した。4年(五輪の開催間隔)にしても、2年(世界卓球の開催間隔)にしても、選手には非常に貴重なものだと思う。なので、彼ら(ITTF)にとって(自分の意見が)気付きになればと。彼らには彼らのコメントの出し方、処理の仕方があるが、有効で良い結果を出してほしいと願っている」と語った。 さらに、「五輪での経験があってから、自分としては確かにこういうことについてあまり大きな影響は受けなくなった。(今回は)ラケットは折れてないわけだし。ただラバーがはがれただけで、まだ修復の余地がある」とも述べた。 中国の卓球ファンからは「『ラケットは折れてないわけだし』って(涙)」「『ラケットは折れてないわけだし』って、なんかもうあきらめに近い感じだね。心が痛む」「この言葉は胸が締め付けられる」「こんなに起こりようのないことが1年もしないうちに2回も同じ選手の身に降りかかるって、どれだけつらいか」「誰かが故意に王楚欽をいじめようとしているのではないか」「これからはきっとすべたがうまくいくよ。頑張って!」といったコメントが寄せられている。 なお、王のラケットが損傷した件については、現場で主審が袋に入れたラケットを台の上で押しつぶしていたとみられる映像が出回っており、これが原因ではないかとの声が広まっている。このほかにも、検査過程で何らかの手が加わった可能性、ラケットを袋に入れる際に先端部分が引っかかってはがれた可能性などが指摘されている。(翻訳・編集/北田) 続きをみる 編集部の感想: 王楚欽選手のラケット損傷は、スポーツ界での運営の不備を浮き彫りにしました。大舞台でのトラブルが続く中、選手が冷静を保ちながらも積極的に意見を発信する姿勢には感心します。今後は、スポーツ大会の運営がより選手の声を反映し、改善されることを願っています。

      <卓球>中国破りメダル確定!吉村真晴の涙に中国でも共感「称賛を贈りたい」

      2025年5月22日10:00カタール・ドーハで行われているITTF世界卓球選手権大会混合ダブルスでメダルが確定した日本の吉村真晴の涙に、中国の卓球ファンも拍手を送っている。 吉村/大藤沙月ペアは21日に行われた準々決勝で中国の林詩棟(リン・シードン)/蒯曼(クアイ・マン)ペアと対戦。第1ゲームを奪われたものの、そこから3ゲームを連取して逆転勝利。第3、4ゲームはいずれもデュースまでもつれる熱戦だった。今大会は3位決定戦がないため、銅メダル以上が確定した。 吉村は勝利が確定するとコートに倒れ込み、ベンチに戻って涙を流した。試合後のインタビューでは「30歳越えてもメダルが獲れると思っていなかった」と語った。 中国のスポーツメディア・咪咕体育は「混合ダブルスでベスト4に進出した後、吉村真晴は涙を流した。前回のダーバン世界卓球選手権での彼の涙(男子シングルス2回戦で中国選手に敗れ涙した)を覚えているだろうか。今回は感激の涙だった」と評した。 中国の卓球ファンからは「今回は喜びの涙だったね」「ベテランの男泣き」「確かに素晴らしいプレーだったよ」「彼は今日、確かに奮闘していた。大藤を引っ張っていた。素晴らしかった」「今日はコンビネーションも気迫も中国を上回っていた」「中国ペアが負けたが、それでもやはりベテラン選手に称賛を贈りたい。彼のあの気持ちには、そうする価値がある」などとたたえる声が上がった。 また、「みんなそれぞれ、2年間苦労してきたんだ」「本当にこの試合にかけていたことがうかがえる」「この涙は、彼が死に物狂いで練習してきたことを証明している。だからこそこれほど興奮するんだ」「泣くのも理解できるよ。30歳を過ぎたベテランが世界の大舞台で世界1位を破ったんだ。大変なことだよ!」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)pic.twitter.com/fuxduzbng2— 中国動画 (@RC00547555) 2025年5月21日 https://platform.twitter.com/widgets.js 続きをみる 編集部の感想: 吉村真晴選手の逆転勝利は感動的で、涙には彼の努力と情熱が詰まっています。中国のファンからも称賛を受ける姿はスポーツの国境を越えた感動を示しています。これからも彼の活躍を見守りたいです。

      「日本の夜行バスに注意!」と中国人女性、ネット「実際悪くない」「モラル低い客も」

      2025年5月22日08:00中国のSNS・小紅書(RED)に17日、「女性は日本の夜行バスに注意」との投稿があり、反響を呼んだ。 投稿者の女性は、「去年日本を旅行した時に夜行バスに乗ってとても快適だったから今回も利用し、『女性安心』というオプションを選んだ。女性専用車のことだと思っていたけど、バスに乗ったらなんと(他の客は)全員男性だった」とし、「カスタマーサービスに問い合わせてようやく分かったけど、『女性専用車』と『女性安心』は別物で、『女性安心』は見知らぬ男性が隣の席にならないサービスだった」と説明。「なんだか安心できなかった…」とし「夜行バスを利用する女性たちは注意して!」と呼び掛けた。 この投稿に、中国のネットユーザーからは「日本で普通の夜行バスに乗ったことがあるけど、横のおじさんの足のにおいが一晩中漂ってた」「1人なら絶対に女性専用車がいい。防犯意識は持たないと」「女性専用車はちょうどいい便が予約できるとは限らないのよね」「車両の後方だけが女性専用エリアになっているバスもあるよ」「余裕があるならやっぱり夜行バスには乗らない方が良い」といった声が上がった。 また、「女性専用車に乗ったことがあるけどすごく良かった。乗客全員にパックを配ってくれて、トイレもすごく広々してた。運転手のおじさんは座席の方に入って来ないしね」との意見がある一方、「私も一度乗ったことがある。隣には女の子が乗っていて、その向こう側にはお母さんと妹ちゃんが乗ってた。隣の女の子は私の腕を枕代わりにして寝てたわ」「後ろの席の女性の脚が座席の隙間から出てきて、私の腰の辺りを一晩中這い回っていた。幸いそれ以上のことはなかったけど」といった体験談も。 このほか、「でも実際、『女性安心』も悪くない。以前、見知らぬ男の人と隣同士になった時、彼が寝ぼけて頭をこちらにもたせ掛けてきた。2回目までは優しく押し返したけど、3回目で頭に来て突き飛ばした。そしたら彼は自分が被害者のような顔をしてこっちを見てきた」「『女性安心』で十分だと思う。隣が必ず女性になるし、女性がいなければ空席にしてくれるから」「私も『女性安心』に乗ったことがあるけど、隣の高校生だか大学生だかの2人のお菓子の袋を開ける音、食べる音、スマホ見て笑う声がうるさすぎた。モラルが低い」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田) 続きをみる 編集部の感想: 日本の夜行バスに関する経験談は、旅の楽しさと同時に不安も浮き彫りにしています。特に「女性安心」サービスの誤解は、利用者の安全意識を高めるきっかけになりそうです。モラルの低い乗客との体験談も事実であり、サービスの質向上が求められるかもしれません。

      中国は武器輸出大国になるのか―独メディア

      2025年5月22日07:302025年5月19日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは中国が武器輸出大国になる可能性について考察する記事を掲載した。 記事は、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が3月に発表した「国際武器移転トレンド」の内容を紹介。中国がこの5年で米国、フランス、ロシアに次ぐ世界4位の武器輸出国となっているとした。また、主な輸出先はパキスタンで全体の63%を占め、世界5位の武器輸入国であるパキスタンも輸入の81%を中国に依存しており、戦闘機や戦艦、防空システム、レーダー、戦車などを中国から購入していると伝えた。 一方、中国の武器輸出は77%がアジア・大洋州向けとなっており、非アジア圏への輸出拡大は限定的だと指摘したほか、中国が輸出する武器は自国製の最上位のものではなく、高度な武器は自国用にとどめているとも伝えた。 その上で、SIPRIのシニア研究員ベゼマン氏が「中国の武器はより先進的になったかもしれない」としつつ、インドや日本、台湾、韓国、欧州など米国と同盟関係、友好関係にある国・地域への武器輸出はハードルが高く、パキスタンを除く中東の大国や東南アジア、ラテンアメリカも中国からの武器購入に慎重な姿勢を見せており、特に中国と対立している、あるいは米国から圧力をかけられている国への進出は非常に困難との見方を示したことを紹介した。 記事は、エジプトが大量のJ-10C戦闘機の購入を検討しているという報道があり、近い将来に中国がパキスタン以外の特定国で武器輸出の突破口を開く可能性があるものの、エジプトも米国の圧力に直面しており、中国との交渉は米国からの譲歩を引き出すため駆け引きとの見方もあることから、現状では中国の武器輸出大国化には懐疑的な見方が広がっていることを伝えた。(編集・翻訳/川尻)pic.twitter.com/csarhturzn— 中国動画 (@RC00547555) 2025年5月20日 https://platform.twitter.com/widgets.js 続きをみる 編集部の感想: 中国が武器輸出大国になる可能性についての考察は興味深いですね。主にパキスタンに依存している現状では、他国への拡大は困難そうです。ただし、エジプトの動向により、未来に新たな展開があるかもしれません。

      韓国の伝統的な食材が日本で大人気=韓国ネット「広めないで」「私たちの分がなくなっちゃう」

      2025年5月22日06:002025年5月20日、韓国・ファイナンシャルニュースは「韓国の伝統的な食材である『ミナリ(セリ)』が日本で人気を集めている」と報じた。 記事は、日本のテレビ番組の情報を基に「最近の韓流ブームの影響により日本でミナリサムギョプサルが人気を博しており、ミナリの出荷額が過去最高を更新した」「東京最大のコリアンタウン・新大久保は、韓国のミナリ料理を目当てに訪れた日本人でにぎわっている」「ある店ではミナリチヂミ、ミナリカルビタン、ミナリサムギョプサルなどさまざまなミナリ料理が提供されている」などと伝えている。 この人気を受け、日本国内でのミナリの卸売価格は過去5年の平均を上回る上昇傾向を見せている。23年のミナリの出荷額は48億円を突破し、史上最高額を記録したという。 この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本人まで食べるようになったら私たちの分がなくなっちゃう」「ミナリのおいしさを広めないでほしい(泣)」「バラすなと言ったのに」「ミナリには手を出さないで」「日本人や中国人に教えちゃ駄目だよ。輸出されると韓国国内で価格が上がってしまう」「そのうち中国がミナリも中国起源と主張してきそうだ」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)バターカップ pic.twitter.com/aalwrwgw3b- 楽しむために住んでいる鳥(@meogneunjaemi) 2025年5月8日 https://platform.twitter.com/widgets.js 続きをみる 編集部の感想: 韓国のミナリが日本で人気を集めていることは、文化の交流が進んでいる証ですね。ただ、韓国のファンが「分がなくなる」と心配する気持ちもよく分かります。食文化の発展には持続可能な供給が重要なので、双方がウィンウィンの関係を築けると良いですね。

      インドは、アップルの脱中国依存を支援できるか―独メディア

      独ドイチェ・ベレの中国語版サイトは18日、インドは米アップルの脱中国依存を支援できるかとする記事を掲載した。 記事はまず「製品の生産を中国の工場に大きく依存してきたこのテクノロジー大手は現在、インドでの生産を大幅に増強する計画を立てている」とし、アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が5月初め、「米国で販売されるiPhoneの大部分はインドが原産国となり、米国で販売されるiPad、Mac、Apple Watch、AirPodsのほぼすべてをベトナムが生産することになる」と語ったことに触れ、「この決定は、トランプ米大統領による関税政策がこのテクノロジー大手のサプライチェーンや売上高、利益率に与える影響を軽減することを目的としている」と伝えた。 その上で、インド国立財政政策研究所の上級エコノミスト、レカ・チャクラボルティ氏が「アップルがiPhoneの生産の一部をインドに移転することは、大きなチャンスだけでなく、いくつかの潜在的な試練ももたらす。中国に対するコスト競争力、労働市場の硬直性、サプライチェーンの脆弱(ぜいじゃく)性など、潜在的な課題が詳細な分析により明らかになった」とし、「部品のコストが高く、工場の効率が比較的悪いため、インドでiPhoneを生産するとコストが5~10%が高くなる」と強調した上で、「さらに、この投資の財政的影響については、特に税収、インフラ投資、補助金の可能性などについて慎重に検討する必要がある。リスクを軽減し、利益を最大化するため、調整された政策アプローチが不可欠となるだろう」と付け加えたことを紹介した。 記事は、現時点ではiPhoneの約20%がインドで生産されていると推計されること、米ブルームバーグによると、アップルは2025年3月までの1年間で220億ドル(約3兆1900億円)相当のiPhoneをインドで生産し、これはその前の1年間と比べて60%増であること、同社は26年までにインドで年間6000万台超のiPhoneを生産する計画で、現在の生産量を倍増させインドの電子機器製造部門を大幅に強化すること、インドでは、iPhoneの組み立ては主にフォックスコン、ペガトロン、そしてタタ・グループの傘下企業(旧ウィストロン)によって行われていて、うちフォックスコンが3社の中で規模が最も大きくインドにおけるiPhone生産の大部分を担っていることを紹介した。 また、インド政府がこのほど、国内の電子機器製造エコシステムの強化を目的とした新たな政策を発表したことにも触れ、「この生産拠点の移転は、従来製品の生産を中国の工場に大きく依存してきたアップルにとって大きな変化を意味する」と伝えた。 記事は「しかし、トランプ大統領の対米輸入品に対する高額な関税、特に中国との報復関税の応酬により、アップルは困難な立場に立たされ、戦略の見直しを迫られた」とし、トランプ氏がその後、スマートフォンや半導体を含むハイテク製品への関税の一時停止を認め、米国と中国が先ごろ、関税紛争を90日間一時停止することで合意したことに触れた。 さらに、コンサルティング会社LegalWiz.inの創設者シュリジェイ・シェス氏の話として、「インドがアップルにとって真に独立した生産拠点へと移行するには、インフラ、技能、テクノロジーに多額の投資をする必要がありる。インドにとってはビジネス面で大きな勝利であり、ビジネスに優しい立地を求める企業にとって好ましい立地先としての地位を高めることになるが、すでに不安定なインドと中国の関係にさらに一層の複雑さを加えることになる」と伝えた。また同氏が、生産の大部分を中国からインドに移転することは、技術と専門知識の移転の面で障害に直面する可能性が高いとし、現在の地政学的状況、特に中国が製造業の雇用の大きな源泉を失う状況下で、中国の専門知識や技能移転、生産機械が必要な速さでで移転されると期待するのは甘い考えで、経済状況、熟練労働力、そしてサプライチェーンの再構築方法を考慮すると、どのような結果になるかは大きな問題だとの認識を示したことを紹介した。 記事はまた、半導体と組み込みシステムを専門とするIndieSemicの共同設立者兼CEO、ニクル・シャー氏が「インドは将来的にiPhoneの需要をすべて満たす能力があると考えているが、エコシステムを強化する必要がある」との認識を示し、「iPhone生産の増加はインドに世界の電子機器製造ネットワークにおける役割を拡大する機会を与えることになるが、その成功は、歴史的に製造業の競争力を制限してきた根強いインフラと政策上の制約に対処できるかどうかにかかっている。これは『メイク・イン・インディア』構想に合致し、インドを世界的な電子機器製造拠点に変貌させる可能性を秘めているが、同時に、単一の多国籍企業への過度の依存や潜在的な地政学的圧力といったリスクももたらす」と述べたことも紹介した。(翻訳・編集/柳川) 続きをみる 編集部の感想: インドがアップルの生産拠点としての役割を拡大することは、製造業の発展にとって大きなチャンスである一方、コストやインフラの不安定さといった課題も抱えていることが指摘されています。特に、技術と専門知識の移転が円滑に進むかどうかが成功のカギになるでしょう。地政学的なリスクも考慮する必要があり、戦略的なアプローチが求められます。

      圧倒的シェアを誇っていたサムスンの折り畳みスマホに”衝撃”の結果=韓国ネット「愛国消費が必要」

      2025年5月21日16:002025年5月21日、韓国・ヘラルド経済は「世界市場で圧倒的なシェアを誇っていたサムスン電子の折り畳みスマホが中国市場での販売ランキングで最下位に転落したという衝撃的な結果が発表された」と伝えた。 記事によると、昨年の中国の折り畳みスマホ市場は、HUAWEI(ファーウェイ)がシェア48.6%で圧倒的1位となった。次いでHonor(オナー、20.6%)、vivo(ビボ、11.1%)、Xiaomi(シャオミ、7.4%)、OPPO(オッポ、5.3%)が続き、サムスンのシェアは0%台だった。サムスンのシェアは23年10~12月期には11%を占めていた。 世界市場でも、シェア1位のサムスン(32.9%)と2位のHUAWEI(23.1%)の差が初めて1桁台(9.8ポイント)にまで縮まった。記事は「サムスンの独走体制が完全に崩壊したことを意味する」と説明している。 サムスンは19年に世界で初めて折り畳みスマホを発売した“絶対的強者”で、21年のシェアは83.6%を記録していた。しかしその後は22年79.2%、23年55.1%と下落し、昨年は30%台となった。 世界市場の中で最も急成長している中国市場での苦戦がサムスンにとって痛手となっている。サムスンのスマホはもともと中国市場でのシェアが0~1%に過ぎないが、折り畳みスマホにおいては「技術的にリードしている」と評価され、注目を集めていたという。 記事は「サムスンは”最後の砦”である折り畳みスマホでも、サムスン製品を模倣してきた中国に完全にやられてしまった」「中国が予想以上に早く技術力でサムスンに追いつき、そこに中国国内の愛国消費ムードが重なった結果だ」「HUAWEIはサムスンより先に、世界初の2回折り畳めるスマホを発表し、革新的な技術でさらに攻勢を強めている」などと伝えている。 この記事を見た韓国のネットユーザーからは「文在寅(ムン・ジェイン)政権のサムスンたたきがついに成果を上げたね」「技術を流出させた人は死刑にするべき」「スパイ防止法の導入が急がれる」「中国の折り畳みスマホだって韓国では需要がない」「中国は愛国消費をしているのに、韓国の若者はiPhoneに夢中」「今後はわれわれも愛国消費が必要だ」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本) 続きをみる 編集部の感想: サムスンの折り畳みスマホが中国市場でのシェアを失ったことは驚きです。技術力でリードしているはずのサムスンが、愛国消費が影響しているとは皮肉ですね。今後の展開が気になる一方で、韓国国内でも愛国的な消費が求められているのは興味深いです。

      中央銀行、人民元の国際使用を段階的に推進―中国

      2025年5月21日15:50中国の中央銀行である中国人民銀行は19日、金融面から実体経済を支援する座談会を開き、潘功勝総裁は「適度な金融緩和政策の実施に力を入れ、実体経済の有効的資金調達需要を満たし、金融総量の合理的拡大を維持しなければならない」と強調しました。 中央銀行は科学技術の革新、消費の促進、小型と零細型の民間企業、貿易の安定などの重点分野に対する支援を強化します。実体経済への金融支援の質と効果を高めるとともに、経済構造の調整、モデルチェンジ、グレードアップ、従来型のエネルギーから新型への転換などを後押しします。 また、金融政策の実行と広報に力を入れることを通じて、市場競争の公平な秩序を維持し、実体経済へのサービス提供と銀行自身の持続可能な発展との有機的な統一を推進していくとしたうえで、人民元の国際使用を段階的に推進し、貿易、投資、資金調達の利便化水準を引き上げていくとしています。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 中国人民銀行が人民元の国際的な使用を段階的に推進する方針を示したことは、経済の国際化や貿易の円滑化に向けた重要なステップです。特に、実体経済への金融支援を強化する姿勢は、経済成長の持続性に寄与するでしょう。今後の金融政策が市場に与える影響と、その実施過程に注目したいと思います。

      四川大学が日本の著名考古学者の招聘雇用に関する掲載を取り下げ、ネット民の反発受け―中国

      シンガポール華字メディアの連合早報の20日付報道によると、中国の四川大学が日本の著名な考古学者を招聘(しょうへい)して雇用すると発表し、ネット上を中心に反発する声が上がった。同大は公式ウェブサイトに掲載していた関連情報を取り下げたという。 中国メディアの澎湃新聞の7日付報道によると、四川大学歴史文化学院は、著名な考古学者でアメリカ芸術科学アカデミー会員の宮本一夫氏を常勤の講席教授(チェア・プロフェッサー)として招くと発表していた。 同学院によると、宮本氏は2021年以降、同学院で複数のスペシャルトピッククラスを担当し、現在、同大で正式に仕事を開始しているという。 香港メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストの19日付報道によると、同大の公式サイトで掲載が取り下げられた後、宮本氏も同大もコメント要請に応じていないという。 中国のSNS上では、この問題について「愚かな反対の声に屈するような大学は、大学である資格がない」「反対派はどのような人たちなんだ?」「大学の自治に関しては慎重に議論すべきだ」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川) 続きをみる 編集部の感想: このニュースは、学問の自由と社会的圧力の相克を象徴しています。四川大学が著名な日本の考古学者を招聘する決定を取り下げたことは、大学の自主性に疑問を投げかけます。ネット上の反発にもかかわらず、学問の発展のためには冷静な議論が必要だと感じました。

      中国初のコーギー警察犬、ちょっと駄目なところが愛らしいと人気に

      2025年5月22日00:00中国でコーギー警察犬「福仔(フーザイ)」が人気を集めている。 福仔は2023年8月生まれの雄のコーギーで、山東省濰坊市昌楽県公安局警察犬基地に所属する同国初のコーギー警察犬だ。 先日はパトロール中に幼い子どもが持っていたソーセージを食べてしまうという「不祥事」を起こしてしまい、「被害者」を見つけられなかった福仔の担当訓練士はやむを得ず「福仔に厳しい指導を行いました。今後は『食べるのを拒む訓練』をさらに強化していきます」との謝罪文をネットに投稿。しかし、公開された「訓練」の動画に映っていたのは目の前に置かれた2本のソーセージを少し我慢した後でやっぱり食べてしまう福仔の姿で、中国SNSの微博(ウェイボー)には「かわいい!我慢する間は頭の中で闘っていたんだろうね」「福仔は失業?」「悪いのはソーセージの方」などのコメントが寄せられた。 また、福仔には海外メディアも注目。中国メディアの環球時報は19日、米ニューヨーク・タイムズが16日に発表した「中国初のコーギー警察犬はソーシャルメディアに40万ものファン」と題する文章の内容を紹介した。(翻訳・編集/野谷) 続きをみる 編集部の感想: 中国初のコーギー警察犬・福仔のニュースは、愛らしいキャラクターが多くの人々に支持されていることを示しています。食べ物に誘惑される姿が微笑ましく、彼が警察犬として成長していく様子も楽しみです。このようなユニークな存在が、職務に対するイメージを変える可能性もあると思います。

      世界の雇用の4分の1は生成AIの影響を受ける可能性―国際労働機関

      2025年5月21日16:50国際労働機関(ILO)は20日、生成人工知能(AI)と雇用に関する報告書を発表し、世界の雇用の4分の1が生成AIの影響を受ける可能性があると指摘しました。 それによると、高所得国の雇用は生成AIの影響を受ける割合が34%とより高くなります。事務職が直面するリスクは最も顕著であるため、女性の就職は生成AIの影響を受けやすくなります。また、メディア、ソフトウエア開発、金融などの高度にデジタル化された雇用も、増加しつつあるリスクに直面しています。 報告書は、労働分野では、生成AI自体に良し悪しはなく、その社会経済への影響は技術普及に対する管理方式に大きく左右されていると強調しています。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 生成AIが世界の雇用の4分の1に影響を与える可能性があるという報告には、驚きと危惧を感じます。特に高所得国での影響が大きく、女性の雇用が特にリスクにさらされる点は心配です。技術の進化がもたらすように、その管理や普及方法が今後の雇用の在り方に影響を与えることを強く認識する必要があります。

      「九龍ジェネリックロマンス」はテクノロジーと人間性の交錯を描いた作品―中国メディア

      2025年5月16日、中国のポータルサイト・淘宝百科に、日本のアニメ「九龍ジェネリックロマンス」はテクノロジーと人間性の交錯を描いたサスペンスSFラブストーリーだと紹介した記事が掲載された。 記事は、 「『九龍ジェネリックロマンス』がついに放送開始され、ファンはサスペンス、SF、そして恋愛が融合したこの新たなアニメ作品を楽しめるようになった。香港映画に詳しい人や九龍を訪れたことのある人にとって、『九龍』という地名は非常になじみ深いものである。この地域は香港の中心地の一つであり、豊かな歴史と現代文化が交錯する象徴的な場所であり、そして同作の独特な舞台背景の要となっている」と説明した。 そして、「物語は虫の鳴く早朝から始まり、主人公・鯨井令子(くじらいれいこ)の日常は『ジェネリックテラ』によって一変する。これは人類の記憶をバックアップし、不老不死を実現できる技術とされ、九龍の上空に浮かび、レトロな街並みと鮮烈な対比を成している」と述べた。 続けて、「鯨井は不動産会社で働く、落ち着いた真面目な性格の女性である。一方、彼女の対照的な存在である工藤発(くどうはじめ)は、気ままでありながら強い芯を持つ男である。正反対の性格を持つ2人が出会い、次第に感情が交錯し、火花を散らしていく。物語の中で、工藤は鯨井を連れて夜の九龍を連れ歩く。2人の関係が深まるにつれ、鯨井の心に湧く工藤への好感が次第に強まっていくが、そんな中、鯨井は偶然にも彼女とそっくりな女性と工藤が写った一枚の古い写真を見つける。この謎が物語にさらなる緊張感をもたらす」とした。 「九龍ジェネリックロマンス」は、眉月じゅん氏の漫画を原作にアニメ化した作品。監督は岩崎良明氏、アニメーション制作はアルボアニメーションが手がけ、鯨井令子役には白石晴香、工藤発役には杉田智和がキャスティングされている。今年8月には実写映画化も予定されており、記事は「ファンたちの期待はますます高まっている」と言及した。 記事はまた、「同作は、サスペンス要素に加えて恋愛要素も取り入れられ、視聴者を未来技術と人間味が交差する都市へと誘う。レトロな手描きのアニメーションと巧妙に構成された音楽は、視聴者にまるで九龍の街角に立っているかのような臨場感を感じさせ、テクノロジーと伝統が交わる独特な雰囲気を醸し出している」と論じた。 さらに、「同作は、緻密なストーリーと繊細なキャラクター描写で多くの視聴者を惹きつけている。鯨井と工藤が謎に満ちた都市でどのように関係を進展させていくのか?。物語には予期せぬ展開が待ち受けているのか?。視聴者は物語を見ながら、自分なりの答えを見つけることができるかもしれない。現在、物語のさらなる展開を楽しみたい人は、各種配信プラットフォームで引き続きこのロマンティックでミステリアスな旅路を追うことができる」とした。 そして、「総じて『九龍ジェネリックロマンス』は、独特な世界観と深みのあるキャラクターによって、テクノロジーと人間性の交錯を描き出している。また、同作はただの視覚的な楽しみだけでなく、感情や考えを揺さぶるような深い体験へと誘う作品である。あなたは鯨井と工藤の物語にどんな感想を抱いただろうか?」と問い掛けた。(翻訳・編集/岩田) 続きをみる 編集部の感想: 「九龍ジェネリックロマンス」は、テクノロジーと人間性が交差する独特の舞台設定が魅力的です。主人公たちの対照的な性格が生む緊張感やロマンティックな展開に期待が高まります。視覚的な美しさだけでなく、深いテーマ性を持つ作品に仕上がっているのが印象的です。

      中国、16年連続でアフリカ最大の貿易パートナーを維持

      国務院報道弁公室は21日午前、記者会見を開き、第4回中国・アフリカ経済貿易博覧会の準備状況や中国とアフリカの経済貿易協力について紹介しました。商務部の責任者によると、中国とアフリカの貿易規模はここ数年、安定した伸びを見せており、投資が絶えず拡大し、新興分野での協力が持続的に深化しているとのことです。 中国とアフリカの2024年の貿易総額は前年比4.8%増の2956億ドルに上り、うちアフリカからの輸入額は前年比6.9%増の1168億ドルで、アフリカへの輸出額は同3.5%増の1788億ドルでした。また貿易額は4年連続で史上最高を記録し、中国は16年連続でアフリカ最大の貿易パートナー国となりました。巨大規模の中国市場はアフリカの商品に幅広いビジネスチャンスをもたらしているとみられています。 デジタル経済の分野では、中国企業はアフリカで数カ所の大型データセンターを建設し、クラウドコンピューティングサービスや5G技術を提供して、アフリカの鉱山開発や都市管理で幅広く応用されています。 グリーン発展の分野では、中国とアフリカが協力して建設した太陽光発電所の発電ユニット総容量は累計で1.5ギガワットを上回り、現地住民100万世帯の電力需要を満たしています。 金融協力の分野では、エジプトが2023年、アフリカ輸出入銀行が2025年にそれぞれ中国での人民元建て「パンダ債」の発行に成功したとのことです。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 中国がアフリカ最大の貿易パートナーを16年連続で維持しているというのは、両地域間の経済的結びつきの深さを反映しています。デジタル経済やグリーンエネルギーなど新興分野での協力は、アフリカの発展にも寄与しているでしょう。今後の関係強化が、さらなる成長を生むことを期待しています。

      中国国家電網、独自開発の新エネルギー大型電力網運用管理システム発表

      中国の国営送電企業、国家電網(SGCC)によると、中国が独自に開発した高比率新エネルギー大型電力網の運用管理システムが発表され、超大規模新エネルギーを大型電力網へ接続する世界的な難題が解決されたとのことです。 中国の新エネルギー設備の比率はすでに4割を超え、大規模な新エネルギーを安全で安定した大型電力網へ接続できるようにするため、中国は新エネルギー大型電力網の運用管理システムを独自に開発しました。このシステムは国家電網傘下の変電所6万カ所余りと新エネルギー発電所数十万カ所をカバーし、1日当たり3億6000万キロワットの新エネルギーの迅速な経済配分を実現でき、国家電網が世界最大の新エネルギー吸収規模を有する電力網になることを後押ししています。 これについて、世界エネルギー会議のアンジェラ・ウィルキンソン事務総長兼CEOは、「中国のエネルギー転換の戦略的な重点はエネルギーの安全保障にあり、大規模な送電線と配電線を極めてインテリジェントな方法で接続し、エネルギーの供給側と需要側を結び付け、さらに多くのリアルタイム管理も実現しており、驚くべき成果だ」と評価しました。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 中国国家電網が新エネルギー大型電力網運用管理システムを発表したことは、再生可能エネルギーの拡大に向けた大きな一歩です。これにより、新エネルギーの安全かつ安定した供給が可能になり、世界的なモデルケースとなるでしょう。エネルギーの未来に向けたインテリジェントな管理が進化することに期待が高まります。

      「中国の女性を見るとイライラする」韓国料理店店主の発言が物議=韓国ネット「実は韓国の現実を告発」

      2025年5月21日、韓国・毎日経済によると、中国・杭州で韓国料理店を営む韓国人店主が中国人女性を中傷するような発言をしたとして物議を醸している。 記事によると、チャンネル登録者数約30人を誇る韓国人女性ユーチューバー「ヨダノ」さんは19日、恋人の中国人男性と杭州の韓国料理店を訪れた様子の動画を公開した。 動画では、恋人の中国人男性が韓国風おにぎりのチュモッパ(ボウルにごはんと具材が入った状態で提供され、ビニール手袋をはめて自分で一口サイズに握って食べる)を作っていたところ、料理を運んできた韓国人店主が突然「女性より上手ね。中国の女性は全くできない」と話しかけた。 男性が「中国ではこういう食べ方をしないから」と説明すると、店主は「そういう問題ではなくて、中国の女性は本当に何もしない。肉も男性が焼いて取り分けないと食べようとしない。スープも男性がよそってあげないと食べない。女性はスプーンを持って待っているだけ」と反論した。 さらに「男性はどれだけ大変か。息子を持つ母親としてはイライラする。韓国では子連れなら女性が子どもの面倒を見て、子どもにご飯を食べさせるが、中国では男性が肉を焼いて妻に食べさせ、子どもにも食べさせる」「中国の女性は子どもが泣いてもスマホばかり見ている。男性はご飯を食べられない。見ていると本当に腹が立つ。イライラする」と声を荒らげた。 これを聞いたヨダノさんは気まずそうな表情を浮かべつつ、「店主も中国人男性が優しいということを認めたね」と述べ、その場を収めた。 これを見た韓国のネットユーザーからは「初めて会った人にこんなことを言う人が実際に存在するんだね」「自分の息子でもなく、飲食店で家族サービスをする中国人男性を不憫に思い、腹を立てるなんて」「女の子はずる賢くてお姫様のように振る舞うと思い込んでいる典型的なムスコンの母」「やはり息子を持つ母親は嫉妬深い」「女性が子どもの面倒を見て、ごはんを食べさせることに対してはイライラしないの?」「最近の女性が結婚しない理由を店主が教えてくれている」「韓国人男性と付き合ってはならない理由をていねいに教えてくれてありがとう」「ここまでだと、中国人女性を悪く言うふりをして、実は韓国の現実を告発しているように見える。結局、韓国では男が何もしないということでしょ?」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本) 続きをみる 編集部の感想: この発言は文化的な偏見が露呈された例であり、驚きと憤りを感じます。特に、他国の女性を一方的に批判することで、自国の問題を浮き彫りにしてしまう点が印象的です。結局、コミュニケーションの不足が誤解を生む危険性を示していると思います。

      北京郊外に2000年前の西漢墓を改築した大葆台遺跡博物館新館がオープン―中国

      中国の首都、北京郊外にある大葆台遺跡博物館新館が20日、2年の改築期間を経て一般公開され、同時に二つの展示会が開催されています。 新館の建築デザインは「遺跡全体の包括的保護」と「最小限の介入」の原則に従い、元の場所を基に改築されており、建築面積は7600平方メートル、展示面積は2800平方メートルです。大葆台遺跡は1974年6月に発見された、今から約2000年以上前の前漢時代の広陽頃王劉建とその王妃の墓で、新中国で初めて天子の棺である「梓宮(しきゅう)」、休息室である「便房(べんぼう)」、遺体を外気から封印するよう木を積み重ねた壁で囲む「黄腸題湊(こうちょうだいそ)」の葬制を完全な形で示している考古学的発見でもあります。 館内の多くの木材が重なった木製の壁は「黄腸題湊」で、前漢の最高等級の葬制です。「黄腸」とは柏の芯、「題湊」とは木材の端を内側に重ねた構造を指します。「黄腸題湊」は頑丈で湿気に強いという特徴があります。 今回の新館開館に合わせて、二大展示も同時に開催されています。最初の臨時展「馬王堆生活芸術特別展」は貴重な文化財や復元された場面を厳選し、富、飲食、服飾、典籍の四つの部分から、前漢貴族の優雅さを余すところなく見せています。常設展「前漢広陽国歴史文化展」は多くの文化財を重点的に展示し、漢代幽州および燕の領域(現在の北京市とその周辺地域)の社会の様相を多角的に展示しています。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 大葆台遺跡博物館の新館オープンは、歴史的遺産の保護と展示の重要性を再認識させる機会です。2000年前の西漢の葬制を現代に伝える貴重な場として、多くの人に訪れてほしいです。展示会を通じて、古代の文化や生活様式に触れることができるのが楽しみです。

      米ロサンゼルス港、5月初旬の入国貨物輸送量が大幅減少

      2025年5月21日19:20RecordChina米国最大で最も忙しいコンテナ港の一つであるロサンゼルス港は関税政策の影響で、5月初旬の入国貨物輸送量が30%減少しました。同港のエグゼクティブディレクターのジーン・セロカ氏は19日、「コンテナの減少は港の作業量の減少を意味する。トラックの運転手や港湾の労働者などの人数から見て、5月第1週にその影響がほぼ即時に現れたことが分かる」と話しています。 ジーン・セロカ氏はまた、「他の国が米国に対して報復関税措置、とりわけ農産物などに報復関税措置を取っているため、4月の輸出は5カ月連続で減少した」と指摘しました。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: ロサンゼルス港の入国貨物輸送量が30%減少したのは、関税政策の影響を如実に示しています。これは港湾作業の効率にも悪影響を及ぼし、労働者にとっても厳しい結果を招きます。国際貿易の動向がますます複雑化する中、今後の改善策が求められます。

      家のベランダからパンダ!「パンダビュー」の部屋が話題に―重慶市

      中国メディアの上遊新聞によると、中国重慶市にある、マンションのベランダからかわいいジャイアントパンダを眺められる「パンダビュー」の部屋が注目を集めている。 先日、重慶の女性ネットユーザーが下の方でのんびりと動き回るパンダを撮影して「団地にパンダがやって来た」とネットに投稿すると、これを見た人から「神団地、パンダビューの部屋だ」と驚嘆の声が上がった。 この動画が撮影されたのは重慶動物園のパンダ非公開エリアに隣接する団地で、住人の一部は自宅のベランダからパンダの日常生活を直接見ることができる。動画を投稿した女性は家にいながらパンダを眺められることについて「驚喜しない人がいるでしょうか?。私はとても幸運です」とコメントし、今年初めに偶然パンダを撮れることに気付き、動画で記録し始めたことを説明した。 女性はこの4カ月余りで正真正銘のパンダファンになり、投稿する動画には大勢の人から更新を催促する声が寄せられるが、その一方で「話題になったことで団地の住人や動物園に迷惑をかけるのではないだろうか」と心配もしているという。 これについて、記事は団地の管理会社の関係者が「一部の住人は撮影することができるかもしれませんが、この件は団地内で広く知られていません」としたことを紹介するとともに、動物園の担当者からも「動画は遠くから撮影されていてパンダの休息を妨げるものではありません」との説明があったことを伝えている。(翻訳・編集/野谷)pic.twitter.com/ay4gabdnkh— 中国動画 (@RC00547555) 2025年5月20日 https://platform.twitter.com/widgets.js 続きをみる 編集部の感想: 家のベランダからパンダを眺められる「パンダビュー」は、まるで夢のような生活ですね。住民の女性が感じる幸運や喜びが伝わってきますが、話題になることでの影響を心配する気持ちも理解できます。パンダと人の共生がうまくいくことを願っています。

      男子学生が浄化槽に転落し死亡、現場の状況に批判「これはもう落とし穴!」―中国

      中国・重慶市の大学構内で、し尿処理のための簡易浄化槽「化糞池(かふんち)」に転落した男子学生が死亡する事故があり、波紋を広げている。 中国メディアによると、事故があったのは19日午後3時50分ごろ、重慶対外経貿学院の構内で体育の授業を終えた男子学生が歩いていたところ、突然、浄化槽に転落した。学生や教職員が救助を試み、その後、駆け付けた警察と消防隊が救助を行ったが、最終的に男子学生は死亡したという。 問題の浄化槽は深さが少なくとも6メートル以上あった。ふたの部分には木の板が乗せられていたが、腐食して幼児程度の体重しか支えられなくなっていた。また、その上には周囲の芝生と同化するように人工芝のシートがかぶせられており、下に浄化槽があることは気付きにくい状態だったという。 中国のネットユーザーからは「こんなのもう落とし穴じゃないか!」「人工芝のシートをかぶせるとか、余計なことをしなけりゃ落ちなかったかもしれないのに」「というか、注意書きすらなかったのか?」「これは絶対に学校の責任」「今回は学校は言い逃れできない。完全に管理の問題」「男子学生が不憫でならない」といったコメントが寄せられている。 男子学生の父親によると、遺体はその日のうちに葬儀場に移された。もともと体の弱い母親はショックのあまり葬儀場で倒れたという。現在、遺族らは学校側と話し合いを行っており、父親は「正当な補償」を望んでいる。なお、事故については警察が詳しい調査を行っている。(翻訳・編集/北田) 続きをみる 編集部の感想: この事故は非常に悲劇的であり、安全管理の重要性を痛感させられます。特に、浄化槽に関する明示的な警告や適切な安全対策が欠如している点が問題です。このような事故が二度と起こらないよう、学校側は責任を持って対策を講じる必要があります。

      女子高生が強要され10日で100人と売春、中国ネット「恐ろしすぎる」「日本らしい犯罪」

      2025年5月20日、中国メディアの観察者網は、日本で未成年の少女に10日以内で100人への接待をさせていた男らを売春防止法違反容疑で逮捕したと報じた。 記事は、日本メディアの報道を引用し、大阪府の路上で男2人が16歳の女子高生を誘い出して10日間で100人の性的な接待を強要していた疑いで、警察が男らを逮捕したと紹介。捜査によると、少女は1回当たり1万5000円で売春を行っており、その大部分は男らの懐に入っていたとのことで、少女が路上で警察官から職務質問を受けた際に「帰りたい」と訴えたことでようやく事件が発覚したと伝えた。 また、男らは「高収入の仕事」「簡単に100万円手に入る」などと称して少女らを誘い出し、車に乗せて北陸地方の各地で断続的に売春をさせていた疑いがあること、出会い系サイトを通じてホテルや飲食店などの綿密なスケジュールを組んでいたこと、少女を12時間働かせた上ほぼ休息を与えず、1日の食事はコンビニ弁当を1回しか与えていなかったことなどを紹介している。 この件が中国のSNS・微博(ウェイボー)で紹介されたことで注目を集め、関連ワードがトレンドランキングにもランクインした。中国のネットユーザーは「恐ろしすぎる」「なんかすごく日本らしい犯罪」「(中国が実施している)ポルノの断固たる取り締まりは正しい」「ポイントは、売春だけでなく人身の拘束を伴う誘拐があったことと反社会勢力が関与している可能性があることだ」「中国でもあるよね。しかもお金が欲しくてすすんで売春をしてしまう。1日10人くらい相手にする人もいるね」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻) 続きをみる 編集部の感想: この事件は非常にショッキングで、未成年者を守る社会の責任を強く問われるものです。被害者の少女が勇気を出して訴えたことが事件発覚のきっかけになったとのこと、彼女の未来が心配です。また、中国のネットユーザーの反応からは、国境を越えた問題への意識が高まっていることを感じます。

      中国複数の都市、エスカレーターで「右側立ち・左側通行」中止

      北京の地下鉄駅にあるエスカレーターに先ごろ、「小さな足跡」の印が現れました。中国のSNSのトピックスランキングでは19日、「エスカレーターでの右側立ち、左側通行中止」がランクインし、注目を集めています。 地下鉄運営側によりますと、これら「足跡」の印は、乗客にエスカレーターで右側に立ち、左側を通行することをやめて、しっかりと並んで立つよう呼び掛けるために設置されたものです。従来までは、エスカレーターに乗る際、右側に立ち、左側を通路として譲り、急用のある人が左側を通行することがマナーとみられていました。しかし北京市の地下鉄では、2018年からエスカレーターでの右側立ち、左側通行を中止することが呼び掛けられてきました。安全面を考慮すると、中国の多くの都市では、エスカレーターでの右側立ち、左側通行が推奨されていません。上海市の地下鉄では2012年にこの習慣が廃止され、広州市でも2018年にこの習慣をやめるよう勧告が出されました。 エスカレーターでの右側立ち、左側通行がなぜ推奨されないのでしょうか。南京市地下鉄運営会社の統計によりますと、エスカレーターで長期的に右側立ち、左側通行をすると、エスカレーターに大きなダメージを与える懸念があり、実際エスカレーターの95%以上の故障や損傷は力の不均衡によるものだそうです。 研究によりますと、エスカレーターでの右側立ち、左側通行の習慣は、急用のある一部の乗客にとって時間の節約につながるものの、エスカレーターの入り口と出口で乗客の滞留を招く恐れがあるとのことです。急用のある乗客が安全かつ迅速に通行する最適な方法として、階段の利用が推奨されています。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 中国の複数都市で、エスカレーターの「右側立ち・左側通行」が中止されるとのこと、相当な影響が考えられます。安全性を重視する取り組みは理解できますが、これが利用者の利便性にどう影響するのか気になります。また、エスカレーターの故障原因に対する警告も納得ですが、急いでいる人にとっては物足りなく感じるかもしれません。

      中国A株でペット経済ブーム

      中国のA株では最近、ペット経済に対する投資ブームが巻き起こっており、20日には関連銘柄が上昇率の上位に入り、注目を浴びています。 金融データサービス業者「同花順」の統計によると、20日のペット経済関連株は4.08%上昇し、同セクターは直近の7取引日連続で上昇し、累計上昇率が11%を超えて、同期間の上海総合指数を大幅に上回りました。 近年、中国のペット経済は順調に発展しています。電子商取引での消費を例にとると、ペット関連の売上高の増加が顕著です。メディアの報道によると、毎年恒例の天猫(Tモール)の「618」ショッピングフェスティバルが16日の午後8時から始まりました。販売開始直後の1時間で、653のペットブランドの取引額が前年同期比2倍となり、九つのペットブランドの取引額は1000万元(約2億円)を上回りました。 証券会社華泰証券の樊俊豪アナリストによると、ペット飼育の主力はペットを家族のように感じている中国の若者たちで、彼らがペットの飼育数とそれぞれのペットにかける金額の持続的な増加をけん引しています。海外の経験を参考にすると、中国のペットフードやペット医療などの細分化された業界は依然として成長の余地が大きく、成長見通しは比較的良好なため、関連分野のさらなる成長が期待されています。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 中国のA株市場でペット経済が急成長しているのは興味深いです。特に、若い世代がペットを家族の一員として大切にする傾向が影響している点が印象的です。今後もペット関連ビジネスが拡大する可能性が高く、市場の動向に注目したいです。

      コモロで中国が支援する体育館・水泳センターの建設プロジェクトが始動

      アフリカ大陸の東のインド洋に浮かぶ島国コモロで20日、中国が支援する体育館と水泳センターの建設プロジェクトが始動し、同国のアザリ・アスマニ大統領が起工式に出席してあいさつしました。 同大統領は「コモロと中国の国交が樹立してから50年、両国の友好関係は持続的に発展してきた。中国が今回、建設を支援する体育館と水泳センターはコモロにとって重要なインフラであり、国際的なイメージを示す重要な窓口でもある」と述べ、同国に対する中国政府のさまざまな支援に感謝の意を表しました。 着工した体育館と水泳センターの建築面積は8600平方メートルで、2000人を収容できる屋内総合体育館と1000人を収容できる水泳センターから成り、地域的な国際スポーツ大会を開催することができます。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: コモロでの体育館・水泳センター建設は、地域のスポーツ振興に大きく寄与するでしょう。中国との友好関係が深まる中、国際的な認知度向上にも寄与すると思います。このプロジェクトがコモロの未来に貢献することを期待しています。

      中国で上映中の「もののけ姫」がプロモーション効果で再評価―中国メディア

      2025年5月20日、中国のポータルサイト・捜狐に、宮崎駿監督作品「もののけ姫」が映画チケットの販売サイト・淘票票の展開するプロモーションレーベルによって再評価されているとした記事が掲載された。 記事はまず、「今月1日、宮崎監督のアニメ映画『もののけ姫』が中国で4K修復版として劇場公開された。同作は、スタジオジブリ創立40周年を記念する特別な上映でもあり、観客に圧倒的な映像美と音響体験をもたらしている」と言及した。 そして、「同作はスタジオジブリが丹念に制作し、中国映画集団公司が導入、中国電影股份有限公司が配給と翻訳を担当した。また今回の上映は、アリババ・ピクチャーズ傘下の淘票票が展開するプロモーションレーベル『好片尽在淘票票(良作はすべて淘票票に)』も全面的にプロモーション協力をしている。同レーベルは以前にも『君たちはどう生きるか』の公開を支援しており、今回も再び宮崎監督の名作を観客に届けようとしている」と述べた。 続けて、「『もののけ姫』は1997年の日本公開当時に日本映画史における最高の興行収入を記録した作品であり、宮崎監督にとっては国際映画界への本格的なデビュー作となった。中国でも人気が高く、中国のドラマ・映画口コミサイトの豆瓣(douban)では、10点満点中8.9点という高得点を獲得。多くのファンから『宮崎監督の神作』と称されている」と紹介した。 記事は、「中国での公開日が発表されると、なぜ『もののけ姫』が宮崎駿の代表作なのかとの話題がSNSを席巻した。特に中国語吹替版の声優として、人気女優・チャオ・リーイン(趙麗穎)が起用されることが明らかになると、さらに関心が高まり、彼女が主人公・サンにふさわしいかどうかとの議論も巻き起こった」とした。 その上で、「97年の日本公開から28年の時を経てもなお、観客は『もののけ姫』はその芸術性、先進的な女性像、そして深いメッセージ性について熱く語り合っている。また同作は、宮崎監督作品が持つ芸術的魅力が多くの世代の心を打つことができることを証明した」と強調した。 また、「今回の中国での公開に先立ち、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏は中国の観客に向けたビデオメッセージで挨拶を寄せた。鈴木氏は昨年にも『君たちはどう生きるか』の中国プレミア試写会に立ち会っている。こうした心のこもった交流は、スタジオジブリと中国の観客との間に温かく特別な絆が築かれていることを示している」と論じた。 さらに、「『好片尽在淘票票』がプロモーション協力をした『君たちはどう生きるか』は、2024年の清明節の興行収入で首位を獲得し、年間ランキングでもトップ10にも入る成功を収めた。これは日本市場を大きく上回る成績であり、中国市場において同作が大ヒット作品となったことを物語っている」と説明した。 そして、「現在中国は世界第2位の映画市場となっており、国際的な映画交流に対して非常に開かれた姿勢を保っている。淘票票は、輸入映画専用の特設チャンネルを設置し、海外作品の円滑な流通と上映機会の拡大に貢献している。国際的な映画交流が一層深まる中、映画業界はさまざまな関係者の力を結集し、コンテンツとテクノロジーをつなぐ新たな橋渡しとなる必要がある。このような取り組みにより、世界各地の良質な映画がより多様な形で中国市場に届き、観客が世界最高レベルの映画作品を楽しめるようになるのだ」と結んだ。(翻訳・編集/岩田) 続きをみる 編集部の感想: 「もののけ姫」の再上映が中国で話題になっているのは、映画の芸術性やメッセージが時を超えて響いている証拠です。プロモーションの成功により、若い世代にも新たな視点で愛されているのが素晴らしいですね。国際的な映画交流が進む中で、ジブリ作品の魅力が広がるのは非常に喜ばしいことです。

      FAO、世界農業遺産に中国の3カ所を新たに認定

      中国農業農村部が明らかにしたところによると、国連食糧農業機関(FAO)は北京時間19日夜、中国北西部甘粛省の皐蘭什川古梨園システム、東部浙江省の徳清淡水真珠複合養殖システム、南東部福建省の福鼎白茶文化システムの3カ所の遺産システムを世界農業遺産に認定しました。 世界農業遺産は重要な歴史的、人的・文化的価値を持ち、現代の生態循環農業にとって参考となる重要な意義を持つ伝統的な農業システムです。現在までに、中国の世界農業遺産は25カ所に増えました。 皐蘭什川古梨園システムは甘粛省蘭州市皐蘭県什川鎮に位置しています。現地の先人たちは長く梨園での生産管理にいそしむ中で、高所での作業と果樹保護などの独特な農法、防虫・殺虫などの環境に優しい植物保護措置、複合型農業などのエコ庭園モデル(自然と共生しながら生活空間と生産空間を一体化させた持続可能な農村居住モデル)、および地下貯蔵の伝統的な鮮度保持方式を生み出し、代々受け継いできました。 徳清淡水真珠複合養殖システムは浙江省徳清県に位置し、魚とカラスガイの自然な共生原理に基づき、地元の真珠養殖技術を核心として徐々に進化しながら形成されてきた、カラスガイ、魚、プランクトン、底生動物と水生植物などの豊富な水生生物資源を網羅する複合養殖システムです。 福鼎白茶文化システムは福建省福鼎市に位置し、その独特な地理的位置、気候条件と悠久の歴史に育まれた特有の茶樹の品種と製茶技術です。中国の国家級優良品種である福鼎大白茶、福鼎大毫茶、地元の菜茶(有性繁殖した茶)種などが含まれ、伝統的な有性繁殖方式が残されています。茶園のエコロジカルな栽培モデルと立体的な景観が資源利用と病虫害の防除効率を高めています。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 中国の3カ所が世界農業遺産に認定されたことは、伝統農業の重要性を再認識させる出来事です。特に甘粛省の梨園システムや福建省の白茶文化は、持続可能な農業の良いモデルを示しています。これにより、中国の多様な農業文化が国際的に評価されることを期待しています。

      ロシア、家庭でのオオカミやクマの飼育を禁止へ=中国ネット「これまでは飼育できたの!?」

      ロシアが家庭でのオオカミやクマの飼育を禁止することが中国でも報じられ、SNSの微博(ウェイボー)では関連ワードが一時トレンド上位に浮上した。 北京日報や環球時報が15日、ロシアメディアの報道を引用し、ミシュスチン首相が13日、家庭での飼育を禁止する動物に関する最新のリストを承認したこと、リストにはゾウ、ライオン、トラ、カバ、オオカミ、クマなどの野生哺乳類やクジラ、サメなどの海洋生物のほか、爬虫類、鳥類、魚類、両生類、クモ類の一部など120種余りが含まれること、この政令は9月1日に発効し2031年9月1日までの6年間有効であること、違反した場合は動物の没収のほか最高100万ルーブル(約182万円)の罰金または禁錮4年など厳しい刑罰に直面することになることを伝えた。 これについて、中国のネットユーザーから「ゾウ…クジラ…」「ということは、これまでは飼育しても良かったの?」「こんな規制要る?」「クジラって俺たちが知ってるあのクジラ?」「クジラやサメは家庭でどう飼育するの?誰か教えて」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川) 続きをみる 編集部の感想: ロシアがオオカミやクマなどの野生動物の家庭飼育を禁止することは、動物保護の観点から重要な一歩だと思います。意外なことに、これまで飼育可能だったとは驚きですね。中国のネットユーザーの反応も興味深く、規制の必要性を考えさせられます。

      中国3大ECプラットフォームが香港への送料無料に、市民の購買意欲高まる

      これまで香港の人々が中国本土のECプラットフォームで買い物をする際、商品自体は安くても高額な送料がネックとなっていました。しかし最近、淘宝(タオバオ)、拼多多(ピンドゥオドゥオ)、京東(JDドットコム)の3大ECプラットフォームが香港向けに送料無料サービスを次々と導入し、香港市民の購買意欲を一気に高めました。 香港のある20代女性は中学の頃から中国ECサイトを利用してきましたが、当時は配送が遅く、サービスも不十分でした。現在では週に一度は数百香港ドルを使って買い物をしており、「以前は服などの軽い物しか注文しませんでしたが、送料無料になってからは重い洗剤やかさばるトイレットペーパーなど生活用品も全てネットで買うようになりました」と話しました。 この「送料無料旋風」は淘宝が24年10月に「99元(約2000円)以上で送料無料」キャンペーンを開始したことで火が付きました。続いて同月に拼多多が金額や回数の制限のない完全無料配送を発表し、京東も25年4月に家電を中心とした手厚いアフターサービスと送料無料キャンペーンを打ち出しました。 その結果、香港では受け取り拠点に行列ができるほど注文が殺到し、まさにネットショッピングの新時代が到来しています。物価の高い香港では、このような価格面でのメリットが市民に大きく支持されています。 一方で、香港の小売業界は人件費、家賃、物価の「三高」に直面し、苦境に立たされています。中国ECプラットフォームの香港進出が加速する中で、香港企業にも物流サービスの強化や独自ブランドの打ち出しなどの差別化戦略が求められています。 中国本土と香港の経済融合が進む中で、市民はより多様でお得な選択肢を手に入れていますが、同時に街の店舗で買うという香港独自の消費文化が変容していく兆しも見え始めています。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 中国のECプラットフォームが香港への送料無料サービスを開始したことは、消費者にとって大きな魅力です。購買意欲が高まる一方で、香港の小売業界は厳しい競争に直面しており、独自の戦略が求められています。経済融合が進む中、消費文化の変化にも注目する必要があるでしょう。

      世界文化遺産に登録された「北京中軸線」、魅力伝える篆刻作品展が上海で開催

      中国北京の旧市街の中心を南北に貫く全長7.8キロの「北京中軸線」が2024年7月に世界文化遺産に登録された。上海市内にある中華芸術宮では、その魅力を伝える一般市民らの篆刻作品展が開催中だ。 この「世界文化遺産北京中軸線―印記北京中軸線」大衆篆刻作品展(上海巡回展)は北京で昨年開催された作品展の巡回展で、展示作品は260点余り。うち約200点は永定門から鐘鼓楼まで、北京中軸線を構成する15の遺産スポットの景観や歴史文化的価値などを題材としている。他の約60点は上海の歴史文化や革新的発展を映し出す作品だ。開催期間は4月30日から6月1日まで。入場は無料だ。 今回の開催について、中国美術家協会の范迪安(ファン・ディーアン)会長は「出展された作品は北京中軸線の重要な遺産スポットにおける人的・文化的景観と建築様式を十分に表現しており、その歴史文化的価値と世界遺産登録の意義を広く伝えるもの」と述べるとともに、上海の篆刻愛好家が制作した約60点の作品によって「北京と上海の歴史、景観、文化が輝き合う、独特の景観を作り上げている」と説明した。 また、中国芸術研究院篆刻院の名誉院長である駱芃芃(ルゥオ・ポンポン)氏は「今回の作品展は単なる巡回展ではなく、『追憶展』でもある」とコメント。「上海の歴史文化、名所旧跡、共産党に関する歴史文化をたどり、中国の歴史を回顧、紹介するこの作品展は内容が豊かで、思想的にも深い」と評価した。 なお、昨年北京市内で開かれた「印記北京中軸線―大衆篆刻作品展」には3カ月の会期中に延べ20万人を超える来場者が足を運んだ。(翻訳・編集/野谷) 続きをみる 編集部の感想: 北京中軸線の世界文化遺産登録が話題になっている中、上海での篆刻作品展はその魅力を一層引き立てる素晴らしい機会です。歴史的な景観や文化が融合した作品が展示され、多くの人に影響を与えるでしょう。北京と上海の文化交流が深まることを期待しています。

      中国製造業界のモデルチェンジ ハイエンド化・インテリジェント化・グリーン化が加速

      中国国家統計局が19日に発表した複数のデータによると、年初以来、中国製造業界のインテリジェント化、グリーン化へのモデルチェンジが新たに加速し、発展の質も持続的に向上していることが分かりました。 ハイエンド化では、4月の規模以上(年間売上高2000万元、約4億円以上)のハイテク製造業の付加価値増加率は、規模以上の全産業の前年比増加率を3.9ポイント上回りました。インテリジェント化では、4月の規模以上のデジタル製品製造業の付加価値増加率は10%となり、うちインテリジェント設備製造、電子部品、設備製造などの業界が成長を加速しています。サーバーは大規模言語モデルにより受注が急増し、生産量は2倍近く増加しました。4月のグリーン化では、新エネルギー自動車、自動車用リチウムイオン動力電池、太陽電池などの関連製品の生産と販売が好調でした。 新しい原動力は急速に成長し、ハイエンド製造分野の需要けん引効果は絶えず強化されています。ウェアラブルスマートデバイスの製造価格は、4月に前年比3%上昇し、航空機の製造価格は同1.3%上昇しました。インテリジェント化とデジタル化の発展に伴い、一部のデジタル製品の製造価格が上昇しています。集積回路パッケージ試験シリーズの価格は、4月に2.7%、サーバーの価格は1%上昇しました。これらのデータから、中国の新たな質の生産力が絶えず大きく成長していることが分かります。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 中国製造業のハイエンド化・インテリジェント化・グリーン化が加速しているのは非常に興味深いです。特にデジタル製品や新エネルギー関連の成長が際立っており、持続可能な未来への寄与が期待されます。この変化が他国の製造業界にも影響を与える可能性があるため、今後の動向に注目したいです。

      多くの銀行が預金金利を引き下げ―中国

      中国では中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行、招商銀行など多くの銀行が20日、預金の掲示金利を引き下げました。当座預金、定期預金の金利がいずれも引き下げられました。うち普通預金の金利は0.05%に、満期まで引き出さないことを前提とした一括預け入れ・一括引き出し型の定期預金の1年物の金利は0.95%に引き下げられました。 上述の銀行は金利調整後、3カ月物の定期預金の掲示金利を0.65%、6カ月物では0.85%、1年物では0.95%、2年物では1.05%、3年物では1.25%、5年物では1.30%にしました。 これらの銀行が預金金利を引き下げたのは今年になって初めてでした。業界内の専門家の分析によると、中国は金融政策の波及メカニズムを引き続き円滑にし、金利調整の枠組みを整備し、政策金利と構造面からの金融政策手段の金利を引き下げることで金利政策の実行を強化し、貸出金利と預金金利の引き下げを促しています。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 中国の主要銀行が預金金利を引き下げる決定をしたことは、金融政策の影響を示しています。これにより、預金をする人々へのインセンティブが減少し、投資や消費を促進する狙いがあるのでしょう。今後の経済動向に与える影響が気になるところです。

      ゼレンスキー大統領が米国との自由貿易協定を提案

      ウクライナのタラス・カチカ経済副大臣兼通商代表は20日、キーウでの貿易会議で、「ゼレンスキー大統領がトランプ米大統領に書簡を送り、国防工業協力と貿易の新たなチャンスを検討する以外に、自由貿易協定を締結することを提案した」と明らかにしました。 カチカ副大臣は、「米国はウクライナの最大の貿易相手国というわけではないが、ウクライナはこうした協定の締結には前向きな姿勢をとっている。ウクライナは主要7カ国(G7)のすべての国と自由貿易協定を締結する意向がある。現在、ウクライナは英国、カナダ、EUと合意しており、今後は米国、日本との協定締結を目指している」と強調しました。カチカ副大臣はまた、「米国とウクライナによる『復興投資基金』の設立は、両国が自由貿易協定交渉を進めるのに重要な基礎を築いた」と特に指摘しました。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: ゼレンスキー大統領が米国との自由貿易協定を提案したことは、ウクライナの経済戦略において重要な一歩です。米国との連携が強化されることで、ウクライナの復興と成長が促進されることを期待します。他のG7諸国との協定締結も含め、国際的な貿易ネットワークの拡大が進むことが望まれます。

      中国、42人のAI医師を擁する初の病院で世界を驚かせる―米メディア

      中国メディアの環球時報によると、米ニュースサイトのデーリーギャラクシーはこのほど、中国が42人のAI(人工知能)医師を擁する初の病院で世界を驚かせるとする記事を掲載した。 記事はまず、「AIは医療分野で大きな進歩を遂げ続けている」とし、中国の名門、清華大学の智能産業研究院(AIR)が開発した、42人のAI医師を擁する中国初の仮想病院システム「エージェント病院」を取り上げ、「この施設は、21の医療部門にわたる最先端技術を統合したもので、AI主導の医療への大きな飛躍を示している」と伝えた。 記事によると、エージェント病院のAI医師と看護師は、大規模言語モデル(LLM)を搭載した自律コミュニケーション可能なインテリジェントエージェントを介して業務を行っている。このシステムは、入院前の手続きから、トリアージ、受付、診察、検査、診断、処方、リハビリテーション、フォローアップまで、患者ケアのあらゆる段階を網羅した完全な閉ループプロセスをシミュレートしている。AI医師は、膨大な医学文献を分析し、経験から継続的に学習することで、診断と治療のスキルを自律的に磨いていく。 エージェント病院はわずか数日間で1万人を超える仮想患者を処理した。研究者によると、この作業量は、平均して週100人の患者を治療した場合、人間の医師では通常約2年かかるという。同病院の主任研究員であるリウ・ヤン氏によると、このプロジェクトは医療における変革の一歩で、AI病院は医師の診断と治療の方法を変革し、医療従事者と一般市民の両方に計り知れない利益をもたらすことになる。このイノベーションは、医療従事者の負担を軽減し、診断ミスを減らし、治療の一貫性を高めることが期待される。 開発チームは厳格な国の医療規制を順守することの重要性を強調している。AIと人間の医療スタッフが効果的に連携する方法を慎重に検討しながら、AI技術が完全に成熟した後に臨床に応用されることを確実にしている。AI医師が正確に診断・治療できる疾患の改善と拡大に向けた取り組みが継続されている。 記事は「この画期的な成果は、AIが近い将来、医療インフラの不可欠な要素となり、人間の専門知識を補完することで現代医学が直面する課題に対処できるようになる可能性を示している。この開発は、医療におけるAIイノベーションの広範な波の一部であり、自動化と人間の判断のバランスという重要な問題を提起している。エージェント病院から得られた結果は、AI主導の医療が患者体験において不可欠かつ信頼できる要素となる未来を垣間見せてくれる」と伝えた。(翻訳・編集/柳川) 続きをみる 編集部の感想: 中国のAI医師が運営する病院は、医療の未来を大きく変える可能性を秘めています。人間の医師とAIの協力により、診断や治療の精度が向上し、医療の負担が軽減されることが期待されます。ただし、AI技術の成熟と倫理的な課題に対する慎重なアプローチが不可欠です。

      日本を旅行して最も感動した出来事―中国ネット

      中国のSNS・小紅書(RED)に18日、「日本を旅行して最も感動した出来事」と題した投稿があり、反響を呼んでいる。 投稿者は、「ハッセルブラッドのカメラで写真を撮っていた時、1人のおじいさんがずっと私のことを見つめていた。私がカメラを下ろした途端、彼は私の方へ歩み寄り『そのカメラはとても歴史のあるものだね。私も昔は写真が大好きだったんだ』と声をかけてくれた。この言葉は友人が通訳してくれたが、その後、彼は私たちにフィルムカメラの歴史や彼自身の昔の体験について語ってくれた」とつづった。 続けて、「私は自分が中国人であることを伝えた。言葉が通じないため、翻訳機を使いながら少しずつ会話を進めた。彼のカメラコレクションのことや年齢のことなど、まるで旧友であるかのように語り合った。彼は『機会があればぜひ富士山に行ってみて』と勧めてくれたので、私は『もう行きましたよ』と答えて、自分が撮影した富士山の写真を見せた。『とてもお元気そうでお若く見えますね」と伝えると、彼は『これからも頑張って。(写真が)もっと良くなっていくように』と励ましてくれた」とした。 その後、「最後は名残惜しく別れのあいさつを交わした。彼は自ら手を差し出して握手をし、帽子を取って私たちに敬意を表してくれた。その場を離れた後、友人が『日本人は一般的にあまり握手をしない。なぜなら握手は比較的親密な意味を持つから』と教えてくれた。それから、彼が別れ際に言ったのは『さようなら』ではなく、『またね』だった。もう一度会えることは恐らくないだろうに、それでも『またね』と言ってくれたのは『またいつか会えることを願っている』という気持ちの表れだと感じた」と振り返った。 そして、「どこで見たのかは覚えていないが、日本には『一期一会』という考え方がある。その意味は『人生におけるすべての出会いは一度きりのものだから、大切にしなければならない』というものだった。私はこの思い出を一生大切にしていきたい」と結んだ。 この投稿に、ネットユーザーからは「日本の地方にいる年配の方々は本当に親切。何度も助けてもらった経験がある」「同感。言葉の壁があっても交流したいという気持ちは止められない」「何度も日本を訪れているけど、特に印象に残っているのは、親切で温かい年配の方々との出会いだよ。やはり年配の方々の優しさには心を打たれる」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/岩田) 続きをみる 編集部の感想: このニュースは、日本での心温まる出会いを描いていて、とても感動的です。文化や言葉の壁を超えて、共通の趣味を通じて人と人が繋がる瞬間は素晴らしいですね。「一期一会」の精神が感じられ、出会いの大切さを改めて思い知らされました。日本の人々の親切さが、訪れる人々に深い印象を与えているのも印象的です。

      固体電池の特許争いでリードする日本を中国が猛追、競争はますます熾烈に―中国メディア

      2025年5月19日、中国メディアの第一財経は、次世代電池として期待される固体電池の開発をめぐる日中両国の争いについて報じた。 記事は、世界的な動力用電池のシェアを獲得できない日本が逆転の望みを託して巨額を投じ開発を進めている固体電池の分野で、中国が猛追を仕掛けているとした上で、両国の状況を固体電池の特許出願という点から分析している。 まず、両国の関連特許出願数を比較。22年9月現在で日本企業による出願数が全体に占める割合は約45%、中国の占有率は約21.8%と23ポイントほどの差があったのに対し、今年5月現在では日本が約37%、中国が約30%と差が7ポイントにまで縮まっていることを紹介した。 また、固体電池特許出願先としての日本と中国の状況に言及。22年9月では日本に出願された割合が全体の約30.4%、中国が約26.2%と日本がリードしていたものの、24年5月には日本が約27%、中国が約31.4%と逆転、今年5月には日本が約25%、中国が約35%と差が10ポイントに開き、今や中国市場が固体電池開発の「主戦場」となったことを伝えている。 記事はその上で、日中両国の主要企業による固体電池関連特許出願状況についても紹介。日本ではトヨタが出願数約2100件、認可済みの発明特許が約1200件と業界で圧倒的な優位に立っており、パナソニックが出願数約910件、認可発明特許約330件、日産が出願約420件、認可約200件、ホンダが出願約290件、認可約110件となっているとした。一方、中国勢では寧徳時代(CATL)が出願約170件、認可約40件と国内で最も多いものの企業単体としての特許規模では日本がまだ優位に立っていると指摘。比亜迪(BYD)や国軒高科、蜂巣能源が出願90〜150件、認可20〜60件となっていることを伝えた。 さらに、日中両国企業による今後の開発スケジュールにも触れ、日本ではトヨタが今年に小規模量産を開始し、30年までに安定的量産体制確立を目指し、日産も年内に試験工場を稼働させ、28年に自動車への搭載を予定、ホンダは今年1月に試作を開始し、30年までに量産を実現する計画だとした。一方、中国ではBYDが27年に車載実証を実施して30年に本格量産化、広州汽車が26年に自動車への搭載を実現、長安汽車が今年に試作車を発表し、27年に量産を実現、上海汽車は27年に新たな電池を投入する予定だと紹介。今後、具体的な目標の達成に向けて両国企業による競争がさらに激しくなるとの見通しを示した。(編集・翻訳/川尻) 続きをみる 編集部の感想: 固体電池の特許争いが激化している中、日本と中国の競争はますます熾烈になっています。日本企業が長年積み重ねてきた技術力に加え、中国の猛追が気になるポイントです。この競争が進むことで、将来的な電池技術の革新が期待されます。

      数年後はAI後進国に転落?AI業界で”コリアパッシング”進む=韓国ネット「当然の結果」

      2025年5月20日、韓国メディア・韓国経済は「人工知能(AI)業界で『コリアパッシング』が進んでいる」と伝えた。 記事によると、エヌビディアのジェン・スン・フアン最高経営責任者(CEO)は今年に入って中国や台湾、日本を相次いで訪問したが、“半導体強国”の韓国は訪れていない。記事は「韓国には台湾TSMCのような中核サプライチェーンもなく、中国のように大口顧客もいない上、日本のような政府主導の新産業プロジェクトもないためとみられる」と分析している。 業界関係者は「エヌビディアが主導する人工知能(AI)エコシステムの中で、韓国がしっかりとした地位を確立できていない証拠」「数多くあるAIバリューチェーンの中で、韓国が掌握しているのは高帯域幅メモリ(HBM)だけ」「台湾が突き進み、韓国が足踏みをしている現在の流れが数年続いた場合、台湾のような幅広いAIエコシステムが構築されていない韓国はAI後進国に転落する」などと述べた。 OpenAI、Google、Metaといった米国のビッグテックが主導するAIソフトウェア市場で、韓国企業が対抗するのも容易ではない。莫大な資金が必要となるAIデータセンターの建設も大きな負担となり、ハードウェアからソフトウェアに至るグローバルAIエコシステムの中で、韓国の地位は徐々に低下しているという。 さらに、韓国の昨年のAI民間投資額は前年より減少し、世界11位で米国や中国に大きく差をつけられている。政府の戦略不足も指摘されており、台湾が17年からAI戦略を打ち出して支援してきたのに対し、韓国は23年にようやく本格的な投資計画を発表した段階だという。 専門家は「韓国が再び競争力を取り戻すには、官民連携の強化、大規模で持続的な支援体制の確立、優秀人材の確保などが必要だ」と指摘している。 この記事を見た韓国のネットユーザーからは「文在寅(ムン・ジェイン)政権最大の業績」「これも全て文元大統領のサムスンたたきのせい」「半導体競争が最も激しかった時期にサムスントップを2年も閉じ込めておいたのだから当然の結果」「TSMCは会長が残業を強制するほどだが、サムスンは午後5時に必ず消灯しなければならない国にいる」「来月の大統領選挙で李在明(イ・ジェミョン)候補が当選したら『一度も経験したことのない国 』シーズン2が始まる」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本) 続きをみる 編集部の感想: 韓国がAI業界で"コリアパッシング"に直面しているのは、国の競争力の低下を示している。特に、台湾や中国と比較して確固たるサプライチェーンや戦略が不足している点が懸念される。官民連携や人材育成を強化しない限り、韓国はAI後進国に転落する危機感が漂っている。

      中国の新造船受注、韓国を抜いて再び世界1位に―中国メディア

      中国誌・財経は20日、中国の新造船受注が韓国を抜いて世界1位に返り咲いたと報じた。 記事によると、4月の中国の新造船受注は54隻で、載貨重量トン数(DWT)ベースの世界シェアは57.8%に達した。2位と3位は韓国と日本で、韓国は41隻、38%、日本は2隻、3.8%だった。 記事は「返り咲き」という表現について、「中国が2024年まで15年連続で新造船受注で世界首位を維持していたためだ」「だが、25年の最初の4カ月は米国の政策の影響で2カ月韓国に抜かれた」と説明。その上で、「米国の『301条調査』により最近の国際的な造船構造に変化が生じた。中国で建造された船舶を使うことで米国の港湾で高額な費用が発生する可能性を懸念した一部船主は注文先を中国から韓国に変更。だが、4月が政策転換点となり、4月17日に発表された301条調査に基づく制限措置では高額な港湾費の徴収範囲が縮小され、中国建造の船舶を使用する国際海運会社やそれを発注する会社に対する制限が削除された。制限措置の緩和により、船主が再び中国の造船市場に戻ってきた」と伝えた。 記事はまた、海運データ機関ベッセルズ・バリューが提供したデータとして19日時点の中国の手持ち受注は3501隻、韓国は723隻だと紹介し、タイプ別で見ると中国はタンカーとばら積み貨物船分野で強く、これらの手持ち受注は韓国の約6倍の約2000隻であるのに対し、液化天然ガス(LNG)船という高付加価値船では韓国がリードしていて、韓国の手持ち受注は242隻、中国は115隻だとした。 これについて記事は「中国の造船企業は高付加価値船の納入ペースを加速し、急速に追い上げている」とし、上海の滬東中華造船は今年、19隻のLNG船を同時に建造する予定だと紹介した。(翻訳・編集/野谷) 続きをみる 編集部の感想: 中国が新造船受注で再び世界1位になったことは、造船業界の競争が激化していることを示しています。特に米国の政策変更が中国への受注増加に寄与した点が興味深いです。ただし、中国は依然として高付加価値船の分野で韓国に後れを取っているため、今後の動向に注目です。

      中国が外交攻勢、拡大BRICSと「一帯一路」テコに自由貿易体制の旗手目指す=ASEAN・中南米などグローバルサウス取り込む

      中国の外交攻勢が続いている。拡大の一途をたどるBRICSや巨大経済圏「一帯一路」(海と陸のシルクロード)をテコに東南アジア、中南米、アフリカなどグローバルサウスを取り込み、自由貿易体制の旗手の地位を狙っている。 中国、ロシア、インド、ブラジル、南アフリカ共和国で構成されるBRICSに、エジプト、エチオピア、イラン、アラブ首長国連邦(UAE)が加盟した。世界でBRICSの占める割合は人口の45%、国内総生産(GDP、購買力平価ベース)で37%を占め、主要7カ国(G7)のそれぞれ10%、30%をいずれも大きく上回る。 さらに、東南アジア諸国連合(ASEAN)最大の経済大国インドネシアが1月に加盟を表明した。BRICSの拡大に向けて創設された「パートナー国」にグローバルサウスを中心とした13カ国が加入。多くの国が同国に続く動きを見せており、グローバルサウスとの連携がさらに強まることになる。 一方で、G7は影響力の源である経済力が相対的に低下している。購買力平価で国内総生産をみると、1980年代に世界の過半を占めたG7のシェアは冷戦終結後に経済がグローバル化した90年代に50%を下回り、21世紀には30%台へと縮小した。 中国は経済支援で世界の多くの地域に浸透し、米欧への対抗軸としてBRICSの拡大を後押ししてきた。トランプ米政権の「アメリカ第一」政策のあおりを受けて米欧と距離を置く多くの国を取り込みつつある。ペルー中部に巨大港湾が完成、「一帯一路」構想の一環 ペルー中部の太平洋岸チャンカイに中国資本主導で建設された巨大港湾が完成し、24年11月に開港式典が開かれた。中国の巨大経済圏「一帯一路」構想の一環で、南米とアジアとの海上輸送が直接連結した。中国海運最大手の中国遠洋海運集団が権益の6割を保有している。ペルーだけでなく、中国との貿易関係を強める周辺国の利用も想定され、「南米のハブ港」となると期待されている。 習主席は「(港が)ペルーや中南米、カリブ海諸国の繁栄と幸福への道」になると表明。ペルーのボルアルテ大統領も「ペルーにとって歴史的な瞬間だ。世界クラスの物流、技術、産業の中心として国が強化される」とアピールした。総事業費は約34億ドル(約4900億円)。港の水深は17.8メートルと世界最大級のコンテナ船も寄港が可能だ。ペルー太平洋岸とアジアを結ぶ海上輸送は平均25日となり、従来に比べ約10日間短縮される。ペルーや隣国チリは銅の主要産出国。周辺ではリチウムも埋蔵量が豊富で、電気自動車(EV)に欠かせない戦略物資の運搬に寄与すると期待されている。中国と中南米諸国が北京で閣僚級会議、コロンビアが「一帯一路」に参加 中国と中南米・カリブ海諸国は13日、北京で閣僚級会議を開催した。習主席が演説し、中南米からの輸入拡大を表明した。中国・中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)フォーラムの枠組みで開かれ、33カ国が加盟しており、ブラジルのルラ大統領やコロンビアのペトロ大統領、チリのボリッチ大統領ら首脳が参加した。 習氏は「関税戦争に勝者はいない」と述べ、多国間貿易体制を断固として守ると掲げた。中南米諸国と「一帯一路」に基づくインフラ建設や農業、エネルギー、鉱物資源を巡る協力強化を唱え、中南米・カリブ海地域への660億元(約1兆3200億円)の融資枠を設けると表明した。中南米側の出席者も貿易・投資やインフラ、農業、科学技術、エネルギーに関する中国との連携に期待した。 こうした中、中国とコロンビア両政府は14日、コロンビアが「一帯一路」に参加するための文書に署名。両国は貿易や投資、インフラ整備で連携を強める。習主席とペトロ大統領が北京で立ち会った。習氏は会談で「コロンビアの『一帯一路』参加を契機として、両国協力の質と水準を高めるべきだ」と呼び掛けた。ペトロ氏は中国と貿易やインフラ、新エネルギー、人工知能(AI)の分野での協力拡大に意欲を示した。ブラジル、アルゼンチンと農産物輸入契約 中国は2017年に発足した第1次トランプ政権との米中貿易戦争を経て、大豆輸入などの対米比率を下げてきた。 米国に代わる調達先が南米で、中国は5月上旬にブラジルと大豆240万トンの輸入契約を締結。さらにアルゼンチンと大豆、トウモロコシ、植物油の調達契約を交わした。...

      ハーモニーOS搭載PCが発表、スマート端末の「ハーモニー時代」が全面スタート―中国

      中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)が開発した鴻蒙OS(ハーモニーOS)を搭載したパソコン(PC)が19日に正式発表されました。業界関係者からは、このことは中国製パソコンのオペレーティングシステム(OS)が重大な飛躍を遂げたことを示すものであり、ハーモニーOSに基づくハードウェアプラットフォームと人工知能プラットフォームが、将来のコンピューティングパラダイムとモノのインターネット(IoT)の根本的論理を再構築する可能性があるとの見方が出ています。 ハーモニーOS搭載のPCは、中国の超大規模市場の強みやAIを生かした製造業の強大な実力によって、「世界の第3のOS」になる見込みです。世界のこれまでのPC用OS市場は集中度が高く、マイクロソフトのウインドウズOSの市場シェアは71.06%、アップルによるOS XとmacOSの市場シェアは計15.64%を占める状態でした。PC用のハーモニーOS 5は、コア技術から新たに開発され、独自で研究開発されたことで、他社とのライセンス関連などの制約を受けずに扱うことが可能で、同分野における中国の技術空白を埋めることになりました。現在までにハーモニーOSが搭載された機器は10億台を超えており、ハーモニー搭載PCが加わることによってハーモニーOS関連の環境の最も重要なジグソーパズルのピースが補完され、関連機器の相乗効果はさらに突出することになるとみられます。 ハーモニーOSは、PCの利用体験を全面的に再構築し、システムレベルのAI機能、あらゆるシーンにおける協同能力、全方位型のセキュリティー能力という3つの革新的な突破を実現しました。AIの面では、ハーモニー搭載PCはAIとオペレーティングシステムの深い共生を実現しており、ネットワークに接続しなくてもAI機能を呼び出すことができます。 さらに注目すべきは、ハーモニーOS搭載PCはファーウェイが開発した総合型セキュリティーフレームワークの「星盾」を採用していることで、端末に保存されたデータの安全が確保され、例えばハードディスクが取り外されても、データ漏洩の恐れがないことです。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: ハーモニーOS搭載PCの発表は、中国製OSの躍進を示す重要な一歩ですね。これにより、世界のPC市場における競争が激化し、新しい技術革新が期待されます。また、AIとの深い連携が強調されており、今後の利用シーンが楽しみです。

      劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像」の中国公開決定にネット民「胸が高鳴った」「見逃せない」

      2025年5月19日、劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」の中国公開が決定し、ファンから期待の声が寄せられている。公開日は後日発表される予定。 劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像」は、劇場版シリーズの第28作目。日本では4月18日の公開からわずか19日で興行収入104億円を突破した話題の最新作だ。中国では、北京国際映画祭でのプレミア上映後に、中国のドラマ・映画口コミサイトの豆瓣(douban)で10点満点中7.7点という高得点を獲得した。これは過去20年のシリーズの中で最高得点である。 物語は、長野県警の隻眼の刑事・大和敢助(やまとかんすけ)が雪山で「ある男」を追跡中に左目を銃撃され、その直後に雪崩に巻き込まれる事件から始まる。一方、毛利小五郎(もうりこごろう)は雪崩事故に関して、警視庁時代の同僚・ワニから電話が入り会う約束をするが、その直前に銃声が鳴り響く。 同作の中国公開に対して、中国のSNS・微博(ウェイボー)のブロガーは「予告映像を見ただけで、胸が高鳴った。本格推理と熱いアクションが融合し、まさにこれぞ『劇場版 名探偵コナン』といった仕上がりだ。毛利小五郎の活躍が大きく描かれており、蘭の迫力ある戦闘シーンも見逃せない。さらに、いつも強敵と対峙してきた長野県警の3人組も登場する」とした。 続けて、「そして何よりも注目すべきは、蘭が江戸川(えどがわ)コナンに蝶ネクタイ型にマフラーを結んであげるシーンが話題となり、海外のSNSで工藤新一(くどうしんいち)×蘭ファンによるファンアートが急増している点である。同作がどれほど素晴らしいのか、ぜひ自分の目で確かめたい。頼むから早く公開日を発表してほしい。今すぐにでも見たい!」と述べた。 これに中国のネットユーザーも「楽しみすぎてワクワクしている!」「見たい気持ちが最高潮に達している!」「あとは大スクリーンで見るのを待つだけ!」「公開初日には真っ先に映画館に駆け込むつもり!」「ついに来た…あとは一刻も早く公開日が決まることを願うばかり」と公開を心待ちにする声が寄せられた。 また、「予告映像にすごく引かれた」「豆瓣の評価、すごく高いんだね」「作画のクオリティーは今回も相変わらず高いままだ!」「最近の劇場版シリーズ、ずっとクオリティー高いよね!」と好意的な声も多く集まった。(翻訳・編集/岩田) 続きをみる 編集部の感想: 劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像」の中国公開決定は、ファンにとって待望のニュースですね。高評価の予告映像や作品のクオリティーが期待を高めており、公開日が待ち遠しいです。コナンの魅力が再び大スクリーンで楽しめることに、心が躍ります!

      韓国の20~30代女性の間で「非婚出産」の認識が肯定的に変化=韓国ネット「なぜ社会が病んだのか」

      2025年5月20日23:00RecordChina2025年5月19日、韓国・ソウル新聞は「20~30代の女性の間で、意図的に結婚しない非婚の状態で子どもを産むことに対する肯定的な認識が広がっている」と伝えた。 韓国女性政策研究院が実施した調査の結果によると、非婚出産に同意した20代女性の割合は08年には28.4%だったが24年は42.4%で、14.0ポイント上昇した。30代女性も23.9%から40.7%に、16.8ポイント上昇した。男性の場合はそれぞれ10.7ポイントと14.6ポイントの上昇にとどまっており、違いが大きい。 非婚同居に対する認識にも変化が見られた。20代女性の同意率は08年の55.6%から23年は81.0%に、30代女性も50.1%から78.3%に、大幅に上昇している。やはり上昇幅は男性を上回った。 研究院によると、非婚出産、非婚同居への同意率そのものは女性より男性、30代より20代が高いが、その格差は年々、狭まっている。非婚であれば夫の実家との付き合い、結婚という負担を負うことがないという点で、女性の同意率が上がり続けているという。 この記事に、韓国のネットユーザーからは「非婚で子どもを産んだら苦労するのは女性だけ。これがトレンドだなんて思わせる報道はどうかと思う」「これって肯定的な変化か?。問題はより大きいと思うけど」「なぜ社会がこうまで病んだのか。こうして生まれた子どもの不幸は誰が責任を負うんだ?」「自分の娘には非婚出産するくらいならずっと独身でいいと言う」「とりあえず子を産めとあおっているのか(笑)」など、否定的な声が多数寄せられている。 一方で、「夫婦が出産で受け取れる支援金より、非婚出産の支援金の方が圧倒的に多いから、最近は挙式だけして婚姻届は出さず、子どもをもうけて暮らしている人たちも多い」「フランスのように非婚でも婚姻状態にあると認めるやり方を取るのがいいと思う」「子どもを育てるのに非婚も既婚もない。子どもが立派に育つよう支援してあげよう」というコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江) 続きをみる 編集部の感想: 韓国の20〜30代女性が「非婚出産」を肯定的に捉える変化は、社会の価値観の多様化を反映していると感じます。しかし、ネットユーザーからの懸念の声も多く、非婚出産が本当に幸せな選択かどうかは議論の余地があります。子どもや女性の将来を考えた支援体制の整備が急務ではないかと思います。

      鼓楼の屋根から大量の瓦が落下―安徽省・鳳陽県

      2025年5月21日00:00RecordChina中国メディアの新聞晨報によると、19日夜、「鳳陽鼓楼が崩れた」とする複数の動画が中国のネット上で拡散された。動画には鼓楼の屋根から大量の瓦が落下し、粉じんが立ち上る様子が映っている。 鳳陽鼓楼(明中都鼓楼)は安徽省・鳳陽県に位置する1375年に建てられた鼓楼で、中国の国家3A級観光地に指定されている観光スポットだ。 その建物部分は1995年に再建されており、瓦の落下を目撃したある女性は「『瓦が落ちた』という声を聞いて初めて落下に気付きました」とコメント。鼓楼から数十メートルの場所にある店の関係者は、「落下は1~2分続きました」と説明した。 鳳陽県文化・観光局の発表によると、瓦の落下が発生したのは19日午後6時半ごろで、人的被害はなかった。関連の状況について調査を進めているところだという。(翻訳・編集/野谷)pic.twitter.com/xnxjjw8vjy— 中国動画 (@RC00547555) 2025年5月20日 https://platform.twitter.com/widgets.js 続きをみる 編集部の感想: 鳳陽の鼓楼から瓦が大量に落下したというニュースは非常に驚きです。歴史的な建物であり、多くの観光客が訪れる場所であるため、無事であったことは幸いです。今後の調査結果が気になりますし、再発防止策が講じられることを願っています。

      日本の特急電車内で「指定席」めぐり車掌に注意された台湾人女性、SNSで不満ぶちまける―香港メディア

      香港メディアの香港01は、台湾の女性が北海道で特急電車に乗車した際の不満をSNSに投稿したものの、逆に批判を浴びる結果になったと伝えた。 女性のフェイスブックへの投稿によると、問題の出来事があったのは15日。女性は夫と子どもと家族3人で北海道を訪れ、JRの特急に乗車した。夫婦はそれぞれ指定席券を購入していたものの、子どもは6歳未満だったため購入していなかった。途中、子どもが指定席の1席で眠ってしまったため、親の1人は別の空席に座っていた。すると、車掌から「お子さまは膝の上に座らせてください」と繰り返し注意されたという。 女性は「空席はたくさんあったし、車内の説明文にも『他の指定席に座っても構いませんが、その席の指定席券をお持ちのお客様がいらしたら席をお譲りください』と書いてあったし、そういう中国語の車内アナウンスもあった。それなのに彼はかたくなに子どもを膝の上に乗せろと言ってきた!」と不満をぶちまけた。 そして、「私たちは『駅員さんに確認もしたし、これまでの8日間で(同じようにしても)一度も問題になったことはない』と彼に説明したが、彼の態度はとても粗暴で失礼だった。私は仕方なく名札の写真を撮ると言った。彼が英語で『なぜ写真を撮るのか』と聞いてきたので、中国語で『クレームを付けるためよ』と返すと、彼はなんとそれが聞き取れ、すぐに『OK』と言ってきた。彼は中国語が分かるのか!!」とつづっている。なお、女性は車掌のネームプレートの写真をアップしている。 この投稿に、他のネットユーザーからは「恥ずかしい」「子どもが切符を買っていないなら、1人で座るのは当然駄目だろう」「これは接客態度の問題じゃない。あなたがルールを守ってないだけ」「あんたは観光客じゃなくてモンスター客だ」といった女性への批判の声が殺到した。 また、「チケットがないということは席を使ってはいけないということ。空席があってもそうだ」「本当にひどい。6歳未満の子どもが無料なのは『席を使用しない』という前提があるから。もし子どもに1席使わせたいならチケットを買いなさいよ」「子どものチケットを買う必要がないのは抱えることが前提。指定席を買ってそれを子どもに座らせて、大人が別の席に座ったら、2席買って3席を使うことになるじゃないか。駅員にどういうふうに確認したか知らないが、それまで問題にならなかったのは車掌に発見されていなかっただけかもしれず、それはあなたが正しいということにはならない」といったコメントも寄せられているという。(翻訳・編集/北田) 続きをみる 編集部の感想: このニュースは、ルールを守らない観光客の行動が批判される良い例です。特急電車の指定席ルールに従わなかった台湾人女性の不満は、多くの人に理解されませんでした。観光地でのマナーも大切で、他者に迷惑をかけないよう心掛けるべきです。

      エスカレーターの「左空け、右立ち」、上海では十数年前に非推奨もいまだ存在―上海メディア

      2025年5月20日21:00RecordChina中国・上海メディアの上観新聞は19日、エスカレーターに乗る際の「左空け、右立ち」について、上海では推奨されなくなってから十数年が経過したがいまだに存在しているとする記事を掲載した。 記事はまず、北京の地下鉄駅のエスカレーターにこのほど、両側に立つよう促す黄色い足跡マークが追加されたことを取り上げた。 記事によると、中国各地では長きにわたり、エスカレーターに乗る際は右側に立ち、左側は歩く人のために空けておくことが推奨されてきた。 しかし、エスカレーターにかかる力が不均衡となり故障頻発の原因となるほか、エスカレーターを歩くと危険であることなどから、上海の地下鉄では2012年に「左空け、右立ち」を推奨することをやめ、北京の地下鉄も18年にやめている。 上海のエスカレーターの「左空け、右立ち」が推奨されなくなって十数年が経過したが、今でも習慣的に右側に立つ人が少なくない。ネット上では、これは上海市民にとって「筋肉の記憶」であり、身についてしまったものを直すのは難しいとの声も聞かれると伝えた。(翻訳・編集/柳川) 続きをみる 編集部の感想: 上海での「左空け、右立ち」は、推奨されなくなったにもかかわらず根強い習慣が残っていることに驚きました。人々の「筋肉の記憶」によるものだという指摘も興味深く、変化には時間がかかることを実感します。安全性を考慮しつつ、新しい習慣が浸透することを願っています。

      王選手のラケット検査で損傷

      2025年5月20日20:10RecordChina王楚欽選手のラケットが検査段階で損傷発生、国際卓球連盟が声明2025年5月20日19:30RecordChinaカタール・ドーハで開催中の2025年国際卓球連盟(ITTF)世界卓球選手権大会は19日午後、混合ダブルス16強戦において、中国の王楚欽選手のラケットが試合前の検査段階で損傷する事件が発生しました。 ITTFと中国卓球協会はこの問題を非常に重視し、同日の試合がすべて終了した後、この事件について特別会議を開き、意見を交わしました。 双方は十分な討議の結果、ITTFと会場側は監視カメラの有無を確認し、結果を速やかに報告すること、ITTFは引き続きラケットの損傷原因を調査し、書面による調査報告書を作成することで合意しました。 ITTFはさらに声明を発表し、同組織は常に試合の公平性と公正性の擁護に力を入れており、今回の事件を契機に、試合の組織運営と管理業務をさらに改善し、選手の装備に対する保護を強化し、同様の事件の再発防止に努めると表明しました。(提供/CRI) 続きをみる 編集部の感想: 王選手のラケット損傷のニュースは驚きです。試合の公平性が重要な卓球の世界では、こうした問題が選手に与える影響は大きいでしょう。ITTFの迅速な対応に期待しつつ、再発防止策が実施されることを願います。

      Views: 0