🧠 あらすじと概要:
あらすじ
「ナミビアの砂漠」は、心の内面と現実の生活が交錯する物語です。物語の中心にいるカナは、日常生活の中で様々な感情の葛藤を抱えています。彼女は、愛や心の脆さを感じながら、時には涙を流し、時には喜びを見出します。彼女の生活には、心の安定を揺るがすような暴力や感情の抑圧が絡んでおり、それが彼女の人間関係にも影響を与えています。
記事の要約
この記事では、映画「ナミビアの砂漠」を通じて、心の脆さや愛の複雑さについて考察しています。主人公カナの感情の動きは、日常の中での人間関係や恋愛における共感や不安定さを反映しています。筆者は自分自身の恋愛体験を踏まえながら、誰かを好きになるということがもたらす感情の変化や、周囲の影響を受ける心の状態について語っています。また、ナミビアの自然の美しさや、遠く離れた場所にも生命が息づいていることに癒しを感じ、自身の心の支えにしているという視点も共有されています。河合優実さんの演技やファッションも称賛され、映画の魅力が伝わる内容となっています。
「あんのこと」を試聴して完全に河合優実さんにハマったので、主演作をもう一本。なんか、擦り切れそうなリアルさが、「愛がなんだ」を彷彿させた。なんというか、こうなることってあるよねと心が少し痛いし、なんだろう、少し共感性羞恥というか….自分を見ているみたいでいたたまれないというか。誰かと付き合い始めると、だいたい私は弱くなる。前は一人で大丈夫だった時間も相手がいないとさみしくてダメになったり、前は一人でできていたことも一緒にやって欲しくてわがままになったり。一人では滅多に泣いたりしないのに、相手がいるとすぐに涙が出たり。まあ、要するに甘えているんだよね。小さな子供が転んだ時、周りに大人がいなければ泣かないって聞いたことあるけど、それとおんなじだと思う。小さな子供と同じ。精神年齢が幼くなっているのか?大切なものや人ができたら、失うのが怖くて弱くなる気がする。でも、たとえば親っていうのは、守るべき子供ができたら強くなるようなイメージもある。失いたくないという怖さが、守るための強さに変換されるのかな。まさに竈門炭治郎だ。まあ、私は親にはなったことがないから、親の強さの根源は分からない。ただ、好きな人や恋人ができたら、弱くなるのは経験があるから知っている。弱くなるというか…心がその人に持っていかれて、小さなことで一喜一憂したり、泣いたり、眠れなくなったり。バカみたいだなぁと思うけど、誰かのこと本気で好きになっても、常に情緒が安定してる人って、いるのかな?最近はさ、自分の機嫌は自分でとるとか、尽くしすぎると飽きられるとか、追われる女になる方法とか、そんなのばっかり目にするような気がするけど…そういうのが現代の「いい女」だとすると、私は一生いい女にはなれないわと思う。失礼な話かもしれないけど、たとえ付き合っていても、相手に私がそれほど夢中になっていなければ、そんなに情緒不安定にはならない。心が持ってかれていると、だめ。もういい大人だし、心が持っていかれるのって相当疲れるし、結婚するのは2番目に好きな人がいいとか聞いたことあるし、そんな感じの温度感で付き合う方がお互いいいのかなと思ったりすることもあるけど…いや、その温度感ならもう、付き合うに至らない、至れないんだよな。つくづく自分面倒くさいなと思うけど。そうまでして誰かと付き合いたいと、今は思ってないからなんだろうね。本気で好きな人と付き合うと、だいたい私がわがままになって不安定になってダメになる。とりあえず相手が好きだと言ってくれるから付き合っても、長続きしない。恋愛不向きかもーと思うけど、もう最後に人と付き合ったのって数年前だから、今の自分がどうなるのか、正直わかんない。とりとめもなくなってしまったし、映画の話からずれた。この作品は、こういう感情とはまた違うと思う。作品内では描かれていないけど、カナは家庭環境とかその他諸々が積み重なって、感情を抑圧するクセがついているような感じなのかな。さっきまでニコニコご機嫌だったのに、ほんの一瞬で地雷を踏んでしまって、爆発する。なんにせよ、どんな理由にしろ、日常に暴力があるっていうのは想像以上にしんどくて、精神の深い部分に影響を及ぼすものだと思う。暴力。暴力って、字面からして恐怖を覚える。言葉の暴力も身体の暴力も、とにかく人を萎縮させる。ところで、YouTubeで「ナミビアの砂漠」のライブストリームを検索して見ました。地の果ての砂漠の中の水飲み場。まさにオアシスのまわりに集まる動物たち。癒される。なにに癒されるかって、今自分が生きている半径300mくらい以外にも、この地球にはこういう世界が確かに存在していて、今この瞬間にオリックスが水を飲んだり、キリンが草を食べたりしているんだってことに、心が救われる。ああ、世界はここだけじゃないんだと思えることが、どれほど私の心を助けてくれるか。いつもその視点を忘れたくないと思う。難しいけど。同じ理由で私は、星野道夫さんの「旅をする木」という本を心の支えにしているのですが、その話はまたこんど。なぜこれを作品中でカナがいつも見ていたのか…少しだけ、わかる気がした。これから頻繁に寝る前に、これを流しっぱなしにすると思います。さいごに。河合優実さん、露出してもいやらしくならないヘルシーさが本当に魅力的でした。シンプルで軽やかなファッションがかわいくて、夏に真似したくなりました🌻
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