ナイキの「温めて揉む」ハイテクシューズ、5月17日に北米発売へ–約13万円 – CNET Japan

　CES 2025でNikeとHypericeが披露した温熱・加圧機能付きシューズの発売日と価格がついに決まった。この「Hyperboot」は5月17日から北米向けにオンラインで発売予定で、価格は899ドル（約12万8000円）。

　NikeとHypericeがウェアラブル製品と位置づけるHyperbootは、運動前に足を温め、運動後には回復を促す。温熱パッドや圧縮ソックスの発想を取り入れ、内蔵の加熱機能と空気圧マッサージ技術でこれを実現している。

　米CNETの元モバイル担当シニアライターであるLisa Eadicicco記者は1月にこのシューズを試着する機会を得た。

　同記者はラスベガスのデモルームをこのシューズで歩きながら、「確かに中の熱を感じる」と語った。Hyperbootは足首と足をマッサージしながら圧迫する。米CNETのテストでは足首周辺が特に温かく感じられた。

　シューズに搭載されたボタンでは、加圧と温熱のレベルをそれぞれ3段階から選べる。

　「Hyperbootは2つのエアブラダー（空気袋）を使ったシステムを搭載し、シーケンシャルな加圧パターンを実現するとともに、熱効率に優れた発熱体と組み合わせてアッパー全体に均一に熱を分散させる」とNikeは説明している。

　バッテリーは温熱と加圧を最大にした状態で1〜1.5時間、マッサージのみなら8時間持続する。USB Cケーブルでの充電時間は5〜6時間だ。サイズはS、M、L、XL、XXLの5種類から選べる。

Nikeの発表