土曜日, 5月 17, 2025
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トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦(映画感想)いろは

🧠 あらすじと概要:

あらすじ

「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」は、1980年代の香港を舞台にした武侠映画です。密入国した青年チャンは、黒社会に追われる中で九龍城砦へと逃げ込み、そこで仲間たちと友情を深めながら、激化する抗争に巻き込まれていきます。彼は、仲間や先輩たちとともに、信念をかけた戦いに身を投じ、九龍城砦での生活を通じて成長していく物語です。

記事の要約

感想文では、著者が友人に誘われて映画を観に行き、武侠映画の魅力に触れたことが語られています。特に、九龍城砦の精巧なセットや映像美、ダイナミックなアクションに感銘を受け、彼の思い描く生活者としての憧れを語ります。また、登場人物の関係性や人間模様も温かく描かれており、特に世代間の問題についての考察が印象深いと述べています。映画を通じて得た興味から、武侠映画の更なる推薦を求めています。

トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦(映画感想)いろは

いろは

今回はダラダラと語っていこうかと思います。

普段アクション系の映画は観ないのですが、友人に誘われ映画館へ。2019年まで存在した九龍城砦を元にした「ウェアハウス川崎」というゲームセンターがあり、そこに足を運んだことがきっかけとなって今はなき九龍城砦に魅了された。今回は「九龍城砦がどう描かれているのだろう!!」という理由だけでふたつ返事で観に行く!!!と言い友人と映画館へ足を運んだ。

「武侠映画」というものを初めてみて、今までみたアクション映画ともヤクザ者とも何かが違う…!!とまず興奮した。つか、武侠ってなに?と思い、調べてみた。

中国の小説や映画、漫画などにおける題材の一つ。武術を得意とする侠客(義侠を重んじる人間、しばしばやくざ)を登場人物とし、活劇を中心に描く。武俠における「俠」とは、己の信条に則って正義のために行動しようという精神のあり方であり、そこに手段としての武術、すなわち「武」が加わったものが「武俠」である。

内容は多様で、一概に述べるのは難しいが、勧善懲悪や義理を主題とした作品が多く、武術による闘いの他に、冒険、恋愛、復讐、謎解き、伝奇、史実、喜劇など、様々な要素が1つの作品に盛り込まれている。作品によっては、登場人物は超人的な武術を駆使して闘いを繰り広げることもある。

色んなところから引用


ストーリー

1980年代の香港で、密入国した青年チャンは黒社会から追われ九龍城砦に逃げ込む。そこで出会った仲間たちと友情を育むが、激化する抗争の中で信念をかけた戦いに身を投じていく。

感想
十億円程掛けて作られたセットは圧巻。映像美としても素晴らしいし、それを活かしまくった動線でのアクションも興奮なりやまぬものだった。もう一回みたいなぁ。一時期セットの一部が一般公開されていたようで、逃した…!!クソッ…!!!と思っている。

九龍城砦の人々の生活もよく描かれており、またそこでの生活者や兄気分や弟子との人間模様も、苦味すら前振りと感じる程に心温まる様に描かれている。

特に、上の世代の問題を下に負わせるべきではないという考えや、九龍城砦では人々が支え合えるように統治してる姿に、「アニキ……!!!!!!ついていきます…!!!!」とふたつ返事しそうになるほど胸を熱くした。(私は映画の外にいるのに…)出てくる登場人物一人一人が粒立っていて、まるで少年漫画を読んでるようだとも感じたな。

主人公は最初は野良犬めいた様子だが、次第に九龍城砦に受け入れられる中で居場所を見つけ、屈託なく笑えるようになる。しかし、どんでん返しや様々な裏社会での因縁などから物語は勢いよく展開が進んでいく。(他の登場人物も色々語りたいが長くなるので割愛。)

その途中途中で九龍城砦の中の生活者達との温かいシーンもとても心に染みる。私は九龍城砦の営みにとても憧れがあるので、この映画の中に生活者として自分を投影する妄想が広がり嬉しくなった。これもまた、素晴らしいセットや際立ったアクション、そこに緩急のある生活シーンがあるおかげだろう。

また、気功を使うシーンが度々あるのだが、終盤の王九という人物が使っている気功はあまりにも現実離れしすぎて「ここだけフィクション感が際立ちすぎてるな〜」と思いながら映画を見終わったが、後々知ったのは、「神打」というものがあるらしいということ。

中国の民間伝承に登場する神秘的な魔術である。神宮師として一般的に知られている演者は、一連の儀式を行って霊を召喚し、自分の体に憑依させた後、熱した油を体に注いだり、剣や銃に対して無敵になったりするなど、さまざまな困難な技を披露します。演者たちは神々に守られているので自分たちの身体には何の害もなかったと主張した。心理学に詳しい専門家の中には、これは人間の恐怖心を抑制し、通常の状況では発揮されないような潜在能力を引き出す自己催眠の力だと指摘する者もいる。後漢末期、道教徒は六人神宮を創設し、これは道教護符流派の支部の一つに含まれていました。

Wikipedia より

当初、王九は「神打」という伝統奥義によって身体を無敵化させるという設定だったよう。中国では「カルトや迷信を広める」と判断される映画は上映できないという規制がありにそれでもダメ元でやったが、「やっぱりダメだったので編集の時点で気功という設定に変わり、それを印象付けるようなカットもいくつか撮り足して。まあ見た目は神打も気功もそんなに印象は変わらないと思うんで。」と、インタビューで語られていて面白かった。

「武侠映画」というものをみたことがなかったのですが、今回でとても興味を持ったのでオススメがあれば是非教えてください。

いろは

春、@soring_gmからの移行です。Instagramは、主に病んでいた時期に撮影してた風景写真です。(アカウント乗っ取られて自分でも見ることしか出来ない)自分が見てた景色が結構好きなので、暇だったらストーリー等見ていってください。



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