火曜日, 5月 13, 2025
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トランプ氏の中東訪問、サウジからの投資1兆ドルは困難な見通し – Bloomberg



米国のトランプ米大統領は、13日ー16日の日程で中東を訪問している。同氏は、サウジアラビアから1兆ドル(約148兆円)の投資約束をとりつけたい考えだが、サウジの経済変革という巨大な野望と、利害が衝突する可能性がある。

  ブルームバーグ・ニュースの推定によると、石油依存の経済を多角化するというサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子の計画には、2 兆ドル近くの費用がかかる見通しだ。この計画に詳しい関係者や米国政府の予測、サウジアラビアの推定、調査会社ミードのデータに基づいて算出した。世界経済におけるサウジアラビアの役割を大きく変える、壮大な計画だ。

  何十年にもわたり国内支出を上回る収入を得ていたサウジは、海外に投資できる巨額の余剰資金を持っていた。ところが、高い国内支出と原油価格の下落により、状況は反転した。原油は依然として膨大な現金を生み出しているものの、サウジ経済の変革には多額の費用がかかる。

  米国務省の推計と建設関係者によると、完成時に1.5兆ドルを超える可能性がある未来都市プロジェクト「ネオム」をはじめとする巨大投資プロジェクトで、サウジの赤字額は増大している。ネオムは2017年に発表された際、5000億ドルのコストが見込まれていた。

  サウジは、2030年のバンコク博覧会、34年の国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ、27年アジア・サッカー連盟(AFC)アジアカップなど、大規模な投資を要する複数の国際イベントも開催する予定だ。ネオムの一部、トロジェナプロジェクトは、29年アジア冬季オリンピック向けに、30キロメートルのスキー場を新設する。



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