「セルロイド・クローゼット デジタル・リマスター版」のポスタービジュアルと予告編が公開された。
LGBT活動家であったヴィト・ルッソの著書をもとに1995年に製作された「セルロイド・クローゼット」は、ハリウッド映画が同性愛をどのように描いてきたのかに迫るドキュメンタリー。俳優や監督、プロデューサーへのインタビューを通して表現の痕跡を明らかにしていく。監督を務めたのは、のちに「ナチ刑法175条」「リンダ・ロンシュタット サウンド・オブ・マイ・ヴォイス」を手がけるロブ・エプスタインとジェフリー・フリードマン。
映画草創期から1994年の作品まで、120本もの豊富なフッテージを用いた本作。ポスターには「クリスチナ女王」のワンシーンが使用された。YouTubeで公開された予告編では「チャップリンの舞台裏」「理由なき反抗」「ベン・ハー」「真夜中のパーティー」「ミセス・ダウト」「テルマ&ルイーズ」などの映像や、トム・ハンクス、ウーピー・ゴールドバーグ、シャーリー・マクレーン、スーザン・サランドン、ハーヴェイ・ファイアスタインらが証言する様子を観ることができる。
「セルロイド・クローゼット デジタル・リマスター版」は6月14日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。
映画「セルロイド・クローゼット デジタル・リマスター版」予告編
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編集部の感想:
「セルロイド・クローゼット」のリマスター版が公開されることは、映画におけるLGBTQ+の歴史を再評価する貴重な機会ですね。トム・ハンクスなどの著名人が登場することで、さらなる注目が集まりそうです。このドキュメンタリーが新たな視点を提供し、観客に感動をもたらすことを期待しています。
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