🧠 概要:
記事の概要
この記事は、著者が特定保健用食品(トクホ)、特に「特茶」を使用して体重や体脂肪率を減少させた経験を綴っています。著者は、データの記録や自動化の重要性を強調し、健康管理においてどのようにデータを活用するかを説明しています。
要約
- 特茶の効果: 特茶を飲むことで体重減少が見られたが、他の要因も影響している可能性がある。
- データの記録: 健康管理には「記録」を継続することが重要である。
- 自動化のスキル: データを手動で記録するのではなく、自動的に記録する仕組みを導入することが推奨される。
- 機器導入: 体重計や血圧計などのデバイスを使用し、データを自動的に集める方法を紹介。
- ヘルスケアデータの解析: iPhoneのヘルスケアアプリを利用して、長期的なデータを分析することができる。
- 早期のデータ構築: 自分のヘルスケアデータを早くから蓄積し、健康維持に役立てることの重要性を訴えている。
特茶の購入額(縦棒)と体重(折れ線)を表したグラフです。
特茶購入金額と体重
特茶の購入額は、Amazonの個人データダウンロード(アカウントから開示申請できる)を行い、そのデータ(私の場合は20年分)より、「特茶」の購入金額を日時データとともに抜き出しました。そのグラフに、iPhoneのヘルスケアアプリから全データをXML形式でダウンロードし、ChatGPTとRを用いて、データを展開し、グラフ化しました。
(自己データの解析方法などは、必要があれば続きの記事で解説しようかと考えてます)
特茶を飲み始めたタイミングと、体重の減少は関連しているように見えますが、実際には、関連性の有無はなんとも言えないです。特茶を飲むことで運動やカロリーを意識するので、そのほかの第3要因が影響している可能性も十分にあります。
なので、ここでは、特茶の飲用回数ではなくて購入金額として示しています。(なんでや)
同様の集計で、体脂肪率を見てみましょう。
特茶購入金額と体脂肪率
同じような感じで体脂肪率が改善していますね。
飲むよりも、まず「記録」を始めることが大事!
痩せたい、体重を落としたい、お腹を引っ込めたい、などお父さん方やお姉さん方にも欲が出てくる時期はあるでしょう。欲じゃなくても健康のために、血圧のために体重を落としたい、など色々な理由はあるでしょう。
痩せることは誰でも可能だと思います。トクホを飲めば痩せるというわけではないですが、
ただ一つ、「記録」をする、その「記録」を継続すること、そのことが、健康的に痩せる、健康を維持するために役立つことを私は示したかったのです。
記録するには、手帳に手書きで書くとか、アプリに数値をぽちぽち入力するとか、そういった面倒な手続きは不要です。むしろ、そういった根気を必要とする努力はダイエットの妨げになります。
私が、薬剤師のための「スキル」が大切だと、色々な記事で言っていますが、健康を保つ、ダイエットをするのにも、ある種の「スキル」が必要だと思います。
仕事にも、健康維持にも、両方に共通するスキルは、
それは、「自動化するスキル」だと思います。
手作業で行わなくても、自動的に記録、蓄積、分析してくれるシステムを導入するのです。
では、私がどのように、これを自動化しているか、一部を紹介しています。
記録するために導入した機器(初期投資)
私の当初の目的は「体重」や「体脂肪を減らす」、「お腹を引っ込める」ことでした。
体重計は自宅にはありましたが、全く使っていなかったです。
たまに乗って、太ってるな、と認識する程度でした。
それは、その「瞬間」の、点のデータでしかありません。
体重のデータなどは特に連続性がないとあまり活用できません。逆にそのような線のデータが自分の変化を教えてくれるのです。
そこで、そのデータの取得を自動化しようと考えたのがこれです。
(アフィリエイトリンクで恐縮です)
2019年12月に購入し、当時、これを激褒めして何度もツイートして紹介した体重計です。オムロン純正アプリを介して、iPhoneのヘルスケアアプリに取り込むことができます。今でも使っています。
これだけで、体重、体脂肪率、体年齢、骨格筋率などのデータを得ることができます。
さらに私は、血圧計として、
同じオムロンのBluetooth連動のものを使用して、同じようにヘルスケアアプリに取り込んでいます。
これらの初期投資を行うことで、自動的に自分のヘルスケアデータを取得するシステムが出来上がりました。
月額課金などはもちろん不要です。
この血圧計、患者さんに教えたら、患者さんも購入して喜んでいました。
あとは、Apple Watchで心拍数を取得しています。
もうApple Watchもボロボロになってきましたが、まだ壊れていないので買い替えは検討していません。ほかのアナログの時計にも変えようかとおもいましたが、「データ取得」のためには、どうしても手放せません。
自分のヘルスケアデータを解析する
私の、iPhoneのヘルスケアデータは、数年分、圧縮しても数十メガの大きさがあり、展開するのには時間がかかります。脈拍も何年も常に測り続けているので、当然とんでもないデータの量になります。次の稿で、この解析の方法を説明しようと思います。
なお、解析はiPhoneのヘルスケアアプリで解析してわかりやすく示してくれるので、特に私のように分析するために抜き出したい、という人以外は不要な手続きです。��かの行動や、飲食、トクホなどとの関連性を確かめたい、という方は次の稿もぜひお読みください。
最後に一つだけ、大事なことを言います。
自分の体重や体脂肪、脈拍、歩数など、過去のデータは取得、記録していなければ、いくらお金を積んでも買えません!すこしでも早く、自分のヘルスケアデータの構築を開始してください。早ければ早い方がいい、いくら早くても早すぎることはない。必ず、将来の自分に役立つと思います。すぐにでもデータ取得を開始してください。
そしてそれを続けてください!!
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