木曜日, 5月 22, 2025
ホーム転職ディズニーでも笑えなかった私が、少しずつ回復するまでトカイナカ何者でもない私

ディズニーでも笑えなかった私が、少しずつ回復するまでトカイナカ何者でもない私

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概要

この記事は、著者が教師を辞めた後の無気力な日々を経て、ディズニーランドでさえ楽しめなくなった経験から、自身の心の深刻な状態に気づく過程を綴ったものです。その後、アルバイトを始めることで少しずつ日常を取り戻し、再び働き始めるまでの心の変化や回復の道筋が描かれています。

要約の箇条書き

  • 著者は教師を辞め、半年間無気力な状態を経験。
  • 大好きだったディズニーランドに行くも、楽しさを感じられず涙が出る。
  • “ディズニーですら笑えない”ことで、自身の心の壊れた状態に気づく。
  • 生活費に困り、アルバイトを始める決意をする。
  • 大学時代の店主に再び迎え入れられ、支えられながら日常を取り戻す。
  • 小さな挑戦(電車に乗る、人と話す等)を通じて心が前進する。
  • 転職活動を始めるが、厳しい現実に直面。
  • 自己否定に悩むが、最終的に一社から合格の連絡を受ける。
  • 働く意欲を再燃させ、ある人との出会いが人生に新たな変化をもたらす。

ディズニーでも笑えなかった私が、少しずつ回復するまでトカイナカ何者でもない私

トカイナカ何者でもない私

2025年5月22日 08:49

先生を辞めたあと、私は半年ほど無気力な日々を過ごしていました。何もやる気が起きず、ただ1日が通り過ぎていく。そんな時間が続きました。ある日、友達に誘われて大好きなディズニーランドに行ったときのこと。かつては心が躍ったはずの場所なのに、楽しいという感情が全く生まれず、身体だけがどんどん疲れていく。ついには突然、涙がこぼれました。“ディズニーランドですら笑えない”という事実に、私はようやく自分の心が本当に壊れてしまっていることに気づきました。

生きるために始めたバイト

生活費にも困るようになってきて、「このままでは本当に飢え死にしてしまう」と焦りを感じ、ようやくアルバイトを始める決意をしました。

大学時代にお世話になっていたお店の店主が、もう一度私を迎え入れてくれたのです。

仕事終わりには「ご飯食べて帰りな」と連れて行ってくれたり、営業後の残りのおかずを「持って帰りなさい」と渡してくれたり。まるで親のように私を支えてくれたその店主の存在は、社会との再接続の一歩を優しく照らしてくれました。そのおかげもあり、私は少しずつ、日常を取り戻していきました。電車に乗る、人と話す、外に出る。

そんな小さな行動一つひとつが、壊れてしまった心にとってはとても大きな挑戦であり、そして前進でした。

再び働きたい。でも、どこで?

そしていよいよ、転職活動を始めることに。しかし現実は甘くなく、ある面接では「あなた、搾取されやすそうだよね」と面と向かって言われたこともありました。そんなことを言う会社に、自分の大切な時間と労力を捧げる気にはなれませんでした。私は、私のことを受け入れてくれる会社で働きたい。それだけを信じて、履歴書を書き続けました。

再び自己否定の波に飲み込まれそうになった頃、ようやく一社から合格の連絡をもらいました。

心に、はじめて灯った光

あのとき「働いてみよう」と思えた場所が、私の人生をそっと前に押してくれました。そして私は、やがて“ある人”と出会い、人生がまた大きく動き出していきます。

トカイナカ何者でもない私

何者でもない私の日常。都会⇄田舎暮らし。30歳 / 会社員 / 1児の母 / 農家の嫁/ 元教員“トカイナカ”の狭間で生きるワタシの記録。



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