EV市場にとって波乱が予想される年の始まりに、電気自動車の販売が大きく伸びている。

 2025年の第1四半期、米国で30万台以上の電気自動車(EV)が売れた。これは前年同期比10%以上の伸びだ。また新車販売全体の7.5%を占め、2024年同時期の7%から成長している。

 ただし、すべての自動車メーカーがこの成長の恩恵を受けたわけではない。アキュラ、アウディ、シボレー、ホンダ、ポルシェといったブランドの新型EVが販売を押し上げている中、GM(ゼネラルモーターズ)は特に好調で、グループ全体で3万台以上のEVを出荷した。一方で、テスラの販売は前年比で9%減と大きく落ち込んだ。

 この販売増の背景には、先行きの不透明感がある。1月に就任したドナルド・トランプ大統領が導入した新しい国際関税が、自動車業界に大きな影響を与えると見られている。米国で販売されているEVのうち輸入車は3分の1に過ぎないが、それでもトランプ関税によってEV製造に不可欠な鋼鉄やアルミニウムといった材料のコストが上がる見込みだ。

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この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。



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