Teslaは6月12日にテキサス州オースティンでロボタクシーの運用を開始する計画だと、Bloombergが報じている。
Bloombergが計画に詳しい情報筋の話として伝えたこの日程は、オースティンで6月に運用を開始するとした、Teslaの最高経営責任者(CEO)Elon Musk氏の発言とも一致する。
Teslaは2024年10月、ワーナーブラザーズスタジオで開催したイベントでロボタクシー「Cybercab」とその展開に向けた計画を発表した。その際、Musk氏は車両の価格を3万ドル(約430万円)未満とし、生産を2026年に開始するとしていた。そのため6月に稼働するのは「Model Y」など既存のTesla車になる可能性が高い。最大20人が乗れる大型の「Robovan」は今回のローンチには含まれない見通しだ。
29日、Musk氏はXへの投稿で、Teslaがオースティンの公道で自動運転のModel Yを「無事故で」テストしていると明かし、「来月、工場から顧客への最初の自動配送を行う」とした。
Fortuneによると、オースティン市当局は、初動対応用のガイドブックやローンチ時の自動運転レベルといった重要な情報をTeslaからまだ受け取っていないという。
Waymoはすでにオースティンで約37平方マイル(約96平方km)をカバーする自動運転配車サービスを展開しており、Uberと連携して運行している。
Teslaの広報担当者は追加情報の依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
🧠 編集部の感想:
テスラのロボタクシーの運用開始がいよいよ間近で、業界の競争が激化する中での新たな一歩を感じます。自動運転技術の進化は今後の交通手段を大きく変える可能性があり、ワクワクします。ただ、オースティンの市当局が必要な情報を受け取っていない点は気がかりで、スムーズな運用が可能になるか心配です。
Views: 0