Appleはヘッドセット型のスマートグラス端末として「Vision Pro」を展開しています。その売り上げは絶好調とはいえませんが、ティム・クックCEOはもっと小型でスリムなスマートグラスを求めて開発プロジェクトを進めていることがうわさされています。

Apple Vision Pro 2 Details, Low-Latency Headset, AR Glasses; iPadOS 19 Details – Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/newsletters/2025-04-13/apple-vision-pro-2-details-low-latency-headset-ar-glasses-ipados-19-details-m9flf1fd

Tim Cook really wants Apple Glass to become a reality
https://appleinsider.com/articles/25/04/13/tim-cook-really-wants-apple-glass-to-become-a-reality

AppleはVision Proの開発に数十億ドル(数千億円)を費やしており、性能においては素晴らしい端末が世に出ていますが、非常に高価なこともあって売り上げは芳しいとはいえず、生産は当初予定よりも縮小されています。

Apple Vision Proの需要がなさ過ぎて生産縮小へ – GIGAZINE


さらに、Macと接続して使えるARメガネの開発も中止になったと報じられていました。

AppleがMacと接続して使用するARメガネの開発を中止か – GIGAZINE


ところが、ティム・クックCEOは「1日中着用しても気にならないような、軽い真のARメガネ」を求めているとのこと。Apple情報に詳しいBloombergのマーク・ガーマン氏は関係者から、クックCEOはこの考えを会社の最優先事項にしていて、Metaよりも先に業界をリードする製品を作ることに執念を燃やしているという証言を得ています。

軽量なARメガネとしては、Metaがサングラスブランドのレイバンと共同で「Ray-ban Meta」を展開していますが、これはクックCEOの目指しているものとは違うとのこと。

MetaがスマートグラスのRay-Ban Metaをアップデートしてライブ翻訳&ライブAIを追加 – GIGAZINE


軽量なARメガネを実現するためには、高度な処理能力をヘッドセットよりも小さなメガネ単体に持たせることは難しいため、ペアリングしたiPhoneで適宜処理やレンダリングを行うことによって軽量化を図るなどの工夫が求められることになり、もしうまくできればAppleはウェアラブル・エレクトロニクスの分野で大きなリードを奪うことができるのではないかという見方を、ニュースサイトのAppleInsiderは示しています。

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