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ダンスで宮沢賢治の世界へ!KAAT×TJPが新作公演を発表

ざっくり内容:
KAATとTJP(ストラスブール・グランテスト国立演劇センター)の共同制作による舞台『ダンスマラソンエクスプレス(横浜⇔花巻)』が、2025年7月11日に神奈川県のKAAT神奈川芸術劇場で開幕します。この作品は、振付・演出を伊藤郁女が担当し、アジアとヨーロッパから集まった8人のダンサーが出演。彼らは、現代から戦後のポップシーンを背景に、宮沢賢治の文学世界へと観客を誘います。

特に、『銀河鉄道の夜』の原作である『ひかりの素足』をテーマに、ダンサーたちは特急列車のように時代を駆け抜け、日本の思想や文化を浮き彫りにしながら、宮沢の独特なオノマトペを表現します。

伊藤は、ダンサーたちの個性やチームワークの向上に自信を示し、「豪華な作品になっている」とコメント。彼女自身はヨーロッパを拠点に活動しており、KAATのキッズプログラムでも好評を博しました。今回の公演は、2025年7月13日までの予定で、長塚圭史がドラマトゥルグとして参加します。

出演ダンサーは、Aokid、Noémie Ettlin、岡本優(Yu Okamoto)、リンノスケ(Rinnosuke)、山田暁(Sato Yamada)、湯浅永麻(Ema Yuasa)、Léonore Zurflüh の8名です。

この作品は、さまざまな文化の断片を通して日本の豊かな精神に迫る装置となることが期待されており、舞台芸術の新たな可能性を提示しています。

編集部の見解:
KAAT×TJPの『ダンスマラソンエクスプレス(横浜⇔花巻)』、楽しみですね!伊藤郁女さんが振付・演出を手がけるこの作品は、まるで時間旅行をするかのように、現代から戦後、そして宮沢賢治の世界へと観客を案内してくれるんですね。

特に注目すべきは、アジアとヨーロッパのダンサーたちが一堂に会し、それぞれの文化や個性を融合させる点。国境を越えることで、私たちの認識する日本の文化が新たに照らし出されるのは、まさに現代のアートにおける重要なテーマの一つです。ダンスを通じて、異文化が交わることで生まれる化学反応は、観客にとっても新鮮な体験になるでしょう。

さらに、宮沢賢治の作品が取り上げられるとは、文学と舞台芸術が美しく交差する瞬間でもあります。『銀河鉄道の夜』のような幻想的なストーリーが、ダンサーたちのパフォーマンスによってどのように表現されるのか、今からわくわくします。

伊藤さんのコメントも心に響きますね。「本当のマラソン」という表現からも、練習や準備の厳しさと、それが生み出すエネルギーを感じます。まさに、アートは努力の賜物なのだと再認識させられます。

豆知識を一つ!宮沢賢治は実際に農業を営んでいたことも知られており、その経験が彼の文学に色濃く反映されているんです。自然や宇宙への愛が、今回のダンスにも影響を与えるのかもしれませんね。

公演を通じて、楽しいだけでなく、深い文化的対話も生まれると期待しています!

  • キーワード: ダンスマラソンエクスプレス


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