ざっくり内容:
映画『ロードゲーム』日本劇場初公開のお知らせ
2025年9月9日、オーストラリアの鬼才リチャード・フランクリン監督によるサスペンス・ロードムービー『ロードゲーム』が日本で初公開されることが決定しました。公開日は10月31日(金)です。この映画は、クエンティン・タランティーノが選ぶオーストラリア映画ナンバーワンとしても知られています。
背景と作品の特長
『ロードゲーム』は1981年に制作され、フランクリン監督の代表作とされています。彼は、大ヒット映画『パトリック』で評価を受けた後、敬愛するアルフレッド・ヒッチコックへのオマージュとして本作を制作しました。物語は、冷凍豚肉を運ぶトラックドライバー・クイッドが、バンの運転手を怪しむところから始まります。彼の追跡が、やがて自身に疑惑がかかる展開に進展し、孤独や恐怖が描かれています。
映画は、不気味な荒野や奇妙なキャラクターを使って、不安感を増幅させるスタイルが特徴です。特に緊迫した心理戦や、象徴的なぬい衣の描写が高く評価されています。
キャストと音楽
クイッド役には名優ステイシー・キーチが起用され、ヒッチハイカーのパメラ役には当時のホラー映画で名を馳せたジェイミー・リー・カーティスが演じます。音楽は『マッドマックス』シリーズのブライアン・メイが担当し、緊張感をさらに引き立てます。
結論
この映画は、オーストラリア映画の独自のセンスと、心理的なサスペンスを兼ね備えた作品であり、映画ファンにとって見逃せない一作です。公開を心待ちにしましょう!
編集部の見解:
『ロードゲーム』がついに日本劇場初公開とのニュース、ワクワクしますね!この映画が1981年に作られたにもかかわらず、未公開だったことが意外です。リチャード・フランクリン監督はオーストラリアのヒッチコックとも称されるだけあって、彼の作品には独自の緊迫感と心理的な要素が随所に散りばめられています。特に『裏窓』へのオマージュとしての設定が魅力的です。
クイッドを演じるステイシー・キーチの存在感や、独り言を喋るトラック運転手というキャラクター設定は、孤独感や恐怖感を際立たせていて、観客に強い印象を残すでしょう。実際、孤独や自己疑念というテーマは、現代社会にも通じるものがありますね。ご時世のストレスや社会的孤立感を抱える人々にとって、もしかしたらクイッドのキャラクターに共感できる部分が多いのかもしれません。
また、ジェイミー・リー・カーティスが出演している点もポイント高いです。彼女の存在感はホラー映画界において特別なもので、彼女が登場するシーンがどう展開されるのか、とても楽しみです。実は、カーティスは当時のホラー映画の女王として名を馳せていて、その後のキャリアも素晴らしいものでした。
この映画の公開が、オーストラリア映画への関心を高めるきっかけになると嬉しいですね。オーストラリア映画は独特の感性を持っていて、『マッドマックス』や『ピクニックatハンギングロック』など、他にも隠れた名作がたくさんあります。新たな視点でその文化に触れる機会をもたらしてくれることを期待しています。
10月31日、この映画がどう新たなファンを獲得するのか目が離せません!
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キーワード: 『ロードゲーム』
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